前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

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アルディージャの選手たちも観たのかな?何かヒントになることは?日本代表vsモンテネグロ

2007年06月02日 | 試合の感想
キリン杯を拝見。もちろんテレビです。。。
感想は、予想はしてましたけど「公開練習試合」でしたね。(テレビ観戦でよかった。。。)

モンテネグロ戦だけに限定すると、これは本当の「親善試合」だし、「シナリオあり」の試合に思えました。
まずオシムの縁がある地域からチームを呼ぶ(親善試合って、監督の知名度によって対戦できる国って違うんですよね。ジーコだからアルゼンチンやパラグアイが来日してくれたって部分もありましたから)。なので、モンテネグロがどこのチームを想定して対戦したのかは、不明。

まあ、独立して戦火だった国が「平和な国」日本と対戦するという政治銘柄に思えます。(という事は、今回のキリン杯の本命はコロンビア戦かな)

なんでこんなに詰まらなさを表明しているのかというと、モンテネグロが全く攻めない!あれは意図的でしょ。モンテネグロの選手たちに、この試合の意味があまり感じれないしね。秋葉原で電化製品を買うのが唯一の楽しみかな。協会にはお金が入るし、ただそれだけです。

そうはいっても、ひとつポイントにしていたのは。あれだけ引いてプレーするモンテネグロに対して、日本がどうやって崩していくのかな?とは観てましたね。固い氷をどうやって溶かしていくのかなって。

まず1点目の中沢のゴール。あれはどうでもいい。あんなんで喜ぶのは、本人だけでいいでしょう!
それよりは失敗したけど、山岸の縦への動きとか、矢野のポストとしての役割とか。そういう部分の方が観ていて面白い。

で。

一番感心するのが、駒野でしょ。これは私の勝手は独断と偏見なんですが。
いま世界でフリー状態のクロスを上げさせたら、ベッカムと駒野はどこへでもピンポイントで蹴れるでしょう。
本当すばらしい。駒野に関しては、代表戦というよりJリーグを観ていればわかりますよね。
大宮アルディージャもいっぱいやられてますよね。昨年の駒場の0-1で負けた時や、ビックアーチでもそうだった。これをフリーさせた時点で、危険度はMAXに近い。。。

高原の得点も面白くて。引いた相手をどうやって崩すのか。ゴールに向かって正面から、押したり引いたりしてもあまり微動だにしないんですよね、引いたチームは。そうすると今度どうするのか?グランドを広く使って、右に左に「いなす」ですよね。相手との駆け引きで、最終ラインの上げ下げに加えて、両サイドのいなしを加える。これを素早くやる。
で、最後はサイドからのクロス!(クロスがダメなら中央に戻してから、縦へのボールを入れる。しかもダイレクトに)。

こういうのを観ていると、攻撃するという事は「相手に思考する隙間を与えない」事だ。とも思えてきます。特にオシムのサッカーの場合は。

これを大宮アルディージャが真似をしてもしかたないのですが、何かヒントになる事はいっぱい詰まっていたのと思います。
弱者が強者に挑む場合は、知恵が必要。もしくは「ゲリラ戦」(表現が悪いですが)が、必要かもしれませんね。
でもまあ、昨日のモンテネグロは弱者でも強者でもなく、かませ犬の役割でしたし観戦料はとっちゃいけなかったかなと。結果論なら、料金ベースを下げるべきでしたね。公に見せるものではなかった(オシムはあくまで練習という位置づけだったので、商売にしようという思惑はなかった。その部分ではオシムには非はないかあ)。

来週、私はコロンビア戦を観戦に行く予定です。アトレティコマドリーのペレア選手も来るみたいだし(インテルのコルドバばっかり注目されているようだけど)。コロンビアとしては、「攻撃する守備」をやってくると思います。同じ「引くサッカー」を体現しても、やっぱり質が違うんですよね。パラグアイまでとはいかないにしても、南米の守備意識を見せてもらいたいと思います(本気出してくれ~~!)。

という事で、あのモンテネグロ戦は、オシムが目指す形の一部が見られたという事で収束しましょう。こういうサッカーもあるのかっと。


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