栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

窯焚き終わり!

2013-12-29 16:15:17 | 
ほぼ予定通り窯焚きが終わった

さて正月用の買い出しに行こうかと思ったけれど

息子が車で出かけているので足がない

買い出しに出かけるから時間には戻るように

と言っておいたのに

もうすぐ日が暮れるではないか



携帯に電話しても出ない

いくら電話会社ががんばっても出ない者はどうしようもない

「ツナガルチカラからダスチカラ」に変えてもらうわけにはイカンだろうか?

「電話だよ!10数えるうちに出ないと、ひどい目にあわせるからね。」

携帯電話が脅迫するのである

スマートフォンはストロングフォンになればいい

もしかすると今こちらに向かって運転中で出れないと言う可能性もある

お!

そんなことを言ってると息子帰ってきた

とりあえず出かけます


窯焚き中でございます

2013-12-28 23:12:56 | 
夕方5時に点火

明日の午後3時ころには終わる予定

日中は西南西の5~6メートルの風が吹いていたんだけれど

夕方には治まった

風が強いと窯の煙突の引きに影響するからね

現在の調子だと良好だと思います

陶芸は人間が作り出す物のように思われるけれど

自然の力を借りて相談しながら作らせていただいている

そんな気がします

「オリオンの 空にゆらめく 窯の屋根 」

「窯の火に 火照る頬 息白く」




ゆく年くる年

2013-12-27 12:10:57 | 雑記


水仙が芽吹き始めた




妻が応募ハガキを書いていて

「私  何歳だっけ?」

と言う

お~!我が家の電子頭脳とでも言うべき人が大丈夫か?

何か悪いウイルスにでも感染したのか?

「あなたは 何歳だっけ?」


「・・・」

年齢早見表を取り出す私

人のことを笑っていられないのだ

大体のことはわかりますよ。そりゃあ。

しかし

自信がない

この年になってくると1歳2歳違った所で

なんということもないのである

いや

むしろ心の奥で

年のことをなるべく考えないようにしている感じもするのだ

だがいい加減な事も言えないので

年齢早見表で確認する

今度は


字が小さい・・・


困ったもんである


その昔親が新聞を遠くに離して見ていたのを

不思議に思ったものだけれど

最近はご飯茶碗が近づいてくるだけでも

目がうるうるするわい


ともかく

自分の年齢が判明して

同時に妻の年齢も判明した


安心して年を越せる気がする


釉薬掛け進行中

2013-12-26 23:05:45 | 
妻と二人がかりで釉薬掛け進行中

一応全部掛け終わったけれど

明日は高台ふきをやって、そのあと最終チェック

あさって窯詰めをして点火と言う予定

28日から29日にかけて窯焚きをして

30日冷まし

31日窯出しをして、その日のうちに全部引き渡し

いやいや年末まで仕事をして

こういうことで良いのだろうかと思ってブログを見返してみたらば

昨年は正月返上で仕事をしていたのだった

今年は一応年内に完結する予定なので

すこしは良いと言うことなのかもしれない

お尻に火がつかないとなかなか動き出さないのだけれど

いざ火がつくとイプシロンロケットのように働くのだ俺は

本物のイプシロンは次の発射までそれなりのインターバルがあるけれど

我が家のイプシロンは連続だったりすると

これはこれでなかなか大変なところもあるんだけれど

今のところそれが出来ているから

まあ良しということにしようかな

でもこれも来年は28日くらいに終わって

のんびり正月が迎えられるようにしようではないか

ということで

来年の目標は12月28日までに仕事を終える

というのはどうだろう?

え?

そういうのは目標とは言わんのか?




ごちそうさまでした

2013-12-24 21:23:01 | 食べ物
シュトーレンにハタハタに白菜の漬物に

ブイヤベースにタラバガニの足数本にエビのサラダ

それに白ワインと発泡酒と言う

クリスマスなのかナマハゲ祭りなのか良くわからないメニューではあったが

それはそれで我が家にしてはゴーカでメデタイ今日の夕食であった

そしてOTTAVAコンブリオの斉藤茂さんのお話を聞きながら

クリスマスの気分になろうと思ったけれど

意外にクリスマスぽくない選曲

おそらくテレビなんかでは赤と緑と金色飾りに

トナカイの角などつけたタレントさんが大騒ぎしているのではないかと思うけれど

この年になると

このような静かでのんびりしたクリスマスイブも良いものなのだ

そもそもクリスマスはお祭りではなく

宗教行事なのであった

極東の日本までくると宗教も文化もなにやら不思議に变化し

加えて在来の文化と融合し

経済活動もふりかけられ独特のものとなる

クリスマスイブにハタハタを食べても何の問題もないと思うのである

ここまで書いて

ハタハタと言うのは海外にはいない物なのか?と言う疑問がわいてきた

さっそくウィキペディアで調べてみると・・・



ハタハタ(Arctoscopus japonicus、鰰、鱩、雷魚、燭魚、英名:Sailfin sandfish)とはスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属する魚である。

生息域は北西太平洋で、特に日本海、オホーツク海、アリューシャン列島。カムチャッカ半島など。ミトコンドリアDNA(mtDNA)の解析により、日本周辺には、大きく分けると3つの個体群が生息していることが明らかとなっている

ハタハタは現在の分類学においてスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属しているが、ミトコンドリアDNAの解析結果によれば、ハタハタはカサゴ目のカジカの仲間に近いことがわかっている。

と言うようなことが書いてある



グーグル検索から


結構ローカルなお魚みたいです

そういうわけで

宗教がどうのこうのとか

国がどうのこうのとか

そういうことを言うのはやめて

地球に住む人間として

皆が平和で楽しく生きていければ良いなと

つくづく思うクリスマスイブなのでありました

クリスマスイブなのだ

2013-12-24 00:43:48 | 
素焼がまだ終わらない

時計の針は12時をまわった

その昔

ミスター・ロンリーの音楽が流れ

城達也の声が聞こえてくる時間だ



遠い地平線が消えて

深々とした夜の闇に心を休める時

はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は

たゆみない宇宙の営みを告げています


満天の星をいただく果てしない光の海を

豊かに流れ行く風に心を開けば

きらめく星座の物語も聞こえてくる

夜のしじまのなんと饒舌なことでしょうか


光と影の境に消えていった

はるかな地平線もまぶたに浮かんでまいります・・・



この番組で私は「しじま」と「饒舌」を知ったような気がするな

良い声だったなあ

下宿のラジカセでよく聞いたなあ

そんなことを思いながら

携帯電話を手に取ると

クリスマスイブ 24.DEC 2013

になっている

最近は携帯電話とカーナビくらいだぜ

新年と誕生日とクリスマスを教えてくれるのは

昨日撮影した写真にクリスマスぽいのがあったので載せておきます



子供たちが家にいた頃は

クリスマスツリーを出したりプレゼントで悩んだり

ケーキだチキンだとてんやわんや

この季節になると世の中過剰に装飾しすぎていないか?などとボヤきながら

それでも子供たちの興奮は喜びであったなぁ

親なんてものは結局

子供の笑顔を見たくていろんな事をやるんだ

と思います

元気で笑って暮らせる生活があればそれ以上何が必要であろうか?