前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

大宮アルディージャに伝えるべき事は、伝えていくブログです。
さいたまダービーは、大宮公園サッカー場で開催支持派!

前略。大宮 柔よく剛を制するまでは行かなかったが VS鹿島アントラーズ

2008年04月27日 | 試合の感想
まず今日の大宮アルディージャVS鹿島アントラーズ。試合の全体を観ていないで、
大宮は弱いとか、鹿島が強いとか言う事はしないでほしいという事である。
それが、今日両チームの選手たちへの、最低限の敬意だと思っている。
得点結果(数字だけ)をとって語るのは、そこら編の3流マスコミ人だけで結構である。


今朝方、あまりにも不甲斐ないFCバルセロナの試合を観させられ、サッカーというものに「チーム名だけで」語れない何かを真剣に考えたわけであるが。

この試合はいろんな人が様々な視点で語れると思うが、私は大宮アルディージャを応援しているので、大宮の立場でまずは書いてみたいと思う。


まずは、鹿島アントラーズ!!恐れ入った。さすがはアントラーズである。
先週のさいたまダービーなんか、吹っ飛ぶ位に、アルディージャは勉強になったのでないか?全てにおいて、日本最高レベルのクラブである(世界基準ではわからないが)。 

J’sゴールのHPコメントを読むまでもなく、鹿島は大宮の心臓部を消してくる。それは慶行が公式HPでコメントしている通りである。慶行、マサ、両方の心臓を簡単に消してくる。彼らが受けた圧力は想像以上だろう。

前半は何もできずに、はっきりと中盤は怯んだ時間があったと思う。私は「気持ちで負けたな」と思った。まったくこちらから鹿島へ圧力をかけられない。いや、逆に押し込まれたという事。スタンドで観ている以上に、ピッチレベルでは「呼吸できない」レベルで攻められたという事だ。まさに怯む。そして何もさせてくれない。

これぞ、横綱と思った。おそらく今の鹿島は日本代表より強いと思う。
個々人がゲームを読める力がある。そして誰からスタートしてもゲームを作れる共通意識が出来ている。空気が悪くなれば、のらりくらりと自分たちのペースに持っていくだけの「間」を作る。それとスピリッツオブジーコというのかわからんが、とにかくゲームコントロールができるクラブだと思った。

正直、前半1点で持つのかなとも思った。

この1失点に関しての個人的感想は。

佐藤主審の演出によると思っている。この佐藤主審、私の記憶が正しければ、ナビスコ杯のマリノス戦で笛を吹いた「テスト主審」だったと思う。しかし今日は場慣れしたのか、結構冷静だった。ましてはGWシーズン。いずれもホーム有利の笛をJリーグからも告げられているのだろう。前半正直、PKかなって思ったシーンも大宮のGKにしてくれたし、結構大宮寄りに笛もあった。そして失点シーン。。。

私の席からは、バックパスに見えた。それを江角も戸惑ったのだろう。キャッチしていいのか?と。ボールに触れたが笛はなし。つまりホームの笛を佐藤主審は吹いた。当然試合続行。そこを突かれたという事。呆気にとられた失点シーン。
同時に選手たちも沈む。メインスタンドも沈む、鹿島は自分たちのペースにますますする。。。そこから大宮にとってはとっても辛い時間になった。。。


ただし!!そうは言っても攻めないといけないだろう!!という気持ちは私にはあった。同じ負けるのであれば、自分たちを貫いて散れ~!と。おそらく選手たちもそれは感じていたのではないか?その先に勝利が見えてくるのだからと。


そこからは実際に目にされたみなさんと同じ通り!

大宮の得点シーンは、「柔よく剛を制す」という言葉を思い出した。大悟だったかな?のFKは、まさに柔だった。あれっ?って思ったけど、結果は得点だった。
鹿島という横綱は、剛で来るチームには強い。が!!90分の一瞬でも、あのような「柔」を繰り出せば、力み過ぎたクラブは前のめりになって、「勇み足」になったと。鹿島の選手としては、どっと疲れが思い出された結果ではなかったかと。


そっからは、ご覧の通り。大宮公園サッカー場始まって以来の、盛り上がりだったのではないか!と。慶行のコメントは、現場当事者であり冷静であり、まさにその通りであったと思うが、観ている側からは「素直に拍手を送りたい」のである。

