二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

カンボジアへっ

2011-04-21 19:08:17 | 日記
朝6:15シンカフェ集合です。大型バスの腹には、サイゴン⇔プノンペンって書いてあります。満員です。走り出すと、添乗員が『カンボジアビザっ』とか言いながら金を集めてます。人種に関係なく25ドルのようです。二時間程で国境のモックバイに到着。デカザックも持たされて出国手続きです。パスポ-トは添乗員に預けてるので、どうするのかな~(呑気です。だって任せて安心だし)と見てたら、順番に名前を呼びます。(添乗員がっ)トモヒロっとか呼ばれてリュックを担いで前に出ると(外国人ゲ-トは一つで、50人くらいが待っていた)添乗員がパスポ-トを渡してくれ、既に出国のスタンプが押してあります。その先で一応みたいなチェックがあり、それで終わり、バスに戻ります。またパスポ-トは添乗員に預けます。100mも走ったか、今度はカンボジアの入国です。荷物はバスに置いたままで建物に入ります。これも座っていると名前を呼ばれて、(添乗員に)パスポ-トを受け取って係官と対峙します。顔写真を撮られて、パタパタスタンプ押されてはい終わり。1ぺージ丸々使ってキングダムカンボジアのビザシールが貼ってありました。一ヶ月居ていいそうです。国境のすぐ脇のレストランで朝食(各自)と両替が出来ます。ドンはあっちゃんのお土産分(184500ドン)しか残らなかったので、20ドル札を換えておきましょう。79000リエルになりました。後で2005年のガイドブックと比べてみたら、対ドルレ-トは全く変わってません。進歩してないって事ですか?この国も右側通行ですが、走ってる車やバイクの量が全く違います。当社比百分の一、いや千分の一くらいですか。いや本当です。ただし道もそれなりで、ひどい所は一車線しか舗装されていずに、乾季で乾ききった砂埃がもうもうと吹き上がって前が見えなくなるほどです。時々道を横切る牛を避ける為急ブレーキがかかります。牛にクラクションは通用しませんっ
荒野の中でバスは停車し、添乗員が下車します。こんなところで?と思うと、前から来たバスに乗り込むようです。こうやって国境を行ったりきたりしてるんですね。効率的です。たまに追い抜くバンには屋根まで荷物&人間が満載です。乗用車にも定員の三倍位人が乗ってます。奴隷船ですか?こりゃ、自力で移動できる国じゃあなさそうです。なんだか不安になってきました。橋が架かってない川はフェリー?(あんなに載ってよく沈没しないもんです)で渡り、12時半頃プノンペンのシンカフェに到着。初めて信号を見たような気がします。ここでシェムリアップ行きに乗り換えです。首都ですが、ざっと見て5階建て以上の建物は見当たりません。恐る恐る辺りを歩いてみると、コンビニ?があったので入ってみます。試しに500mlペットボトルとチョコ2個入りを買ってみました。3300リエル。70円足らずですが、チョコなんて買ったから、物価が分かりずらいですね~。オートバイやらチュクチュクからはバンバン声がかかります。サイゴンからプノンペンまで220kmと地図に書いてあります。ずーっとみて、ここからシェムリアップは?ええーっ314km!そりゃ、普通の人は飛行機で行くとこですもんねえ。この辺で気がつきましたが、携帯のメールが使えなくなってます。使用料金の上限に到達したのでしょうか?ま、どうせパケホーダイの国じゃないし、タイに入ったら何とかしましょう。という訳で重ねてお知らせしますが、私の携帯宛にメールを頂いても閲覧も返信も不可能ですのでお止め下さい。復活した時に大変ですから、どうぞお願いします。
もうお尻が痛いのも通り越して、夜の七時半過ぎにシェムリアップのシンカフェに到着。今度来ることがあったら、飛行機にしますわっ。
ホテルはあっちゃんお薦めの『チェンラーゲストハウス』をフエで予約してあります。(多分)カフェのカウンターで地図?を貰い、歩いて20分くらいでしたが、辺りは暗くてちょっとスリリングです。幸い迷うことなく国道沿いのホテルを見つけました。受付には結構日本語を喋るあんちゃん(アへアン)が応対してくれましたが、予約が入っているかは分からないようで、取り合えず8ドルの部屋に案内してくれました。ツインの広い綺麗な部屋です。ファンで大丈夫か不安でしたが、サイゴンよりも涼しくて充分我慢の範疇でした。食堂は遠いというので隣のGSに併設のコンビニでビールとパンを購入して夕食とします。何と支払いは普通にドル建てです。(リエルも併記されますが、皆ドルで払ってます)両替する必要があったのでしょうか?10.35ドルと出て、20ドル札で支払うと細かいお釣りはリエルできます。要は1ドルが最小単位なんですね。ホテルの廊下に体重計があったので恐る恐る乗ってみました。85kg!野放図に飲み食いしている割にはキープしてますね!

