二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

再びサイゴン市内観光

2011-04-20 17:45:25 | 日記
ったって、もうネタが少ないです。買い物とグルメを外したらこんなもんです。市内をバスはガンガン走ってるんですが、路線図が手に入りません。バスターミナルでテーブルに張ってあるのを見つけて、コレが欲しいっと職員に訴えたら、(日本語で)ちょっと待て(ベトナム語で)と奥にいったと思ったら手ぶらで戻ってきて、『アイムソーリー』(英語で)なんでか理解できませんが、駅に携帯版の時刻表が必ずあるわけではないのと同じか知らん?とにかくバスを使いこなせず歩きます。朝飯はいつもの店でいつものサンドイッチ。今日はテュエンテイインだって。(12000ドン)日によって具が微妙に違うのでしょうか?私をベトナム人と勘違いしたのでしょうか?今朝は入り口で寝てるアンちゃんが二人になってました。
2000年版の歩き方とは橋の架かってる場所が違って、随分遠回りしながら『ホーおじさん記念館』若い頃の写真が飾ってありますが、名前がリンってなってます。ホ-チミンってペンネームでしたっけ?1万ドン。ここではアメリカがインベ-ダーズになってます。お互い辛いですね。
カレーを食えっとの指令でドンコイ通り近くのイスラムモスクに向かいます。ただの古い礼拝堂です。裏は学校のようです。念のためにその裏まで行ってみると...食堂ありました。つうか、絶対知らなきゃ行けませんよっ!看板もないし。チキンとナンを頼みます。カラカラの喉に冷たいビアを注ぎたいところですが、そこはさすがイスラム、そんなものは存在しません。仕方ない、ぺプシッ。ナンはインドとは違って円盤状になっているものをぎとぎと油で温めるものですから、自ずとわが手もギトギトケンタッキー状態です。そんなに辛くなくて食べやすいのかもしれませんが、もっと汗をかきたいなあ。安くもありません。102000ドン。中国人の客に、日本のガイドブックに載ってるんですよーと自慢してます。いや、私もそそのかされて来た一人なんですが...昼時は博物館関連は閉まっちゃうんで、動物園に行きましょう。孔雀と雉は仲間でしょうが、雀と鼠の計4種類の動物が同じ檻の中に同居してます。鼠はベトナム人得意のトンネルで無断侵入でしょうが、普通に皿の餌を食べてます。客からみて分かる所に穴が開いてるのにそのままにしているのはやはりベトナム気質でしょうか。
帰りにバスターミナルに寄って、明日のチョロン行きのバスを確認します。現物のバスの行き先を目で確認するしかありません。どうやら1番のバスが行くようです。ベトナム語をローマ字読みしてそんな雰囲気です。乗り場に生春巻きの屋台というか、天秤棒が出てました。若くて可愛い奥さんだったもので、ついふらふらと指を立てます。ライスペーパーを濡らして、その上に春雨やら野菜やらを巻き込み、小皿にたれをいれてくれます。こんな喧騒の中で逆になんだか落ち着きます。二個食べて7000ドン。女車掌達の手軽なオヤツって感じですね。今夜は随分手前から店員とアイコンタクト。いつものセットがスルスル出てきます。ここまで調教するのは大変でしたっ。しかし、目の前の道路に二人乗りで乗り付け、どっちがハンドルキーパーだ?と見ていたら、タイガービアが二本出てきました。二人ともオフェンスですかっ。もしくは酒酔い運転のカテゴリーがないのかもしれません。
今夜はちょっと飲み過ぎました。113000ドン。500円も飲んじゃいました。
香織ちゃんに確認するとまだお釣りのドルが揃ってないとの事だったので、いいよ、残りはドンで。と太っ腹な所をみせます。30ドルと84000ドンのお釣りが来ました。

