二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

バンコクは

2011-04-24 23:30:51 | 日記







もう六回目なので、観光する所はありません。
のんびりしてます。とは言ってもまずバスマップが必要です。
昼前にようやくホテルを出て、カオサン通りを物色して本屋を見付けます。チェンマイとバンコクの地図を購入します。150バーツ。次に両替所です。不良債権かと思われた中国元がバーツに変身出来そうです♪
出来ました(笑)いや良かった良かった。1600元もあったので、責任問題に発展する所でした。ホッとして昼飯です。勿論乾杯から始まります♪
バスでファランポーン駅へ。時刻表が欲しかったのですが、本屋で聞いても無いそうです。駅のインホメでそれらしき紙があったので指差すと、紙が二枚出てきました。これでほぼ網羅されちゃうんでしょうねぇ(笑)
ここから地下鉄に乗れます♪昔は無かったので初乗車です。通路を狭めてゲートがあります。勿論ブーッと鳴りますから足留めです。バックを開けて中をライトで照らしますがお座なりです。本気のテロリストをこんな検問で見付けられると思ってるのでしょうか?
スクンビットのHISを尋ねます。待合い客で一杯ですが、ほぼ日本人です(笑)
営業時間を過ぎてやっと呼ばれて、チェンマイ往復の寝台車をゲット出来ました♪
カオサンって本当に不便な所にあります。地下鉄でファランポーンに戻ってバスが一番安い帰り方です。26+8バーツ。カオサン通りに戻って焼きそばを食べた後お馴染みのビアホール。バドガールみたいな女の子が、タイガービアッ?覚えていてくれたようです。

シェムリアップ→バンコク

2011-04-24 12:07:05 | 日記
朝六時に起きてドアを開けると、ノブに充電器がぶら下がってました。2人は早起きして行ったんだ、感心感心。
カウンターでチェックアウト!と言うと、女主人は頷いて帳面をめくりますが、なんと私の名前がありません!チェックインしてなかったようですっ(笑)
いや、笑ってられませんね。フエで入力したのは何だったんでしょう?返信メールまで来たのに?
システムだけ作って、人材は育ってないようです。
8時20分頃、ボロの大型バスでピックアップされます。西洋人も適当に乗ってるから大丈夫でしょう。ただしシンカフェと違い水もお手拭きもありません。
しょっちゅうギアが滑って空回りしてます。冷房だけは迷惑なくらい利いてます。汗がすっかり乾いて、寒くなってきます(笑)
バスはすぐ郊外に出て、クラクションを連打しながらバイクやトラックを追い抜き続けます。天井から下がったテレビで歌謡曲を流しはじめ、音の洪水です(泣)昨夜、くずレアルとバーツ貨幣をゆうちゃんと交換しましたが、冷静になって考えれば、かなりの差があります。とうとう日本人にもぼられました(笑)いや、冗談ですが。
11時頃、バスが止まってボーダーっと言われました。リュックを担いでロータリーの向こうのそれらしき窓口に向かいます。パスポートに付いてた出国用の紙を剥がされ、無事通過。多分そのまま前に進むのでしょうが、周りの西洋人にくっ付いて歩いていれば正解でしょう。タイやカンボジアと思しき人達とは微妙に流れが違います。200m位歩いて、左手のクーラーが効いた建物に入ります。係員にイミグレーションカードを渡され、列に並んで書き込みます。どんどん捌けていくタイ人の列と違って遅々として進みません。やっと順番が来てパスポートを出すと、カードを突っ返されて、泊まるホテル名を書けと言ってます。カードには欄がありますが、そんな突っ込みは初めてですっ(いつも空欄で通過してた)争っても仕方ないので、バンコクホテルとサラサラ書きます。それでOKです。
みんなが通過するのを待ってる間にトイレに行きます。
ここでゆうちゃんの貨幣が役にたちました。3バーツ。乗り換えの車はバンです。しかもすし詰めです(泣)外もロクに見えませんが、相変わらず冷房だけはガンガン利いてます(笑)
途中二回兵隊に止められ、車内チェックされます。カンボジア夫婦は下車してチェックされてます。昨夜ふみちゃんが、国境なんかやばいらしーっすよーと楽しそうに言ってたのはこれですね。ま、のんびりしてます。道路は4車線になり、ガンガン飛ばします。バイクの数もぐっと減りましたっつーか殆どいません。二時半にガソリンスタンドで停車、ついでにって感じでトイレタイムです。これ本当にツアーですか?まあ、700円でバンコクまで行けるなら文句言ってはいけませんが(笑)
バンコク市内に入ったのは分かります。大渋滞です。外は大雨で、時々降りる人がいてドアを開けると、道に水が溢れて床下浸水一歩前です(笑)黒人が靴を脱いで裸足で降りて行きました。終点はカオサン、といってもちょっと離れた所で、すぐタクシーの運転手が寄ってくる所をみると、こいつらグルですね。ま、リュックを担いで歩きます。幸い雨は止みました。
実はカオサン通りは泊まった事がありません。安宿のメッカですが、浪花ちゃんに言わせればお子ちゃまだそうです(笑)
なんの情報もないので適当に路地を入ってシングルルーム?と聞くと、250バーツだそうです。さすが安宿っ、トイレシャワーは共同ですが、デカいベッドの個室で充分です。ファンが心配でしたが、夜中寒くて消したくらいですから大丈夫です。とにかく落ち着きました。朝以来何も食べて無かったので、屋台の焼きそば50バーツで腹を満たし、適当なビアホールで乾杯です♪しかし周りは西洋人だらけです。そういう通りなんでしょうが。値段も西洋的で380バーツ。ま、千円ちょいですがね(笑)





