日刊ドットコムマスター★

ドットコムマスターに合格するためのブログです。

第21回 第2部 第50問

2013-08-21 09:57:12 | 第4章

次の図のネットワーク環境で、クライアントからプロキシサーバを経由してWebサーバにアクセスした。
それぞれのネットワークを流れるIPパケットのヘッダ部分①、②にあてはまる正しいアドレスをそれぞれ1つずつ選びなさい。
21250

a. 192.168.1.101
b. 192.168.1.128
c. 198.51.100.12
d. 203.0.113.10

コムたろう「この問題いつも迷うんだよなぁ・・・宛て先がwebサーバーなのかそれともプロキシなのか・・・。」

ドット先生「クライアントからプロキシ経由でwebサーバーにアクセスする際にはまずプロキシを宛先にするんだよ。」

コムたろう「そうなんだ!?じゃあLAN側とWAN側はどっちを選べばいいの?」


ドット先生「これはねぇ毎回迷うとは思うんだけどLAN側を選択してね。」
「LANの内側に居るクライアントからはLAN側のアドレスが見えているからね。そっちを使うんだ。」


コムたろう「はーい。じゃあプロキシからwebサーバへの通信はどうなるのかな?」


ドット先生「送信元はプロキシのWAN側のアドレス、送信先はwebサーバのIPアドレスだよ。」
「今度はプロキシがwebサーバーから返事をもらう必要があるから、インターネット上に居るwebサーバーから見えるWAN側アドレスを送信元アドレスにするんだ。」


コムたろう「プロキシが無い場合の問題もあるけど、プロキシがある場合はクライアントとプロキシ間は宛先をプロキシのLAN側を選べば良いんだね!?」

ドット先生「そのとおりだよ。では理解度を確認するためにコムたろうくんに質問!」
「プロキシが無い場合の問題を想定すると①の答えはどうなるか分かるかな?」

コムたろう「えーっと、プロキシを経由しない場合は直接宛先はwebサーバかな?」


ドット先生「よくできました。こういう系統の問題はよく出題される傾向が高いからしっかり送信先、送信元を押さえておくように!」

コムたろう「はーいわかりましたぁ。」






【 第21回 第2部 第50問 解答&解説 】
[解答]①b.②c.
[解説]
①プロキシサーバー経由でのWebサーバーへのアクセスはプロキシサーバーに渡されるパケットのIPヘッダ部分の
宛先IPアドレスはファイアウォールの内側用(LAN側)IPアドレスが指定される。したがって、192.168.1.128(b.)となる。

②Webサーバへ渡されるパケットのIPヘッダ部分の送信元IPアドレスはファイアウォールのWAN側IPアドレスが設定される。
したがって、198.51.100.12(c.)となる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