もうサイゴンはいいか

2011-04-21 18:35:13 | 日記
あと一日あります。昨日はあまりの暑さで香港セブンスの帽子をどこかに置き忘れてしまいました。あっちゃんの事は言えません。バッグに付けていたランビンさんのキーホルダーもどこかに落としたようです。高かったでしょうに、ごめんなさい。空港にでも行ってみますか。バスで行けるようです。タンソンニャットみたいなローマ字を探してください。ちゅうか、入国する人は、到着ロビーから灼熱の外に出て右側に歩くと、すぐミニバスが停まってますから、それに乗ればバンタインバスターミナルに行けます。それしかないので間違えようがありません。所要時間40分、料金4000ドン。おー、なんか役立ちそうな情報じゃありませんか~。結構西洋人のパッカーは利用してましたよ。なんたって安いし、掛かる時間はタクシーと変わりませんよ。どうせ渋滞してるし。タ-ミナルからファングーラオの香織ちゃんまでも徒歩10分ってとこですし。お試しください。空港でちっちゃなサンドイッチとカンビールで85000ドン。高っ。建物は小奇麗ですが規模は小さく人も少ないです。上海や香港と比べるのは可哀想か。ありゃ、成田でも負けてるかも。
涼しいロビーで読書にも飽きたので帰ります。残念ながら手持ちは5000ドンしかありません。車掌がいればお釣りがきますが、ワンマンのミニバスでは、1000ドンは残念ながら没収です。何だか腹が立ちます。(4円で)ファング-ラオ周辺に戻って、つまみやウィスビーをスーパーで確保します。カンボジアですんなり手に入るとも思えないので。12万ドン。何とか紙くずも無くなりそうです。ちょっと早かったので、公園のベンチで読書していると、ねえちゃんが話しかけてきます。が、残念な事に日本語が不自由なようで、会話が全く弾みません。こちらもワザと英語が不自由なフリをしていたら、諦めて『ありがとう』と行ってしまいました。そうか、この手は使えるなっ、下手に英語なんか話さないでぐずぐずしていれば変なキャッチには引っ掛かるまいっ。
今日は月曜日、やってましたビアホール。本当に喉に染み渡るの言葉通りです。周りはベトナム人だらけですが、同じ常連でも客単価は私がピカイチな筈ですっ。今夜はワンハンドレットアンドサーテイーン!130000ドンでした。最後のサイゴンの夜は更けていきます。

まだサイゴン観光

2011-04-21 17:46:50 | 日記
朝食は同じ店で買ってるんですよ?(シンカフェの対面)今日は1.5㍑の水を買ったら『テン』コレは明らかに高いっとむっとしてたら、サンドイッチも『テン』だって。合わせて帳尻2万ドン。チョロンの古い街並みを散策しましょう。昨日確認した1番のバスに乗ります。冷房が効いててホッとしますね。ついウトウトしていると、終点です。一瞬方向感覚を失いましたが、落ち着いて地図と照らし合わせて、うん、間違いなくチョロンです。通りの向こうにビンタイ市場の建物が見えます。歩き方に拠れば、市場の周りは200年前に建てられた長屋風の建物があって、撮影ポイントです....すっかり建て直されて、普通のコンクリ-トの建物が並んでます。『ビンタイはチョロン最大の中央市場で、何でも揃うし一日中買い物客でごったがえして』ますよ確かに。ただ、卸売りが専門みたいで売ってる単位が大きいし、買い物するわけでもないのでウロウロしても邪魔なだけです。近くに『テイエンハウ廟』ありますよ。1760年に建てられたベトナム最古の華僑寺の一つ。天井から下げられた巨大渦巻き線香は中国そのものだそうです。炎天下の下、ノロノロと歩きます。着いて気がつきます。中国は本物をイヤって程見たんでしたっ。これでチョロンは終わりです。ショボン。
歩き方に拠ると、2㌔程北に『ヤックラム寺』があります。これは1744年建造のホ-チミン市で最古のベトナム仏教寺院です。歩いていきます。私はアルピニストですから歩いてますが、皆さんは四つ角毎に声を掛けるバイクタクシーに乗って下さって構いませんよ。価格交渉が面倒でしょうが、日射病になるよりはぼられた方がマシでしょう。
ゼイゼイしながら行くと、競技場があって、1万ドンって書いてあります。中で運動会でもやってるのでしょうか?今日は日曜でした。窓口に一人と指を立てると、新聞は?と見せるので、とりあえずうんうんします。合計13000ドン。中に入りましょう...ポニーみたいなのが小さなトラックの中をグルグルしてます。?競馬場か?パドックか?新聞を見るとベトナム語でも数字は同じです。本日の2レース目が始まるようです。トラックに行ってみましょう。ばんえい以来競馬は稼ぎ頭になってますから、今日も一丁やりますかっ。ビジョンがあるわけも無く、向こうのほうに一応ゲ-トはあるようですが、ファンファーレが鳴るわけでもなく何となく走り始めたようです。砂埃が凄いです。ぐるっと廻って最後の直線で待ち構えてますが...遅っ。そりゃポニーですから、無理を言っちゃいけませんが、迫力無いこと夥しいです。とにかく腹ごしらえをして(フォー生野菜付2万ドン)売り場に行ってみましょう。オッズを映したテレビは半分以上が壊れてます。三連複まであるようですが、マークシ-トが見当たりませんが?まさか?...窓口で口頭買いです。ばんえいだってマークシートだったのに~ これではさすがに筆談って訳にもいかんでしょうねえ。裏に廻ると、馬が一杯います。何の境も無いので、触れ合いは自由です。大らかな話ですが、もう暑さと所在の無さでグッタリしてきました。ホテルへ帰りましょう。こんな季節に外を歩き回ってはいけませんよ。汗だくのアロハをシャワーついでにゆすいで干して、さあビアホールで精気を取り戻さねばっ...休みです、ショボン。日曜日でしたか。ホテルのレストランでビールと食事で179000ドン。何を食ったかは忘れました。だって写真は撮ったしなあ。