後半の攻めは、観ている側に「感動」を呼んだと思う。鹿島にとっては勝てた1試合かもしれないが、大宮にとっては「新しい歴史」を書き加える1試合になると思ったが。。。


そこが、鹿島アントラーズなのである。マサが言っていた通り、ピッチ1/3のクオリティが勝負なると言ったが、あの時間帯では何かが足りなかったのではないかとも感じている。

もし今日の試合!慶行の言う通り、反省する部分があるとすれば(いや実際にあるのだが)、それは後半の後半に来た攻めのビックウェーブではなく、そこに至るまでの試合展開ではなかったか?場合によっては、前半の後半に同点にできる機運もあった。しかしチームとしていや中盤は確実に怯んだ。どうする事もできなかった。そこに視点を向けるべきだろう。

それだけ試合巧者の鹿島に対して、「セットプレーではなく得点する事」位の高い課題をするしかないと思う。ただ今日に関しては、そこまで考えるのはよそう。それは鹿島スタジアムにとって置こうじゃないか。慶行よ、今夜はぐっすり寝て、
ガンバ戦に備えようじゃないかあ~。本当、拍手を送りたいのである。



正直専門家などに言われたら、鹿島の質を高さばかりが目立った試合だろうが、
私たち大宮を応援する側から観れば、「専門的な視点ではなく、サッカーの愉しさ」を感じさせてくれた試合でもあったと思うだ。

試合終了後、どちらがこの試合に印象を刻印したか?私は大宮アルディージャだと思っている。

結果だけじゃないんだよ!サッカーは!という「鹿島やレッズへのアンチテーゼ」としての存在を表現したという部分で、今年は選手たちを認めるのである。
今日は敬意を表したいと思っている。

今日、初めてアルディージャの試合を観てくれた人々に、何かを残したのは確かだと思う。次節、FC東京戦にもいっぱい観衆が来ると思う。いや、録画している人は、友人に見せてもいい。さいたまダービー以上の何かがそこにはあったのだから。


その証拠に、試合終了後。まっさきに立ち上がり、拍手をしたのはメインスタンドであったから。そしてゴール裏も声を張り上げたのだから。



次は、ガンバ大阪である。何故、今日負けたのかは、わからない。これからチェックしたいと思うが、彼らも王者である。今日と同じ位の「行動力」を示さないと勝てない相手だ。まあガンバの事は明日にしよう。

選手たち、今日はぐっすり寝てほしい。

そして大宮を応援されたファンやサポ、そして大宮を支えている多くの人たち。
お疲れさまでした。引き分けなのに、「面白い。ワクワクした」とお土産を
持ち帰れたのではないですか?

それでいいんです。そして次回もスタジアムに来ましょう。
いずれ書こうと思いますが、大宮アルディージャにとって、この大宮公園サッカー場は、とても相性がいい。そして何かサッカーの神様がいるようです。もちろんアルディージャにとっては味方ですが。

さあ、アルディージャはこれからも加速します。シンカは徐々に進んでいます。
次節も応援を続けましょう!!!

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2 コメント

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Unknown (eno)
2008-04-28 10:23:35
いつもお邪魔してます(笑)。

鹿島戦、お互いが今出来ることをやり尽くした試合だったと思います。大宮的視点でいけば確かに、同点弾のあとの総攻撃であと一点をとる義務はあったでしょう。出来る可能性は十分でした。

でも出来なかった。まだウチはそういう段階。それを選手そしてクラブ自身が悔しいと感じることが今は大切。それが成長に繋がると信じている。今確実にその流れがある。

浦和戦では攻めながら無得点ドロー、そして鹿島戦では先制されながら追いつく、しかも課題であったセットプレーから、着実にシンカしてると思います。しかも相手は鹿島ですよ。老獪に試合を運ぼうとした間違いなく今時点で一番完成度の高いチームの!浦和と鹿島、同じドローでもこの2戦は全く意味が違うと思うのです。

追いつく事を今シーズン初めて体現出来た。あとは勝ち点3を取る、この段階に来ています。いよいよ答えは出ると思います。いっぺんに結果は出ませんから。じっくり我々も構えていきましょう。頑張りましょう。
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勝利がほしいです! (前略。大宮)
2008-04-30 12:11:54
enoさん

いつもコメント、ありがとうございます。
鹿島戦に関しては、アルディージャの「決定力不足」が露呈した試合でした。
人間も同じですが、極限状態でその人の真価が問われます。つまり判断力だったし、「結果だったり」と。

今日はガンバ大阪戦。戦う相手は違えど、どうにかして結果がほしい試合です。

負けるのは嫌だ。勝利あるのみ~~です。
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