「勝ち点１」どう捉えるか？の議論のきっかけになるかもなあ～ 大宮アルディージャVS柏レイソル

まずは、柏の葉まで応援に行かれたサポ／ファン、お疲れさまでした。
私は、スカパー観戦です。

いま、試合が終わりましたね。内容は非常に良かったと思います。
どうして、点が入らないのだろう。。。というサッカーの根本命題を思考したくなる。。。
（アルディージャの試合に批判的な柱谷が解説。。。前半から彼を黙らせようと思っていたが、選手たちが十分なパフォーマンスをしてくれた事で、彼は予想を崩されたのではないか？）


試合が終わってみて、勝ち点１だったから言うのではありませんが、
「大宮が得点できなかった。というより、大宮が柏の良い部分を全て消した試合」という印象があります。

大宮の選手全員、得点への意識が高かったし、片岡なんか「なんでそんな処に顔出すの？」（良い意味で）と思う位、動いていた。
波戸も主税も慶行も、大悟も、そして荒谷もなんか集中していたし。

あっ、ロバートのインタビューだ。うんうんうんん。
やっぱり！

ロバート監督は、「乱世を生き抜く監督ではないな」という事が、感じられたよ。まあこの場に及んで彼を非難してもしかたない、もうロバートをうんぬん言うのも、虚しくなる。暖簾に腕押しだあ。J２のチームには失礼かもしれないが、彼はJ２での戦いに適しているのではないか？


まあ、監督はさておき。斎藤マサは、今日素晴らしかったのではないか。試合の流れ、全体の配置を全て俯瞰して見えていたのではないかな。これは本人が一番わかっている事だと思うが、今日の斎藤は「思考がキレキレ」でした。すばらしい！


さて。得点を入れるというのが本日も露呈した大宮アルディージャでしたね。これを解決するって、難しいように。。。
１トップだから、ここ数試合みたいな得点への「期待感」を呼ぶ試合運びができるが、得点シーンになるとはやり１トップでの攻撃で、数的優位でゴール攻められない。。。予想だが、１トップでの得点シーンは、前半にあったような形。主税が折り返して。。。最後は慶行がゴール上に外れたあのシーン。もしくは、浦和戦で、吉原がサイドで溜めて、慶行がゴールしたシーン。。。みたいのが理想なんだろうなあ。

しかし。後半。大宮の得点シーンになりそうな場面もあったとはいえ、１トップで得点できるような形ではなかった。悪くはないが、１トップでしかも大宮の現選手の能力では、スーパーなプレーがなければダメだろうという部分もあった。大宮の後半みたいなシーン（特にゴールシーンになりそうな場面。よくダイジェストとかにされるシーンだけど）をするのであれば、浦和のワシントンやガンバのマグノ、もしくは相手チームのフランサみたいなタイプでないと辛いかもなあ。。。

なので、システムとして、そして試合運びとして今の１トップを貫くのであれば、もっと攻撃の形を成熟させる必要がある。１トップだけに頼るのではなく、２列目の押し上げだね。でも後半になると疲れてくるので、前線のFWにあずけて、おまかせ～みたいなプレーも多いなあ。後半のきつい時間でも２列目からでも、まだまだドシドシ上がれる選手がいてほしい。浦和のポンテや名古屋のナオシみたいにね。　２トップという選択で得点の可能性が格段に上がるという可能性は未知数だと思うが、２トップを選択した場合は、また違った試合運びをしないといけない。ここは中途半端じゃいけないよね。会社で言えば、企画方針というか営業方針に関わる事だからね。

戦術論を私みたいな素人がいろいろ感想を述べてもしかたないので、選手と監督で徹底的に試行錯誤をし、反省をし、改善へと飛躍してほしいと思います。

さあ勝ち点１でも、不満の方はいっぱいあるだろうし。勝てたかもしてないレイソル戦ですが。勝ち点「０」ではないのです。次のホームで勝利しましょう。　良く言われる事ですが、もし今日負けて勝ち点０で、来週勝利すれば勝ち点３。だからトータルで勝ち点の積み上げが出来るのだから、リスクを背負ってどんどん攻めましょうとか、戦ってくださいとかの意見。。。判らないのでもありませんが。。。勝ち点を取れた事は確かなので、徐々に進んで行く事を肯定してみましょう。。。（なんか低金利の銀行預金でコツコツ資産を増やすか、株や大型投資で資産運用する事の違いみたい。。。どちらを良しとするかは、個々人の考え方次第ですね）