アンコールトム

2011-04-24 09:31:23 | 日記







朝は9時出発にしました。フリーパソコンでブログ打ちしていると、昨夜の女性が、日本の方ですか?と話し掛けてきました。バンコクから飛行機で来て、観光した後、クアラルンプールに一泊して羽田に帰るそうです。地理分かってるんでしょうか?正反対ですが(笑)予約したトクトクで、じゃあまた夜に~と出掛けて行きました。
また昨日と同じ手順で写真付きチケットを購入して、アンコールワットのちょい先のトムへ。立派な門をくぐり抜けて、まだ先に走ります。ワットよりでかいったって、殆どジャングルですっ。こちらもやはり見ものは回廊です。サッサと通り過ぎる団体さんをやり過ごしながら、(日本語ガイドの場合は盗み聞きながら)じっくり鑑賞します。窓枠に三角座りするのが女性の撮影ポーズのようで、あちこちでこんなのいますっ。本当に雄大な建築物です。隣にある王宮は木製だったため台座しか残ってませんが、石の塔だけは聳えてます。この辺でお昼にしましょう。全く自分勝手なツアーで、アヘアンも呆れ顔です。
トムヤムとライスをビールで流し込みます。スープが辛くて汗が噴き出して大変です♪11㌦。隣りにいるアヘアンに聞いたら、30歳で独身だそうです。これくらい日本語喋れれば、いい稼ぎしてるでしょうに。なにやってんだっと叱りつけますっ(笑)
食後も見残した周りを見学して、まだ早いのでアヘアンお勧めのトンレサップ湖観光。バイクで40分走ります。ほろ酔いですから振り落とされないように気を付けて下さい(笑)
船着き場の窓口でいくら?と中のねーちゃんに聞くと、私の横からあんちゃんが、25㌦!金を窓口に差し入れると、なぜかねーちゃんはあんちゃんにそのまま金を渡して、お釣りとチケットは外のテーブルであんちゃんが用意します。ヤクザの利権がらみでしょうが、これほどあからさまにやられたらすっきりします(笑)タラップで乾期で水位の下がった川に降りて、船に乗ります。団体さんで満員の舟もあるのに、なぜか私の舟はドライバーと助手と客は私1人!このままどこかに連れ去られてしまうのでしょうね♪








一応有名な観光スポットではあるらしく、団体さんで賑わっていて、狭い川は行き帰りの舟が一杯ですが、泥水で何もみえませんが水位は膝位らしく、こんな小舟でもしょっちゅうスタックします。そのたび助手がオールを川底に突き刺して脱出します。
20分位そんな事を繰り返して、やっと湖に出ると、すぐそこに浮かぶ家がたくさん見えます。つーか、船着き場の場所がおかしいのでは?ここまで道を作れば良いと思います。
炊事もトイレもそのまま湖の水を利用するという事で、単なる貧困を売り物にした見世物です。実態でしょうから尚更たちが悪いです。親がいない子供を収容した学校があって、そこにプレゼントをして欲しいっと売店の浮舟に連れて行かれます。まさに連行です(泣)ノートや鉛筆やスナック菓子が並んでいますが、パチンコの景品と同じで要は現金です。やっぱりヤクザです。泳いで帰る訳にもいかないので10㌦の鉛筆で勘弁してもらいます。勿論これは子供の手に渡ることなく、また店頭に戻るわけです。最後の仕上げで売店レストランに着船。ワニがゴソゴソして、暗に脅迫していますが、これは各国の動物園で見慣れているので効果はありません。展望台から辺りを眺めただけでスルーします(笑)
また何度もスタックしながら戻ります。色々説明していた助手が最後に、チップを堂々と要求してきます。呆れたやつらですが、英語を話せない可哀想な日本人のフリをして、そのままサッサと下船します。ひどい目に遭いました。皆さんも気を付けて下さい。子供や住人には罪は無いと思いたいですが、夜になったらクーラーの効いた地上の家に戻ってたりして(笑)





