前略。大宮 ＧＫ北野のプレーは、残り試合の命運すら左右するビッグプレーだったと思う。

ブロガーも新聞各紙もおっしゃる通り、全ての転機は、ＧＫ北野のＰＫセーブだと思います。

ラファエルの先制弾で幸先よろしいスタートをし、その後もアグレッシブな守備が目立ち、
私は好きです、あの守備。しかし軽い意志や体力が衰えてくると、かさわれる。
でも一度かわされても、味方の誰かが挑んでいく。ガンバには通用しなかったけれども
あの試合からの継続。もうすぐ身体に挑む守備が沁み付いて来る時期かなと思います。

柏に決められた１点。あの前後辺りから、大宮は疲れていたのか、気持ちのエアポケットなのか
気持ちが萎え始めたのか、圧されていましたね。また柏レイソルを後押しするジャッジ。
その名を飯田淳平とかいう、目立ちたがり屋さん。規則正しくジャッジすれば褒められるだろうと
思っている典型。ホイッスルでしかジャッジできないその主審は、柏有利の演出家でしたね。

そしてＰＫ。

正直あの時間帯、選手交代で変えるかな？って思いました。しかし前線の選手のモチベーションと
体力はとても充実していたので変える事はできない。でも空気は大宮アルディージャに持ってきたい。

そんな折のＰＫ。

北野見事なセーブ。あれでスイッチ入った選手が何人もいたはずだし、応援する側も
言い知れぬパワーが湧いてきたのではなかったでしょうか？

ビッグプレーは華麗なプレーだけではない。やっぱりメンタルをたたき起こすトリガーであれば
どんなプレーでも言い訳です。北野のセーブはそれに値するし、

もしかすると大宮アルディージャの残り試合を左右する程のプレーだったかもしれません。
未来から今を振り返った時の、ターニングポイントかも？


北野だけを褒めていますが、実は東も金久保も、頑張っていたし。青木も自分の役割を理解して
カウンターのゴールを決めた。ちょっとした勇気と、ちょっとした闘志、ちょっとした行動と
ちょっとした信頼があれば、チームは自ら動きだすだ、と昨日の試合で再認識した限りです。

東は疲れているだろう。でも大宮アルディージャの為に、貢献した。そしてこれからも貢献してほしい。
個人的には、貴方に最高級の賛辞を与えたい。



さて。今後の日程だが、ナビスコ杯のさいたまダービーありますね。そして福岡をホームで戦いますね。
普通だったら、メンバー入れ替えでしょうが、今回のメンバー&ベンチは悪くないと密かに思っています。
年齢構成とかとってもいいかも？

勝ち癖付けるには、ある程度経験値を積ませる事が大事だし、この流れを持っていくという事。
体力的にきついとかいうけれども、大抵そういう時には精神的にきつかった場合がほとんどだし、
それを打破する術を知らなかったのが要因。

浦和レッズが相手。でも大宮アルディージャは焦る事もないし、極端に意識する事でもないし、ただ勝つための
方法を試合の中で見つける。それが見つけられたからこそ、大宮は柏に勝てたのだし。


体力的にきついと思うのは、オフシーズンからでいい。今は勝利する気持ちを萎えさせない事。
そして進んで水曜の試合に出てほしい！