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一人暮らし男の食生活!

13年はパリを最後に海外に行きません。来年イタリア?サンフランシスコ?ピッツバーグ?

地球最後の男

2010年11月27日 | 読書
久しぶりの読書ネタ。

SF好きな僕ですから、やっぱり古典SFを読んじゃうわけです。

「ゾンビ」の元ネタになっているのが、このアイ・アム・レジェンドです。

主人公以外の全員が異型の怪物。

主人公が建物に一人立て篭もって外敵と対峙するなんて完全にゾンビのお約束ですね。

しかも、主人公は彼らの血清を作ったり、彼らは社会を形成していたり、・・・敵側のスパイだったりでイベントも沢山です。

彼らは彼らで事情があるってのが面白いです。

ただの死に損ないが襲ってくるわけじゃない。

彼らにも生きる為に仕方の無いことがあるんです。

これが面白いところ。

これが異文化種族との共存とか、共存を図った挙句に滅亡とか色々ありえるじゃないですか。

単純にバリバリと敵をやっつけて御仕舞いじゃありません。

ラストの1行でオチってのが(しかもページをめくっての1行ね)心地良いです。

秀作SF小説に出会えて嬉しいです。



ポッドキャストと出会ってから移動の時に読書が全然出来なくなりましたが

これからも細々と読書していこうと思っています。

今も読むようにしています。

例によって古典SFですけどね。

本を読みたい。

2010年09月28日 | 読書
僕は読書の習慣があるほうです。

でも

一時の英語の勉強とかポッドキャストとかを聞いたりとかで読書の時間が激減しました。

コレではいけないということで

大量に本を買ってきてしまいました。

下らないSF小説が3冊と

珍しいことに漫画を全17冊買ってしまいました。

僕は漫画が嫌いです。

子供の頃から読まなかったです。

「子供向けの漫画じゃないの?」って子供の頃に思ったのが切欠です。

でも絶対に偏見ですよね。

食わず嫌いは良くないと、たまに気が向いたときに漫画に触れるようにはしていたのです。

今回大人買いしちゃいました。

失敗するかもしれませんが偏見はよくありません。

とにかく細々と読んで行こうと思っています。



そういえば秋ですね。

渚にて

2008年11月20日 | 読書
通勤の電車内で英語の勉強をしているせいか

最近はめっきり読書に割く時間がなくなってしまいました。

思い切って図書館で借りずに居るのです。

以前は6冊返したついでに6冊借りて・・・って

のを繰り返していましたが。今はやめちゃいました。

でも読書はやめられないので自分で買った本を細々と読んでいるのです。

自分の本は返却期限を気にせずにじっくり読めるのが良いですね。



自分で買った本   ←これがSF小説ばかりで自分で自分を笑っちゃいます。

で、今回読み終わった本が滅亡物のSF小説「渚にて」です。



今回初めて読んでみました。

感想は「地味」です。

ひたすら地味。

第三次世界大戦が終わって北半球は人類が壊滅状態。

辛うじて生き残っているオーストラリアの話です。

シアトル(劇中はシャートルって書いて有るので気が付きませんでした、笑)からの謎の無電をキャッチして原潜で探検に行く件が少々冒険小説ですが、派手さは無いストーリー展開です。

でも、この作品の最大の売りはコレでしょう。

淡々と日常を生きますよね。

間もなく人類が滅亡すると分かっていても普通に生活をします。

死に場所を求めますけど運命は受け入れる。

自分が先に放射能にやられてしまったら赤ちゃんはどうなるか。

アナタと同じ日に死ねるのは幸せ。

この場所以外に行く場所が無い。じゃあココで毒を飲もう。

コレです。

僅かに生き残った凶悪な暴走族が極悪非道の限りを尽くしている荒廃した世界で、ヒーローがたった一人で立ち向かう・・・

なーんて風にならないのがこの作品のいいところです(笑)



「復活の日」って読んだこと無いなぁ。アレもこんな風なんだろうか?

本っていくら読んでも読み足りないです。

読書大好き。

B型自分の説明書

2008年10月27日 | 読書
パンタさんで読ませていただいた本です。

無茶無茶面白かったです。笑えます。当たっています。不思議です。

「集団行動の中で一人だけフラフラ散歩したりする」

当たっている!本当に僕は一人でどっかに消えるのが好き。

もしかしたら迷惑かも?でも良いや。僕らしくて・・・

「時には人生まで賭ける」

人生全てをなげうって本気でイタリア移住を考えたこと有ります。

最悪イタリアで浮浪者って思いながらイタリア語を勉強したことあります(笑)

「他人情報はどうでも良い」

そのとーり!演説前の生い立ち披露は条例で禁止すべきだ!

