トニセン曲の中で上位に入る好きな曲。ずーーっと昔の歌だよね。私はこの曲をずっと『堕天使の歌』と呼んできた。
おととい、この曲を繰り返し聴く機会があって、改めて歌詞の考察をし始めた。
以下、歌詞
↓↓
出逢うはずのない遠い世界に
姿を変えて君がいたんだ
やっと見つけた すぐにわかった
何故? 君は気づかないの?
ずっとずっと探してた たった一人時を超えて
名もなき星達の伝説
翼はもういらない 天空の罪人
許されぬ願いを放てば
揺れる水面 沈んでく 銀の月
見上げてごらん 遥か彼方に
変わることのない愛があるんだ
僕はここから見守るだけの
深い哀しみ背負って 今
希望から絶望へと風向きに逆らえない
ちぎれた翼 君に届け
光さえ知らない 深海の恋人
飛び込んで想いを遂げよう
空と海に引き裂かれた誓いを…
魂のカケラ 次の世まで輝き続ける
絶え間ない痛み 果てない孤独
何も畏れない 迷わず堕ちてゆく
僕は君の元へ
奇跡などいらない 永遠の恋人
水平線さえぎる運命
昇る太陽 この翼燃やしても
空と海に引き裂かれた誓いを…
↓↓
私が以前から漠然とこの歌に描いていたイメージはこう。
天使同士が許されない恋に落ちて、恋人(女性)の方だけ天界から追放された。
主役は深海にいる恋人を見つけたけど、彼女は彼に気づかない。
このくらい。何か元ネタがあるのかなーって思ってネット調べたけどわからなかった。アニメの主題歌か何かになってたらしいから、その内容と関係があったりするのかな?
考察書いてる人もいたけど、私がかんじてるのとはどうも違う(そもそも前編しか見つけられなかった)
と、いうことで、とりあえずこの度、自分なりに深掘りしてみる。
「出逢うはずのない遠い世界に 姿を変えて君がいたんだ やっと見つけた すぐにわかった 何故? 君は気づかないの? ずっとずっと探してた」ここまではこれまでの解釈でOK。彼女が見つかったのは深海で、過去の彼女がいるわけのない場所で、姿も魚とかに変わってて、彼女は記憶を無くしている。生まれ変わりだな!彼女は元は人間の方が良いかな?
「たった一人時を超えて」天使はみんな時を超えられるんじゃないのか?まぁ、でもヨシとしよう。
「名もなき星達の伝説」ナゾ。名もなき星たちの伝説に、人間が何かに生まれ変わるとかあったんだろうか?
「翼はもういらない 天空の罪人 許されぬ願いを放てば」翼はいらないから、恋人の元へ行きます。自分は罪人だしね。恋人の元へ行きたいという、許されない願いを放てば→
「揺れる水面 沈んでく 銀の月」?たとえば→水面が揺れるだけで、自分は行けなかった。銀の月が沈むだけで、自分は沈んで行けなかった。
「見上げてごらん 遥か彼方に 変わることのない愛があるんだ」
彼女に伝えているんですよ。上にいるよーって。
「僕はここから見守るだけの 深い哀しみ背負って 今」
海に入れなかったから見守るしかないんですね。切ないなー
「希望から絶望へと風向きに逆らえない」
彼女を見つけた希望から、海に入れない絶望。風向き?風向きはわからない。風向きに逆らえないんだから、絶望しかないってことかい?
「ちぎれた翼 君に届け」
とりあえず、翼だけでも送ります。
「光さえ知らない 深海の恋人 飛び込んで想いを遂げよう 空と海に引き裂かれた誓いを…」飛び込んで想いを遂げようとしたけど、できなかった。恋人時代に“ずっと一緒にいよう”とか誓いあったのかな?それが引き裂かれてしまったと。
「魂のカケラ 次の世まで輝き続ける 絶え間ない痛み 果てない孤独 何も畏れない 迷わず堕ちてゆく 僕は君の元へ」
天使のくせに次の世とかあるのかナゾだけど、自分は生まれ変わっても忘れないよ。どんな痛みも孤独にも耐えて、君の元に堕ちていく(落ちていく?)覚悟はあるんだ。何かに阻まれてできないんだけど。
「奇跡などいらない 永遠の恋人 水平線さえぎる運命 昇る太陽 この翼燃やしても 空と海に引き裂かれた誓いを…」
奇跡…はあったほうがいいんじゃないかい?奇跡を起こして海の中に入れてもらった方が……。ちがうか。
奇跡なんて無くても、すでに永遠の恋人です。私たちの仲は水平線に遮られてしまったけれど。水平線から昇る太陽がこの翼を燃やしても、私はあの誓いを守りたい。
なんとかまとまったぞ。
だかしかし、歌詞はステキなのに、解釈文が全くステキじゃ無くて残念だ。解釈するもんじゃないのかもしれない。漠然と「ステキだ〜」っておもってるのが正解だったのかも。