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神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

ライオンとネズミ。

2023年03月02日 | キリスト教

 2つ下の記事の『右肩上がりの世界』のところに、ライオンが見逃してあげたネズミに、後日助けてもらう……的なことを書いたのですが、元はイソップ童話だそうです♪(^^)

 なので、『ライオンとネズミ』で検索すると、たくさん絵本が出てきたり

 また、絵本を購入したり、図書館で借りて来なくても、ネットにも載っていたりして。



 >>ライオンとネズミ

 ライオンがねむっていました。ネズミがスルスルッとライオンのからだを乗りこえました。ライオンが目をさまして、ネズミをつかまえました。ネズミは、放してくださいとたのみました。ネズミが言いました。

「もし、放してくださったら、きっと恩返しをします」

 ライオンはネズミが恩返しの約束をするのがおかしくて、笑って、放してやりました。

 あるとき、猟師たちがライオンをつかまえ、ひもで木につなぎました。ネズミがライオンのほえる声を聞きつけて、かけよってくると、ひもをかみ切って、言いました。

「おぼえていますか。わたしに恩返しなどできるわけがないと笑ったことがあったでしょ。でも、どうです、ネズミにだって恩返しできることもあるのです」

(引用元=https://swuhp.swu.ac.jp/ime/tol81.pdf様m(_ _)m)


 ちなみに、わたしがこの童話のことを知ったのが実はこの本、『フランスのことばと絶景100』によってでした



 >>人はしばしば、自分より小さな者を必要とする。(情けは人のためならず)

 ラ・フォンテーヌ(作家)

『寓話』の一話「ライオンとネズミ」より。飛び出してきたネズミを襲わず、見逃してあげたライオン。後日、ワナにかかって出られなくなったとき、網をかじって助けてくれたのはそのネズミでした。自分より弱い者を助けることは、巡り巡って、自分を救うことになるかもしれません。 

(『フランスのことばと絶景100』より)


 情けは巡り巡って、再び自分の元に戻ってくる。だから、誰かに情けをかけるのは自分のためでもあるんだよ……ということだと思うのですが、今このお話を聞くと、なんだか網にかかったライオンがロシアのように思えてきたり。。。

 ウクライナはもともと、小さくもなければ弱くもない国とは思うのですが、ロシアや中国や北朝鮮といった国はどうして「すみませんでした、ごめんなさい。わたしが悪かったです。赦してください」と言えないのかなって思います。国の体質として昔からそうだから……というにはあまりにも、犠牲が大きすぎて悲しすぎる

 もちろん、個人レベルの問題でいえば、確かにわたしも「誰に対してもすぐあやまれるか」と言えば、仕事に関しては割とすぐあやまれるほうかな、なんて。あと、自分が悪くない場合でも、その時の空気的に自分があやまりさえすれば丸く収まるような場合も、あやまれるような気はする。

 でも、一番難しいのは案外家族かなって思ったり。ここはまあ、「わたしは悪くない」とか、「あんたのほうが間違ってる」とか、「わたしのほうが正しい」とかってなりがちなゾーンだなって思うので(^^;)


 >>さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。

(ルカの福音書、第6章37節)


 とイエスさまもおっしゃってますが、「赦す」って、本当に難しいことだなってあらためてそう思います。。。

 それではまた~!!





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