名前を忘れた罪

―忘れてもいいこと、
 そして忘れてはいけないこと―

天国までは百マイル以上あるんだ。

2014-11-15 21:45:48 | 
私の好きな歌に

天国までの百マイルとゆう
歌がある。

私は早くに死んだ母に
どうしてももう1度会いたくて

何度も何度も天国を
目指したけれど、

天国までは百マイルよりも
遥かずっと遠くむこうだった。

もしも天国行きの切符があるなら
片道でも構わない、
もう1度母に会わせてください。

いっぱいいっぱい、
生きている間に
伝えきれなかった事があります。
どうしても伝えたい。

大好きだよ、と。
もっと一緒にいたかったと。
ファンキーなお婆ちゃんに
なるところを見たかったと。

神様、1つだけ私に下さい。
どれだけ走っても破れない靴を。
私はそれでいつか
百マイルを超えてみせます。

71億と青い惑星の憂い。

2014-11-09 19:26:39 | 
宇宙の中でも
小さな青い惑星に
71億もの憂いがある。

自分達が生きる為に
青い惑星の寿命を
どんどん
すり減らしているのだと、

71億の憂い。

自分の力が弱まって
71億を全部幸せに
する事が出来ない、

青い惑星の憂い。

共存できない私達、
どうして同じ場所に
生まれてきて
しまったのだろうか。

いじわるな神様は
見て見ないふりをしてる。

もしもこの手が
もっと大きければ、
2つの憂いを全部
振り払えたのに。
無力さに泣いた夜。

71億と青い惑星は、
今日も切ないため息をつく。