あるます(Harmas)

『Harmas』はジャン・H・ファーブルの住居と庭で、かの昆虫記執筆の地

昼から少し

2015年11月29日 | 日記
昼から少しY川へ
そんなに寒くもなく良い感じだった。
Y川にて調査を始めてから今月で2年になる。
調査エリアの川岸数百メートルの抽水植物は全部刈り取れていた。
この時期には例年のごとくこうしているようだ。
自分の調査対象と関係していて問題視していたこの行為だが
最近少し考えがわかりつつある。
もしかしたらこの方法は良い?うーん、まだわからない・・・
このエリアの河川環境の保全の在り方を考えていきたい。

神谷一男著「東海地方の珍しい昆虫」

2015年11月15日 | 日記

以前から神谷一男先生の著書「東海地方の珍しい昆虫」を探していた。
図書館の総合検索システムでも見つからなかった。
しかし岡崎市の図書館で見つかった。検索の仕方が悪かったかも。
それにしても我が町の図書館には蔵書がないようなので残念である。
古い自然史関係の書籍は大変貴重である。ぜひ古書も収集してもらいたい。

トゲバゴマフガムシ

2015年11月14日 | ガムシ
今年7月にA市において開催された親子自然観察会
この観察会に先立って下見調査を行った。
河畔林にある水たまりに多くの水生昆虫が確認できたが
中でもゴマフガムシの仲間が非常に多かった。
大小さまざまなものがおり、後翅の末端にトゲがあるものはトゲバゴマフの仲間。
この仲間の種の同定をするためには、オスの交尾器を確認することが有効である。
そして解剖の結果だが、すべてトゲバゴマフと同定した。
ニッポントゲバゴマフというのがいるが、いまだ確認していない・・・

トゲバゴマフガムシ♂交尾器中央片

S市のヒメドロムシの追加

2015年11月03日 | ヒメドロムシ
東三河S市のヒメドロムシの分布について数年前から調査している。
ここは我が町T市の豊かな自然以上にすばらしい自然環境が残っているといってもよい。
先月このS市の清流において採集したヒメドロの中にヨコミゾ長翅型を確認した。
アシナガと思っていたのに実際はヨコミゾであり驚いた。
S市ではヨコミゾがまったく採れなかったので以外であり、非常に嬉しかった。
今後、もっと詳細に調査しようと思う。