神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

全人類の、全人格的幸福。

2021年05月17日 | キリスト教
 これは前にも書いた気がするのですが、わたしがまだノンクリスチャンだった頃、こんなふうに思ったことがありました。道端に蟻さんたちがいて、そのうちの一匹の足をもいで地面にまた戻したとしたら――蟻さんのほうではまったくもって何が起きたのかわからず、自分の足が何故失われたかの意味も意義もまったく理解できなかったことでしょう。  それで、大体これと似たようなことが人間にも起きる。「何故こんな酷いことが . . . 本文を読む
コメント

もし、ただ毎年五千万円が入ってくるのだとしたら……。

2021年05月10日 | キリスト教
 前に、なんの本でだったのかは、例によって忘れてしまったんですけど……わたしの不確かな記憶によれば、大体年収として2千5百万円くらいだったでしょうか。そのくらいの収入があれば、あとは大体横倍的にその状態が続いていく見通しさえあるのであれば――年収が3千万円になるために、それ以上何か必死に努力するとか、そうした欲望は低くなるということでした。  もちろん、年収として2千5百万円稼ぐというだけで . . . 本文を読む
コメント

どこまで苦しみ悩み傷つき、どこから苦しみ悩み傷つくべきでないか。

2021年05月08日 | キリスト教
 今回のタイトル、「どこまで苦しみ悩み傷つき、どこから苦しみ悩み傷つくべきでないか」については、おそらく人の誰しもが悩むことでないかと思います。  先日、ネットで全然関係のないワードについて検索していたら、「ひきこもり死」という言葉が出てきて、一瞬ドキッ☆としました。そしたら、これは8050問題とも呼ばれていて、親御さんの世代が80歳くらい、そして息子(娘)さんが引きこもりになって何年にもな . . . 本文を読む
コメント

神さまの正しさと人間の正しさ。

2021年05月06日 | キリスト教
【善き羊飼いとしての幼児キリスト】バルトロメ・エステバン・ムリーリョ  聖パウロの信仰義認について書いたりすると、それだけですごく長くなりそうなので(汗)、この間マーリン・キャロザース先生の本を読んでいてちょっと思ったことを……と思いました(^^;)  人間の正義、正しさといえば、簡単にいえば「罪を犯してない状態」のことではないでしょうか。法的な意味でもそうですし、時々人の悪口を言ったり、嘘 . . . 本文を読む
コメント

わたしが神に罪を犯さないと、どんな良いことがありますか。(ヨブ記より)

2021年05月01日 | キリスト教
【墓堀り人夫の死】カルロス・シュヴァーベ  >>エリフはさらに続けて言った。  あなたはこのことを正義によると思うのか。 「私の義は神からだ」とでも言うのか。  あなたは言っている。 「何があなたの役に立つのでしょうか。  私が罪を犯さないと、  どんな利益がありましょうか」と。  私はあなたと、  またあなたとともにいるあなたの友人たちに  答えて言おう。  天を仰ぎ見よ。  あなた . . . 本文を読む
コメント