>>それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗り込ませて、自分より先に向こう岸へ行かせ、その間に群集を帰してしまわれた。
群集を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた。
しかし、舟は、陸からもう何キロメートルも離れていたが、風が向かい風なので、波に悩まされていた。
すると、夜中の三時ごろ、イエスは湖の上を歩いて、彼らのとこ . . . 本文を読む
【キリストの変容】ラファエロ・サンティ
「神のみぞ知る」のところで、人間の意識の容態といったことについて書いてみたのですが、人為的にそのような状態を作り出せる……という意味において、人間が<死>の状態にもっとも近いと思われるのが、病院で手術前にかけられる麻酔の効いている状態というのがあると思います。
ところが、ですね。「意識はいつ生まれるのか」の中に書かれているところによりますと、手術中、 . . . 本文を読む
「信仰のオリンピックチャンピオンになる!」というのは、わたしの決意表明とか、そういうことではまるでなく(^^;)
もちろん、胸を張ってそう言えるくらい、わたしが信仰深い人間だったら良かったのにな~とは思うんですけどね
「じゃあ、なんでこのタイトルなんだ」というと、信仰界のオリンピックチャンピオンは、わたしの中ではマーリン・キャロザース先生だったりしますし、その他そうした信仰の力も強く、神 . . . 本文を読む
【ピレネの城】ルネ・マグリット
先にお書きしましたMさんのことなのですが……あのお話のどこが恐ろしいかというと、二十四時間看護をうたっている病院に入院する時、当の患者さんや患者さん家族は当然、それが真夜中であろうとなんであろうと、<何かちょっとでも異変があったら、病院というところは最善を尽くしてくれるはずだ>という信頼の元に入院しているにも関わらず、実際はそうでないというところだと思います(^ . . . 本文を読む
【眠りと異母兄弟の死】ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
さて、人間の意識というものを今の科学技術で調べられるだけ調べてみた――といったことが、「意識はいつ生まれるのか」という本の中には書かれていると思うのですが、こうした科学的事実を前に、それでもなおわたしがイエス・キリストへの信仰をまったく変化なく保ち続けている、「まったく問題ないね☆」という態度なのは何故なのか、最後にその答えについて . . . 本文を読む