鉄道模型コレクター&モデラーの、見てこの一品!

コレクター&モデラーの、見せたい言いたい、車輌、駅、施設、風景、歴史あれこれ。

アメリカの貨車_1

2007-12-18 | Weblog
鉄道の貨車というのはどこの国のものでも機能一点張りの格好をしている。しかし、運用される地域の気候風土や貨物の種類によってさまざまなタイプがあるところがファンの楽しみの要素。現代のようにすべて味も素っ気もない箱(コンテナ)になってしまうまでは、さまざまなタイプがあった、というべきか。
積載サイズ、連結器、ブレーキ方式のちがいで貨車も大きくヨーロッパ型とアメリカ型に分けられるのではないかな。そのうちヨーロッパはブレーキの違いでイギリス型と大陸型に分けられると思う。日本の貨車は連結器がちがうけれどブレーキはイギリス型ですね。
写真はアメリカのボックスカーと呼ばれる標準的な貨車。まさに大陸を行き来するにふさわしい実用性の割り切り、アメリカらしいデザイン。アメリカ、MICROTRAIN社製。これも微細、極薄成型技術、ディテール、レタリングがすばらしくて初めて手に取ったときはオドロきと感動、ため息ものだったね。
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ドイツの貨車_1

2007-12-18 | Weblog
模型ファン、その層の厚みを示すものに、飛行機でも車でも鉄道車両でも、人気機種や車種、いわゆる花形でないものがどれだけ商品化されているかがバロメーターになるんじゃないかと気づいた。これはドイツの魚運搬用の貨車。時代はDRG、1925年から1945年のもの。車体の羽目板、金具のリベットなどディテールもさることながら、側面全体に施されたレタリングの精緻さ、こんな貨車と言えどもモデル化にあたって手を抜いていないところがなんともシビれるんですね。
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