二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

再ハノイ2

2011-04-07 21:00:03 | 日記



早起きして出掛けます。先日ホーチミン廟を見学したら、死体は見たか?の突っ込みがありリベンジです。午前中しか見れないようです。宿から歩いて行けますが、真っ直ぐ歩いてると公安に止められます。こっちは柔道二段の猛者ですから、こいつ一人を捻るのは訳ありませんが、大人なので指示に従います♪ずーっと左手に遠回りします。列を作って歩きます。まずカバンを預けます。暫く歩いて、今度はカメラを袋に入れさせられます。また歩いて最後にその袋を預けます。ここ分かりにくいですね。(笑)とにかく厳重警戒&礼儀にうるさいです。帽子は脱がされ、ガキがポケットに手を入れているのも注意です。今日は開いているドアを入って、冷房が効いた館内を進みます。やがて硝子ケースの中でライトアップされた死体にご対面です。立ち止まる事はできません。ゆっくり歩きながらグルッと廻って退室します。頭に縫った跡がありました。脳は外してあるのでしょう。さ、残るはレーニンの死体ですっ♪
カメラは出た窓口で返してくれますが、カバンは入り口に戻らなければなりません。
戻ってみると、列は更に長くなってました。黒眼鏡を掛けた団体がグレーシートレインを作って並んでましたが、何の意味があるのでしょうか?もっとも元々気持ちの問題ですが。
34番のバスで動物園に行きます。ヤケに混んでるバスで、私が乗り込まない内に走り始めます。バーを掴んで落ちないように注意しましょう。
車掌が後ろの方で何やらわめいてますっ
大方、無賃乗車すんなよっとか言ってるんでしょうが、文句があったらここまでおいでって感じです(笑)
霧雨なので、傘を差すまでもなく帽子を被ります。
香港セブンスで配ってたプレミア物ですが、ベトナム人には分からないようです(泣)4000ドン払って中に入ります。
小腹が減ったのでケバブバーガーを食べましょう。肉を削ったりして手間がかかります。20000ドンです。脂ギトギトで旨いっす。鶴がいました。看板によると、上野動物園からのプレゼントだそうですが、エライ所に来たもんです(泣)餌の魚も口に合わないのか食べ散らかしてます。
ベストは手長猿です。初めて見ました♪前方後方に器械体操みたいにクルクル回りますっ







バスでホアンキエム湖ほとりに移動します。ちょっと行き過ぎて、ロンビエン駅まで行ってしまいますが、歩いて戻れば良いだけです(笑)行きつけの定食屋はよく見たらインホメの近くでしたね。ロールキャベツ美味しいっ♪58000ドン。しかしここで事件がっ
噛んでたらポロッと歯の被せ物が取れました(泣)孔が開いているし、寿命だったのでしょうか。歯医者に行くわけにも行かないので、帰国まで歯磨きに注意しましょう。
さて、ハノイのラストミッションの水上人形劇の時間です♪カメラ使用料二万ドンを払って中に入ります。前から3列目、良い席じゃあありませんかっ



最初は民族音楽の演奏、その後寸劇の連続で構成されています。当然語りはベトナム語オンリー。ホーおじさんがベトナムの子供の為に作った劇場です。ただし今回の観客は98%観光客ですっ(笑)
なんであの良さが分からないの?という意見もありましたが、んーどうもという感想でした。
トイレで用を足していたら、「めづらしいもん、みしてもらいましたなぁ」とめづらしもん好きの関西人らしい感想が聞こえてきました。色んな人がいます。
昨日の犬を蹴飛ばしてやろうと、同じ道を歩いてみますが見かけません。多分保健所送りになったのでしょう。







本当はこっちの盛り上がっているホールも興味はあるのですが、1人では辛いのでやはり行きつけのこちら。写真を取ってたら、娘が早く座れよと手招きします。大切なお客様ですっ(笑)チャーカーも言えました♪何杯飲んだか数えてませんが、123000ドンも払ってる客はいないと思いますよ♪いよいよハノイともお別れです。明日の夜行列車…あっ、思い出したっ、座席なんだった(泣)





