栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

本焼き

2009-11-30 23:26:21 | 陶芸
午後11時点火ですじゃ。

やれやれ、なんとか納期に間に合いました。

予定より6時間遅れての発車~オ~ライ♪(笑)

行き先は酸化1280度

お忘れ物ないようにお願いいたします。

結局37個入りきらなかった。



今度はもっと余裕をもって作業をしよう。

・・・前にも同じようなことを言ってたきがするが・・・



窯詰めを待つ作品群



窯から湯気があがっております。



10リットル程度の水が素地の中にはいっていますから

それが抜けるまで、湯気がでますね。


方言考

2009-11-29 20:35:12 | 雑記
津軽圏も南部圏も同じようなもんですが・・・←関西人の見るみちのくとーほぐワールド発見!

わかる人にはわかるでしょう。多分。

妻はピンとこなかったけど、私は爆笑でした。

考えてみると、妻は純粋な「大館人」私は転勤族の父の関係で

そっちこっち引越ししたので、いろんな方言がまじっております。

で、その方言を文章にすると結構難解。

学校時代の、古文の解読をしている気分ですな。

「べろっとくるど!」と山の中で書かれていると

大蛇でも出てきそうですが

結構ポピュラーな言い回し。

「急に・突然」と言った状況を表していますね。

ここ栃木でも

「な~にコタツにぶちかってんだぁ?」

「はぁ~と~ど~だっぺよ。」

・・・わかります?


素焼き講座

2009-11-28 20:49:39 | 陶芸
粘土を扱ったあと、手を洗います。

そのバケツの水を捨てるとき

細かい粘土の粒子が煙のように流れていきます。

粘土はどうやら細かい粒の集まりのようです。

水が多いと泥になり

水がなくなると、石のようになります。

そのちょうど良い水加減の時

自由な形を作る事が出来ます。

粘土と呼ばれる状態の水分量は

15パーセントから30パーセントと言われています。

形を作って、乾燥していく時

この水分がなくなっていくに従って

粘土も縮んでいきます。

さらに素焼きをすると

粘土の粒と粒の間に入っていた水までも

外に飛び出していきます。

豆腐が高野豆腐に変わっていくのと似ていますね。

「素焼き」というのは、ちょうど高野豆腐になったような状態なんです。

うわぐすりというのは

火に溶ける石の粉や灰や粘土で出来ていて

それを水にといた状態です。

その中に素焼きを入れると

スポンジ状態の素焼きはドンドン水を吸い込むわけなんです。

その勢いでうわぐすりの成分が素焼きの表面にくっついていくんですね。

素焼きは水を飲みたかっただけで

うわぐすりが欲しかったわけではなかったんです。

それでくすりがけの済んだ素焼きを

誤って落として割ったことがあります。

素焼きの生地の中には水しか入ってなくて

うわぐすりは、表面にはりついているだけなんですね。

水の粒とうわぐすりの粒の大きさが違うということが

このことから想像できます。

空気は通るけど、虫は通らない網戸みたいな感じですね。

炭も同じような状態で

水を濾過する原理というのは

高野豆腐と網戸の原理だったわけです。

今日の素焼き講座は

やわらかいのか、かたいのか、わからない内容でした。(笑)

20年に一度の・・・

2009-11-26 20:38:59 | 雑記
今朝、ドッグマンとのお散歩に出かけようと

家から外に出てみると・・・

あれあれ?玄関に鍵がさしっぱなしになっているぞ?

これはどうしたことじゃ

家人に聞いてもわからない

夕べ確かに錠をかけて寝たわけで

あれこれ推理しても

どう考えても

一晩玄関の外に鍵をさしっ放しだったとしか思えないのじゃ。(汗)



とうちゃん大丈夫か?(ドッグマン)

以前車に鍵をさしっ放しで

翌朝車の中に

「注意してください・・・益子警察署」

と言う紙が置かれていたことがあった。(汗)

20年に一度の不注意(笑)

笑ってもいられないけれど、どちらも何事もなくてよかった。


さらに以前の話だけど

車のドアロックをしっかりかけて

用事をすませて車に戻ってみると

窓が全開だったという(笑)

この時も何事もなくてよかった。



次20年後気をつけねば・・・

しゃべったり、歩いたり

2009-11-25 16:55:08 | 雑記
知り合いのお坊さんと話をして

「お坊さんって長生きの人多くない?」ってたずねたら

「多分お経を毎日読むのが、健康によいのでは?」

とのお返事だった。

腹の底から読むのだそうで

それだけで汗をかくらしい。

そういえば、テレビをみていてすごくおしゃべりなタレントさんに太った人は少ないのではないか?

