二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

アンコールトム

2011-04-24 09:31:23 | 日記







朝は9時出発にしました。フリーパソコンでブログ打ちしていると、昨夜の女性が、日本の方ですか?と話し掛けてきました。バンコクから飛行機で来て、観光した後、クアラルンプールに一泊して羽田に帰るそうです。地理分かってるんでしょうか?正反対ですが(笑)予約したトクトクで、じゃあまた夜に~と出掛けて行きました。
また昨日と同じ手順で写真付きチケットを購入して、アンコールワットのちょい先のトムへ。立派な門をくぐり抜けて、まだ先に走ります。ワットよりでかいったって、殆どジャングルですっ。こちらもやはり見ものは回廊です。サッサと通り過ぎる団体さんをやり過ごしながら、(日本語ガイドの場合は盗み聞きながら)じっくり鑑賞します。窓枠に三角座りするのが女性の撮影ポーズのようで、あちこちでこんなのいますっ。本当に雄大な建築物です。隣にある王宮は木製だったため台座しか残ってませんが、石の塔だけは聳えてます。この辺でお昼にしましょう。全く自分勝手なツアーで、アヘアンも呆れ顔です。
トムヤムとライスをビールで流し込みます。スープが辛くて汗が噴き出して大変です♪11㌦。隣りにいるアヘアンに聞いたら、30歳で独身だそうです。これくらい日本語喋れれば、いい稼ぎしてるでしょうに。なにやってんだっと叱りつけますっ(笑)
食後も見残した周りを見学して、まだ早いのでアヘアンお勧めのトンレサップ湖観光。バイクで40分走ります。ほろ酔いですから振り落とされないように気を付けて下さい(笑)
船着き場の窓口でいくら?と中のねーちゃんに聞くと、私の横からあんちゃんが、25㌦!金を窓口に差し入れると、なぜかねーちゃんはあんちゃんにそのまま金を渡して、お釣りとチケットは外のテーブルであんちゃんが用意します。ヤクザの利権がらみでしょうが、これほどあからさまにやられたらすっきりします(笑)タラップで乾期で水位の下がった川に降りて、船に乗ります。団体さんで満員の舟もあるのに、なぜか私の舟はドライバーと助手と客は私1人!このままどこかに連れ去られてしまうのでしょうね♪








一応有名な観光スポットではあるらしく、団体さんで賑わっていて、狭い川は行き帰りの舟が一杯ですが、泥水で何もみえませんが水位は膝位らしく、こんな小舟でもしょっちゅうスタックします。そのたび助手がオールを川底に突き刺して脱出します。
20分位そんな事を繰り返して、やっと湖に出ると、すぐそこに浮かぶ家がたくさん見えます。つーか、船着き場の場所がおかしいのでは?ここまで道を作れば良いと思います。
炊事もトイレもそのまま湖の水を利用するという事で、単なる貧困を売り物にした見世物です。実態でしょうから尚更たちが悪いです。親がいない子供を収容した学校があって、そこにプレゼントをして欲しいっと売店の浮舟に連れて行かれます。まさに連行です(泣)ノートや鉛筆やスナック菓子が並んでいますが、パチンコの景品と同じで要は現金です。やっぱりヤクザです。泳いで帰る訳にもいかないので10㌦の鉛筆で勘弁してもらいます。勿論これは子供の手に渡ることなく、また店頭に戻るわけです。最後の仕上げで売店レストランに着船。ワニがゴソゴソして、暗に脅迫していますが、これは各国の動物園で見慣れているので効果はありません。展望台から辺りを眺めただけでスルーします(笑)
また何度もスタックしながら戻ります。色々説明していた助手が最後に、チップを堂々と要求してきます。呆れたやつらですが、英語を話せない可哀想な日本人のフリをして、そのままサッサと下船します。ひどい目に遭いました。皆さんも気を付けて下さい。子供や住人には罪は無いと思いたいですが、夜になったらクーラーの効いた地上の家に戻ってたりして(笑)





