県代表を決める大会の広島地区予選、1回戦の碁です。
私の黒番です。
10の手を初めて見て調子が狂いました。13~19と感覚の赴くまま打ちました。
25~33と白地ないぞ作戦も悪くないようです。
黒35では、39とさっさと生きたほうが良いとLeelaZerroは言っています。
なので、白38のノビキリは、
参考図1
1のコスミが急所とのこと。確かにお互いの根拠の必争点でした。
実戦でも、39~43と打って生きたらしゃれているし、白も薄いので
黒が走っていると思いました。白44と守るなら尚更黒良しと感じました。
相手は、黒45では46のほうがいいのではとの意見でしたが、私の棋風
は45を先手で打ちたいですね。ただこの後の打ち方がわかりませんでした。
参考図2
LZは単刀直入に切り。しかし中央は止まっていないので、私には打てません。
そこで47と48を交換して、さてどこに打つか、です。
ここで上辺にヤキモチをやいたのが敗着です。49のカタツキの手自体で評価値が下がる
わけではないのですが、上辺の消しにこだわって打ち続けたのがいけませんでした。
参考図3
LZは中央にケイマ。言われてみれば確かにその通りで、この手が浮かばないの
がまだ弱いところです。1があると3の切りが効果的です。
参考図4
もう1つの候補はカケツギ。これは勉強になりました。コウ材で5の切りが打てれば
良しですし、左下は、コウで取られた後なら尻尾は捨てても惜しくありません。
まだまだだなと実感させられる負けでした。