再びハノイへ

2011-04-07 07:03:18 | 日記




これ以上は薮蛇だと分かってるのでしょう、昨日の朝以来あんなに付きまとっていたおばさんを見かけません(笑)しっかりしてます。霧雨の中、歩いて駅に向かいます。昨夜のフォー屋もビアホールも既に営業してますね、偉いですっ
ビアを飲んでる奴は屑に近いと思いますが。
窓にシャッターが付いた牢屋のような車両は所謂三等車。私が乗るのはソフトシートの一等車で48000ドンです。満席です。丁度真ん中の向かい合わせの席だったので、脚をゆっくり伸ばせます♪私は乗り鉄ですから気がつきませんでしたが、この路線は閉塞線で、行ったり来たりしてる訳ですが、ディーゼル車だけ前後に付け替えてます。ちゅーことは、前後どちらにも走れる起動車ということですか。なる程。
また南寧行きを見かけると川を渡ってロンビエン駅に到着です。
地図で検討するとバスでもホテルに行けそうですので挑戦しましょう。先日のタクシー代が200000ドン、バスなら3000ドンです。汗をかく価値はあります。
ハノイも霧雨で湿度が高い上にやけに混んでますっ
こんなバスにデカリュックは迷惑で、周りの客にぶつけてしまいますが、決して謝りませんっ、そういう国です(笑)
そんな事より、ガラスが曇って外が見えにくいため降りどころが分かりません。(車内放送などほとんど無しっ)それでも、必死に目を凝らして線路とか公園を確認して、またリュックを客にぶつけながら降りた所はジャスト目的地!交差点で「ヨッシャーっ」とガッツポーズします。幸い西南さんもいませんので、非難の目はありません♪
今日は、水上人形劇を見たかったので、リュックを宿に置くとまたバスでホアンキエム湖ほとりの劇場に向かいます。窓口には、いちいち説明するのがめんどいんでしょう、英語の貼り紙があります。今日は九時半の席しか無いそうです。明日も三時半か九時半しかありません。凄い人気スポットの割には拍子抜けの100000ドンです。観光客相手なんだからもっと取っても良いのでは?明日の三時半を買いました。九時半はのぶさんもクジラもお休みの時間です♪








いつもの定食屋で、今日は魚にしましょう。イワシの煮付けは骨まで食べられますっ、豚の煮付けとご飯でフォーティーファイブっ
千ドン単位で表現するようです。
夜の酒とアテを買います。小さなスーパーに入ってスコッチ、ビール、カップ麺とアテでしめていくらだと思いますか?
正解は24万ドンですっ♪ウイスキーの原価っていくらなんでしょうね?日本では殆ど税金って事ですか。海外に来ると実感できます。ドンスアン市場を通り過ぎタイ湖まで来ました。ヤケに大きな船が泊まってます。どうやって入れたんでしょう?三球さんじゃないけど、気になります。
遊歩道を歩きましょう。トイレがあるので安心です。ただし、必ず管理人がいて都度2000ドン徴収されますが。
釣りをしてる人が一杯います。錨みたいに四方に伸びた針で餌なしですから引っ掛けるようです。リールも無いので、竿と反対の手に輪っかを持ってクルクル回してます。歩いていると、向こうからオバチャンが自転車で来て私の近くで止まります。見てると、おっちゃんが釣り上げた30センチくらいの大きな魚を渡してますっ。ビニール袋に入れてまた向こうに去っていきました。
なる程、クーラーも要らない訳です。釣れたら携帯で奥さんを呼べば良い訳です(笑)一仕事終えたおっちゃんは、タバコをプカーッと旨そうに吸ってます。
二時間近く歩いて疲れたので、お寺だか学校だか分かりづらい所からバスに乗ります。湖の残りをグルッと回って宿に帰ります。相変わらず混んでますが、途中で車掌が降りて熱いお茶をコップに入れて貰ったりしてます。何だか力が抜けますね(笑)どこかの停留所では、一気に30人位の学生が乗り込んできますが、車掌は車内を廻って集金してます。よく判別できるもんです。私はアロハで汗だくな非ベトナム人ですから一目瞭然でしょうが。
またビアホールに戻ってきました♪男のオアシスです。そう言えば、飲み屋で飲んでる女性(除く西洋人)を見かけません。
店の奥では子供が4人、食事中です。働きながら両方に目が届くシステムです。





隣のテーブルの二人組が、パクチーと、何かの揚げ物を食べてます。明日はあれを頼んでみよう、と思っていると頼んでないのにビールが出て来ました(笑)
えいままよっ
今夜は飲みましょう!!
隣のテーブルを指差しますっ
出て来ました♪
思った通り魚のすり身の揚げ物で、ツケダレと良く合います!
おおそうだ、あっちゃんに教わったのを使ってみましょう。「ゴンクー」全く通じません(笑)手帳を見せると、おお、笑ってますっ
これは何だ?と料理を指差すと、手帳に書いてくれます。「Cha ca」チャカと言うそうです。こんな簡単な事でも通じると嬉しいもんです(笑)しかし、勘定書きの正の字が一杯です。129000ドン!ヘロヘロまで飲んで大丈夫でしょうか?
歩いてると、いきなり飛び出てきた犬に脚を噛まれてビックリ!それも彼女の甘噛みと違って本気度100%ですっ 痛さより驚きました。だからやたらと半ズボンにはなれません。あと歩道も凸凹なのでサンダルも危険です。しょっちゅうつまづいてますしね。Gパンとスニーカーでどこまで我慢出来るでしょうか?