宿に帰って、バンコク行きのバスチケットを購入します。シンカフェより1㌦安い9㌦です。僅かな違いで結果どうなりますか。
サンセットを観たゆうちゃんが帰ってきました。
サンセットの場所で、大学二年生の男の子(隣のゲストハウスでクーラー付10㌦の部屋にいるという事はボンボンか?)に屋台の夕食を誘われたんですが、一緒に行きませんか?日本語を喋れるのは大歓迎で、七時半に待ち合わせします。
時間になっても大学生は現れません。昼間で疲れて寝てしまったのでしょう。私とで良ければ食事しませんか?と言われて断る馬鹿はいませんね。マーケットの方に歩いて、カンボジア料理の店に入ります♪
地震の時は柏のキャンパスにいて、帰れずそのまま大学に泊まったそうです。呑気なおじさんには気を付けて(笑)
大学の新学期スタートが5月に延期になって、この旅行に来たそうです。ホテルの予約もせずに夜シェムリアップに着いて、バイクタクシーで宿までくるなんて芸当は私でも不安です。(なるたけ早い時間に着くようにしてます)襲われるとか、怖いと思わないの?と聞くと、人間より虫が怖いそうで、腕に光る物体はウルトラ警備隊のレシーバーじゃなくて虫と男除け電波発信機なんだそうです。
自分のガイドブックの写真を店員に示しながらテキパキ注文してくれ、隣にきたオージー四人組とも英語で会話してます。フンフン分かったフリをしながらビールを飲みます(笑)





サンダルを買いたいという彼女に付き合ってちょっと先のナイトマーケット。普通のビーサンで良いのに、観光用のキラキラしたのしかなく、お土産用のストールと今日無くしたサングラスを買ってました。価格交渉も流石女性です。
外にでて、気になっていたフィッシュマッサージに挑戦しましょう。1人で座ってるのは何だか間抜けですが、二人なら絵になるでしょう。脚を水槽に突っ込むと、やった事ある人は分かるでしょうが、まさにウヒー♪ですっくすぐり地獄いや、極楽か?隣をみると彼女の脚は人気がありません。夕方三回もシャンプーした罰ですね。私の足は餌だらけです(笑)すみませんがちょっと脚をあげて貰えますか?と言われて上げてみると、多少は向こうに行きますが、まだまだ迫力がありません。かかとの角質にも重点を当てて食べてもらいます♪
せっかく綺麗になったので、あれだけ拒否していたトクトクに乗って宿に帰ります。1㌦。
日本語対応パソコンに座ってるインド人がいます。話し掛けてみたら日本の女性でした。これがまたぶっ飛びねーちゃんです。福岡の大学四年生で、交換留学だかでカンボジアに来て、プノンペンの孤児院なんかを視察して今日シェムリアップに来たそうです。文ちゃん。これからの通信はスカイプですよっ、とか理解出来ない単語を使います。カメラマンの彼とはニューヨークのドミトリーで出逢ったそうで、東京との長距離恋愛だけど、就活や彼の出張で良く逢えるそうです。東洋のモナリザとかラピュタで話が盛り上がります♪一浪のふみちゃんとゆうちゃんはタメと分かって、バスケ部の先輩がどうだこうだ話してます。2人とも朝5時過ぎにサンライズを観に行くと言ってましたが、もう一時を回りました。ゆうちゃんも椅子で猫みたいに丸くなってます(笑)
プノンペンに充電器を忘れてきたというふみちゃんに私のを貸して、(ゆうちゃんはAUで役立たず)部屋に戻って寝ます。私だって明日は大変な移動なんです。







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2 コメント

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昨日は帽子をなくしました。 (ゆうこ)
2011-04-24 19:09:14
その節はご馳走様でした!色々お話聞けて楽しかったです。旅の出会いの素晴らしさを知りました、色々。(笑)
記憶力良いですね。あまりに仔細で読んでて笑ってしまいました。これからも是非読ませていただきます^^
ちなみに私たちは3時過ぎまで話してて、私はそのまま寝ずにsunrise行きました。
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オールでしたかっ(笑) (二百名山)
2011-04-24 22:24:37
若いですねお二人。ふみちゃんとは旅の話をもっとしたかったです。あんな感じじゃあ、どこかのドミトリーで出逢いそうなので、楽しみにしてます。ゆうちゃんもまた日本で飲もうね!(来年だけど♪)
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