二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

ハノイ→ハイフォン

2011-04-04 21:27:12 | 日記



のぶさんに習って朝は五時前に起きます。八時半の出発までいろんなことが出来ます♪
通りに出てタクシーを拾い、チケットを見せながら「ロンビエンっ」これくらいは通じます。運転手の若いあんちゃんは気の良い奴で、お互いカタコトの英語で交流します。私がシングルだというのが、彼のツボにはまったようです。ほっとけっ!日本ではこれが普通なんだっ
間もなく渋滞にはまります。ま、通勤時ですから仕方無いでしょう。全く動きません。あんちゃん情報では、ビッグボスが来るので、道路を一部封鎖しているそうです。迷惑な話です。
心配になってきて、実は私は九時半の列車に乗らなければならないのだが?
というと、俄然張り切ります。隙間をこじ開けるように切り込んだり、反対車線を走ったり、Uターンして道を変えたり。
周りの車やバイクや歩行者に寸止めの連続で、さすがの私も脚をつっぱらかってますっ(泣)
セイフティーと声を掛けますが、スローリーとは決して言いません。彼なりの基準があるはずです(多分)
彼の努力によって五分前に到着します。20万ドン払ってお釣りは貰ってる暇はありません。駅への坂道を駆け上がります。列車が見えました♪
まもなくゴトリと発車します。後ろのオヤジが脚を伸ばしてますが、臭くはないので許します(泣)
起伏がある訳でなく水田が続く車窓にも飽きますが、いつまで経っても徐行運転みたいなスピードです。
川を渡ってまもなく辛い思い出のジアラム駅に停車します。あー、南寧行きが止まってます。
テレビが付いてます。車窓より面白いです。Mr.ビーンです。フランスでガキとウロウロするやつで、列車の騒音で音声なんかちっとも聞こえませんが、可笑しさは伝わってきます。
こんなトロトロ運転の癖に、10分遅れ位で到着です。なんで満員の乗客はバスで行かないんでしょうね?みんな鉄ちゃんだからかな?
帰りの切符を買おうと表へ回ると昼休みです(笑)
戸惑う姿に後ろから声が掛かりました。ホテル?
普段なら無視するのですが、弱気になったのかお尻について行きます。
立派な部屋じゃあありませんかっ
親切なネーチャンは、明日のカットバ行きのチケットも手配してくれるそうですっ。なんて良い人でしょう♪US$がどんどん無くなりますが、何とかなるでしょう。
搾るだけ搾ったのか、解放されたので、街をお散歩しましょう。
博物館には写真が一杯飾ってありますが、ホーおじさん以外は何のことやら?
港に出ると丁度船が止まってましたが、これはさすがに乗ってみましょう とはなりません(笑)
眺めてると、向こう岸への渡し船でしたが。
バスもあるのですが、路線図がないと手がでません(泣)







公園で風船屋さんを見つけますが、余計な営業は不要っ(泣)とのぶさんにたしなめられます。
ちょっと気が付いた事があります。筆談で日にちを書くとき、今までは
4/6 と書いてましたが、これをパッとみた迂闊なベトナム人は4日と思っちゃうのですよ、多分。だからハイフォン行きのチケットでトラブルになったんですね。
今度は、
06-04-2011
と書きました。
YAS!正解ですっ
一つレベルが上がりましたっ
路上のビアホール?を見つけますが、つまみはピーナッツしかありません。
呆れるくらい沢山のバイクが走るのを眺めながらグラスを重ねます。踏切が閉まって列車も通過します。
五杯飲んで24000ドンです。ええーっ、百円?天国みたいですっ♪
締めは茶色いきしめんで20000ドン。大満足ですが、ドルとのギャップが凄過ぎませんか?