さんまちゃんしかり、伸介(字これでよかったか?)しかり

徹子さんしかり

やせるほど、しゃべっているということか?

お坊さんとタレントをならべて書いてよかったか?

まあ良いか(笑)

最近ウォーキングに励んでいて

歩いているのに、肩が軽くなると言う体験をしている。

人間の体は動かしたり、循環させたり、しゃべったりすることが大事みたいだな。

ためこんではいけないらしい。

銀行や郵便局に用事があったのでリュックを背負って

歩いて回ってきた。

約4.3キロ

街中を歩いて、ふと小学生の頃を思い出した。

学校からの帰り道も遊び場だったなあ。

ランドセル背負って、山から笹薮の中をすべりおりたり

雪国だったもので、ランドセルをソリ代わりにして滑り降りたり

いやいや、今思うとランドセルにかわいそうなことをしたもんだ。

今日も見に来てくれてありがとうね。

明日は雨らしい

2009-11-24 20:54:49 | Weblog
天気ドットJPによると

明日の栃木県南部は雨らしい。

石膏型乾いてほしいんだよね~

石膏型は一度水を吸うと、蒸発する時に

石膏の成分が結晶になって型の表面を覆ってくるんです。

タンポポの綿毛みたいなのが、どんどん成長するんですよ。

と言うことは、長期間かかって石膏の内部がやせてくるのではなかろうか?

石膏も世の中も移ろっていくのですなあ。

最近では、自社でまぐろ船団を持っている回転寿司の会社もあるそうで

回転寿司イコール エンターテイメントだけではなくなっているようですぞ。

安くて、良いものがどんどん出てきているみたいです。いろんな業界で。

そんでもってその変化のスピードが速い早い。

この先どうなっていくのかなあ。

石膏型の仕事をやっていると

回転寿司の装置があると楽だろうなと思う。

自分が動かなくても石膏型が流れてくれる。♪

お客さんが回転する回転寿司なんてないのかな?

寿司の方は固定してあってさ。(笑)

遊園地に行くと、回転するコーヒーカップとかあるじゃないですか

寿司を食べながら、遊園地気分♪

気持ちわるくなるかな?

世界中に展開している回転寿司も国によっていろいろみたいで

チョコレートの海苔巻きとかあるらしい。

台湾ではほとんどの寿司に六角が入っているとか。

以上TBSラジオの安住伸一郎の日曜天国ゲストコーナーからの情報でした。

石膏型の話は別よ。(笑)


窯屋根

2009-11-23 20:34:31 | 
益子の街を歩くと、登り窯を見ることが出来る。

ある登り窯の屋根は、かやぶきで、始めてみた時大変驚いた。

かやですぜ、火をつけるとぱ~と燃えるあの萱ですよ。

「大丈夫なんですか?」

「意外に大丈夫なんだ~。」

ふむふむ、そんなものなのか?





「火がついても、簡単に交換できるからな~。」

「げげ!そういうことかい!」

登り窯・電気窯・ガス窯・灯油窯など

いろいろあるけれど

また、ひととおりいろんな窯焚きも経験してきたけど

登り窯の窯焚きはおもしろかったな。

意外に一番静かなんですよ。

外と言うこともあるだろうし、パチパチと火がはぜる音以外

なにも聞こえてこない。

電気窯はなにやら、ブ~ンという腹に響くような音がするし

灯油窯は地鳴りにも似たバーナーの音。

ガス窯はヒョーというかん高いバーナーの音。

窯の個体差もありますけどね。



友達のところでは、穴窯というのがあって

ここは、ブルーシートで屋根にしていた。

しばらく行ってないので今はどうか定かでないが。


かやぶきより上手だな。


「大丈夫なの?」

「意外に大丈夫だ。ブルーシートは

ちりちりと縮んでいくけど、なかなか火は点かない。」


なかなか腹のすわったやつだ。

くれぐれも、火事には気をつけてくれたまえ。

しかしなんだね。


危機対応の感覚というのは個人差があるんだねえ。

「まだ大丈夫」と思うか「もう危ない」と思うか

1億円もっていても、もう危ないと思う人もいるんだろうな。


焚き火

2009-11-22 19:46:31 | 雑記
家の裏に積んでいた、古材で焚き火。

火を見ると興奮すると言う、危ない人ではありませんのでご心配なく。(笑)

だいぶ片付きましたが、まだいっぱい残っている。

雑木林の下で焚き火・・・

ハードボイルドだど。(笑)

最近生活の周りから裸火が少なくなってきてますけど

大昔の人々は火を燃やして、生活していたんだろうな。

わが家のドッグマン、火を恐れるどころか

ぬくぬくして、気持ち良さそう。

これでよいのだろうか?