サイゴン近郊観光

2011-04-20 16:39:25 | 日記
あんまり暑いので、一回ホテルに帰ってきてシャワーを浴びました。ビアタイムまでまだ時間があるので、群がる蚊と戦いながら、というか我慢するしかないんですが、もう少し進めておきましょう。(バイ シェムリアップ)
ホテルの兄ちゃんは六時を回ってもまだ寝てます。入り口が南京錠で閉めてあるので、可哀想ですが叩き起こします!まだましだよ、のぶさんだったら二時頃起こされるから。逆にまだ起きてたりして。
シンカフェ前の屋台でサンドイッチとドリンキングウオーターを買います。『フィフチーン、セブン』どうしてもそれぞれの値段を言いたいようです。もしくは足し算が苦手?立ち食いも何なのでホテルの部屋で食べようと戻ると、南京錠が閉まってます!早起きは3ドンの得って誰かベトナム語で教えてやって下さい。
八時集合のカオダイ&クチツアーは、12人+運転手+ガイドでバンで出発。そんな時間に出るものだから、朝の通勤ラッシュに飲み込まれます。英語ガイドなので多少もしくは大きく違うかもしれませんが、ベトナムではバイク(50CC)には六人まで乗って良いそうです。また、ホーチミン市内には、600万台のバイクがあるそうです。実際、それくらいの勢いですよ、本当。誰かが、なんでここには地下鉄が無いのか?と質問しました。彼女は、渋滞緩和策を提示したつもりなんでしょうが、ガイドはフンと胸を張って、『しか-し、ここにはクチトンネルがあるっ、総延長200㌔!』だれもそんな事聞いてませんよ...ここで、乗客の国籍が発表になります。ブリチッシュ、タイ、イスラエル、スイス&ジャパンだそうですが、一人だけタイ人にも劣る英語の持ち主がいました。本当に困ったもんです。最初のカオダイ寺院まで100㌔。タップリ3時間ただ走り続けます。お昼前に到着。けばけばしい巨大寺院ですが、1919年に始まった新興宗教です。12時から礼拝が始まると、一斉にシャッタ-が切られます。西洋人には珍しい光景なのかも知れませんが、わざわざ行くまでもありませんでした。近くのレストランで各自昼食。魚のすり身を揚げたものにご飯。結構いけますが、そんなものより冷えたサイゴンビアがウマ~。75000ドン。お次はクチトンネル。戻る方向ですが70㌔、2時間のドライブです。車内で入場料が集められます。8万ドン。ビール二本付きの昼飯と思えば結構な金額です。ただのトンネルですよ?3時頃到着。まずは東芝レグザ(龍馬?)でプロパガンダ映像をみます。そのあとはガイドの案内で、罠だの武器製造だの食堂を回ったあと、メインイベントのトンネル体験です。ダイエットに成功した85㌔(多分)の私でも20mの最短距離で離脱。私以上のおデブちゃんのブリチッシュを含めほぼそこで終了。最後の100m地点まで潜り通したのはイスラエル軍兵士夫妻だけでした。さすがです。この二人は、実弾射撃にも参加してました。(実費)
六時前にシンカフェに帰着。移動で疲れました。ビアホール?に直行します。今日はグラスに氷が入ってます。つまみもピータンラッキョウが自然に出てくるようになりました。また常連の店が増えました!86000ドン。

サイゴン市内観光

2011-04-20 11:27:21 | 日記
歩ける所は歩いて行きましょう!
統一会堂 30000ドン。サイゴン陥落の際に最後の砦だったところで、扉を破って突っ込む戦車の写真が有名ですね?私は知りませんが。
大型バスを連ねた小学生の団体が凄い数です。中は大統領の執務室やら賓客のもてなし部屋だの、地下に下りると米軍の通信基地の名残やありますが、特段面白いものでもありません。次の博物館に行く途中にフォー屋を見つけました。やっと朝飯です。ここのは豚肉煮込みが入っていて、格別美味いです。是非皆さんお試しを。(戦争証拠博物館並び)ま、博物館はここが一番だった戦争証拠。15000ドン。写真のコーナーでは、川の中で泳いでる家族を撮った写真があって、良くみるアングルだったんで、だ-れだ?と質問したところ、皆さんキャパと間違えたのに、カメラマニアのアッチャンだけは正解でしたね、さすがです。(沢田さん)その後にはべト、ドクを始めとして枯葉剤影響の写真や嬰児のホルマリン漬けなど直視出来ないような生々しい展示が並びます。色んな博物館に行きましたが、時間が無い人はここだけで充分な内容でした。
さて、ちょっと歩いてカンボジア領事館に行きましょう。ビザが必要な筈です。入り口に張り紙があります。なになに?14日から18日まで、新年のお休みだそうです。4月ですよ?新学期の間違いか?
今夜も同じビアホールで98000ドン。ホテルに戻ると香織ちゃん(多分)がいたので、新年休みだったよ~というと、あっそうか~だって。無責任な娘だ。あと二日宿泊を追加したいので、と50ドル札を出すと、手持ちのドルがないのでおつりはドンでも良いですか?良いわけないだろッこんな紙くずッ ま、最近の万単位の札はポリ加工で綺麗になって鼻は噛みずらいですが。