宿に帰って、バンコク行きのバスチケットを購入します。シンカフェより1㌦安い9㌦です。僅かな違いで結果どうなりますか。
サンセットを観たゆうちゃんが帰ってきました。
サンセットの場所で、大学二年生の男の子(隣のゲストハウスでクーラー付10㌦の部屋にいるという事はボンボンか?)に屋台の夕食を誘われたんですが、一緒に行きませんか?日本語を喋れるのは大歓迎で、七時半に待ち合わせします。
時間になっても大学生は現れません。昼間で疲れて寝てしまったのでしょう。私とで良ければ食事しませんか?と言われて断る馬鹿はいませんね。マーケットの方に歩いて、カンボジア料理の店に入ります♪
地震の時は柏のキャンパスにいて、帰れずそのまま大学に泊まったそうです。呑気なおじさんには気を付けて(笑)
大学の新学期スタートが5月に延期になって、この旅行に来たそうです。ホテルの予約もせずに夜シェムリアップに着いて、バイクタクシーで宿までくるなんて芸当は私でも不安です。(なるたけ早い時間に着くようにしてます)襲われるとか、怖いと思わないの?と聞くと、人間より虫が怖いそうで、腕に光る物体はウルトラ警備隊のレシーバーじゃなくて虫と男除け電波発信機なんだそうです。
自分のガイドブックの写真を店員に示しながらテキパキ注文してくれ、隣にきたオージー四人組とも英語で会話してます。フンフン分かったフリをしながらビールを飲みます(笑)





サンダルを買いたいという彼女に付き合ってちょっと先のナイトマーケット。普通のビーサンで良いのに、観光用のキラキラしたのしかなく、お土産用のストールと今日無くしたサングラスを買ってました。価格交渉も流石女性です。
外にでて、気になっていたフィッシュマッサージに挑戦しましょう。1人で座ってるのは何だか間抜けですが、二人なら絵になるでしょう。脚を水槽に突っ込むと、やった事ある人は分かるでしょうが、まさにウヒー♪ですっくすぐり地獄いや、極楽か?隣をみると彼女の脚は人気がありません。夕方三回もシャンプーした罰ですね。私の足は餌だらけです(笑)すみませんがちょっと脚をあげて貰えますか?と言われて上げてみると、多少は向こうに行きますが、まだまだ迫力がありません。かかとの角質にも重点を当てて食べてもらいます♪
せっかく綺麗になったので、あれだけ拒否していたトクトクに乗って宿に帰ります。1㌦。
日本語対応パソコンに座ってるインド人がいます。話し掛けてみたら日本の女性でした。これがまたぶっ飛びねーちゃんです。福岡の大学四年生で、交換留学だかでカンボジアに来て、プノンペンの孤児院なんかを視察して今日シェムリアップに来たそうです。文ちゃん。これからの通信はスカイプですよっ、とか理解出来ない単語を使います。カメラマンの彼とはニューヨークのドミトリーで出逢ったそうで、東京との長距離恋愛だけど、就活や彼の出張で良く逢えるそうです。東洋のモナリザとかラピュタで話が盛り上がります♪一浪のふみちゃんとゆうちゃんはタメと分かって、バスケ部の先輩がどうだこうだ話してます。2人とも朝5時過ぎにサンライズを観に行くと言ってましたが、もう一時を回りました。ゆうちゃんも椅子で猫みたいに丸くなってます(笑)
プノンペンに充電器を忘れてきたというふみちゃんに私のを貸して、(ゆうちゃんはAUで役立たず)部屋に戻って寝ます。私だって明日は大変な移動なんです。