栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

何を書こうかな・・・

2007-06-28 23:18:10 | 雑記
家と工房がくっついていて、一人で仕事をしていると、家族以外誰とも会わないと言う日があります。
忙しいときは、ほとんど工房から出ないと言う日もあります。
こうなると、特別何も書くことがないわけでして・・・


困ります。


とは言え、まったく何もない!!!

と言うこともないわけで、

愛犬の抜け毛がおさまってきた!

とか


ドングリマンの抜け毛はおさまらない!

とか・・・

そんなことを書いても、読者はつまらないだろうなあ・・・

と言うわけで、昔話・・・

陶芸家になろうと思っても、どうすればよいのか見当がつきませんでした。
試験があるわけでもないし。
小さいときを除けば、学校と言う集団の中で生活し
卒業後は公務員に採用され、組織のなかで暮らしてきました。
選択肢があって、その中から選ぶと言うのに慣れていた自分は
陶芸家というのはまったくの未知だったのです。
きわめてシンプルに言えば
焼き物を作って、売れれば食っていける。
それだけのことです。
保障もなければ、これをやりなさいと言うこともない。
何を作れば良いのか?
好きなものを作れば良いのか?
好きなものが売れるものなのか?
それをいくらで売ればよいのか?
どこで、だれが買ってくれるのか?
窯はどうする?
工房はどうする?



?マークのオンパレードでした。


陶芸教室でとりあえず、どうすれば焼き物が出来るのかは知りました。
しかし、これで良いのかなあ・・・


全国の焼き物の産地をめぐりました。

益子がなんだか一番気に入ったのです。

続く