サイゴン

2011-04-20 11:19:29 | 日記
こんだけ打っても無料ですか?写真を捨てただけでエライ違いですね~
さて、当然駅前はタクシーやらシクローやらバイクの客引きだらけです。
明らかに旅慣れてないデカリュックの私は格好のターゲットでしょう。ハエよりも五月蝿い奴らです。しかもボラレルに決まっているそんなのは一切無視してあっちゃんのファング-ラオ通りを目指して歩き出します。だいたい4㌔くらいなはずです。 つうか、そんなに歩きたくありません!(ザックの推定重量40㌔)大通りに出ると、おおっバスが走ってます。停留所まで歩いて、バンタインターミナル行きバスの番号を探すのは簡単です。ほら、4000ドンで来れました。ファング-ラオ通りは歩いてすぐ、ホテルを探して、細い路地を入ると、『ホテルをお探しですか?』と流暢な日本語で話しかけられます。誘われるままにフラフラと『シンホテル』にチェックイン。5階まで階段を登って、トイレ、水シャワー、ファンで8ドルの部屋。メガネを外せば何の問題もありません。小姑じゃないんだから、あら探ししても仕方ありません。
一本次の通りにあるシンカフェへ。もう観光はツアーにしました。なんと日本語のパンフレットがあります。さすがあっちゃん、いやこれは浪花ちゃんだったかな?早速指さし注文で、『カオダイ教、クチトンネルツアー』と『サイゴン→シェムリアップバス』を26ドルでゲット。ホッとしたら腹が減ってきました。道端のオバチャンに指を立てると、ナイフでパンに切れ目を入れてハムやらべーコンやら野菜やらを挟んで、ソースも3種類位かけて、サンドイッチの出来上がりです。2万ドン。コンビニでカンビール1万ドンを買って公園のベンチでフーッ 美味い。生き返ります!
この辺りは西洋人だらけ地帯で、その分値段もお高め(店も西洋風)なので、なるべくベトナム仕様の飲み屋を選んで入店、ったって、歩道に並べた椅子とテ-ブルです。本当はビアホイが良かったのですが、この辺りにはその手の店は無いようで、瓶ビールです。ピータンとラッキョウと乾燥エビの盛り合わせが美味しいですね。ビール4本飲んで86000ドン。
フラフラしてホテルに戻ると、『ここですよ~』と声をかけてくれた香織ちゃん(多分)目も良いのね。

サイゴンのおさらい

2011-04-20 10:00:39 | 日記
いつ携帯が復活するか分からないので、写真なしでベトナムを振り返っておきましょう。
フエ→サイゴン
汗だくのまま宿でザックを受け取りまた駅まで歩きます。大体2㌔ってところでしょうが、駄目押しで汗をかきます。ビールの飲み過ぎで小便もします。
普通に1時間程遅れて列車が到着。今回は四人コンパ-トメントの上段の寝台でした。私の下は母親と男の子。向かいの上下は熟年夫婦で、勿論会話のあろう筈もありませんね。ベッドに寝っ転がって持参のウィスビーをチビチビ。この甘い感じがする飲み物は何なんでしょうか?500mlで4万ドンとお買い得で口当たりも良く、30度もあるので文句なしです。
意外に揺れも少なく良く寝れて、朝になります。顔を上げると斜め下に熟女が横たわってるのがたまりませんっ ガタガタ台車で朝食を売りにきます。見ているとおかゆのようなので、指を一本立ててアピール!15000ドン。そぼろ肉とネギが絶妙な味付けになってます。熟年夫婦は卵を買ってます。嫌な感じがして、指を立てるのを思いとどまりました。上から眺めていると...
やっぱ、ホビロンでしたっ 別に私はグルメ旅じゃないので、普通にスルーします。しかし、どの辺を走っているのかが全く分かりません。ベッドはそのままなので、(たためる構造にも見えないが)寝そべっているしかすることがありません。香港で仕入れた雑誌やら本がほとんど読めちゃいました。(軽量化のため廃棄)ちょっと気になってたんですが、気がつくと逆方向に走ってるんですよね~、京浜東北じゃないんだから、往復ビンタでもないでしょうが。一本道の線路な筈なのに不思議です。昼時になりました。熟女が頼んだ弁当(蒸し鶏、キャベツにご飯で3万ドン)が美味しそうじゃないので、持参のカップ麺にします。いつでもお湯が使えるのは中国の影響でしょうか?ありがたいことですが、ちょっとぬるいぞコラッ!
歴史の本を読んでいて、『お水入れ』が凄く気になったので、携帯のスケジュールに入力します。来年見に行ってみましょう。ったって、浪速ちゃんくらいしか分からんか?
ラジカセが最大音量で流されたのか?と思ったらなんと車内放送で、サイゴンのテーマ曲なのか、おじさんが口ずさんでます。(うるさいッ)到着しました。線路が行き止まりなので、間違いないでしょう。20時間も訳も分からず乗ってると、鉄ちゃんの道も辛いものです。