「あまり人になつかない」「でも、なつくととことん」「自分を知る前に去っていく人を見ると『もったいない』と思う」「自分がその立場なら是非自分を手懐けたい」

ぐうの音も出ません。僕はそういう人間です。ゴメンナサイ。

「周りがやる気満々だとやる気がしない」「周りがやる気無いとガゼンやる気」

何処で見られたんだろう?昔から僕ってそうなんですよ。スミマセン。

「3D(寄り目にすると見える奴)が得意」

得意すぎて嘘をついていると思われたことが何度も有ります。僕は嘘付きません!

「部屋には自分にしか理解できない趣味のものが必ず有る」

金銭的事情で断念しましたが絶版になったUSSエンタープライズの大型の模型を探しておりました。昔ブログネタにしましたが・・・。

「途中下車の旅一人でしたい」

しています。今年の夏の広島松山も、昼飯に長野や静岡まで行くのも最高に楽しかった。
去年のNY旅行も一人じゃなかったら、あんなに充実していなかった。
でも、来年のロスは誰かお供にしたいなぁ。



・・・これって誰だって該当するんじゃ?と思って一応「A型自分の・・・」を読んでみたら

絶対に自分ではない誰かの人間像が沢山書かれていた(笑)

という訳でB型の人だけにオススメできます。この本面白いです。

こんな僕は自分自身が大好きで愛されるべきキャラクターだと再認識しました。

B型万歳!


フリーマントルの恐怖劇場

2008年10月17日 | 読書
面白かったです。

日本の幽霊系のドロドロの恐ろしさではなくカラッとした恐ろしさ(?)です。

ザ・ゴーストストーリーズって副題が物語っているように幽霊話が基本ですのでその辺がカラッとしているんでしょうか?

去年の7月に読んだ「七つの怖い扉」と比べると違う怖さだと思います。

アッチは本当に怖すぎる。コッチは怖くない怖さでしょうか。

僕のお気に入りはラストの死体泥棒です。

「・・・幽霊たちも次々に席を立ち、下におりてきはじめた」って件が怖かったです。

ぞー。

自業自得っていうか皮肉って言うか、そういう報いを幽霊話の形式で語ってくれます。

面白い本でした。

短いストーリーがいくつか連続で紹介される短編小説の形なのがまた良いですね。

飽きる前に次のストーリーが来るのでどんどん読めました。

ゲットー脱出

2008年10月07日 | 読書
面白い!って感想は不適切なんでしょうけど面白かったです。

ホロコーストで迫害を受けた作者の実体験の本です。

人間の狂気、生きる希望、絶望、その他がコレでもかコレでもかと押し寄せてきます。

リアルに描いているので感情移入しやすいです。

短いエピソードの連続でストーリーが進んでいくので読みやすいです。

色々と戦争の本を読んできましたが、コレはずば抜けて面白かった。

あの「緑ズボン」(緑パンツでした?)が怖かったです。



本当に優しい人が本当に敵を憎む事が出来る。

助け合う力はその人の肩書きでも、社会的地位でもなく生まれつきの何かに寄る。

この2点が「ほぉ・・・」と思ってしまいました。

人間は愚かで有ると同時に生きている価値の有る生き物なんでしょう。



どうぞお互い長生きしましょう。

そして戦争を否定していきましょう。

過去に犯した人類の愚行と生きるための崇高な精神をタップリ読ませていただきました。

読み応えの有る本!!

リングワールドの子供たち

2008年09月29日 | 読書
久し振りに読書ネタです。

僕の大好物のハードSFです。

立派なスペースオペラです。

昔から読んでみたかったので今回出会えて嬉しいです。


・・・でも失敗しました。

物語の途中からですねコレ。

その前に色々なエピソードがあるんですよねコレ。

登場人物たちのバックグラウンドが全く分からないので

・・・???・・・ってなるんです。

しかも専門用語が多すぎて文章を読んでいてもイメージがわかないです

フライサイクルってフクイサイ○ルかと思っちゃうし(笑)

多分スターウォーズとかを途中のエピソードだけ掻い摘んで見ても良く分からないでしょう。

そんな感じです。

読み方を失敗した僕の責任。

本が詰まらなかった訳ではないです。

スポーツ系の本を3冊

2008年09月08日 | 読書
「女子バレーの女神たち」

吉井妙子さんの本です。
彼女達のアイドル的な面だけでなくアスリートの人間性を読んで欲しいんでしょうし、そう言う面を読み取らなければいけないのですが
どうしてもミーハー的に読んでしまう自分が恥ずかしいです。
ま、全ての女性は美しいって事で勘弁してください。(フォローになっていない、笑)
知らない人が殆どでした。
折角、北京オリンピックに向けての内容だったのに僕の勉強不足で残念。


「道は自分で切りひらく」

ヤンキース広報の広岡勲さんの本です。
メジャーリーガーたちの活躍と裏話が楽しい本です。知っている人たちが沢山出てきて飽きません。楽しく読めました。
でも、トーリ監督の「たとえ仕事のプレッシャーがどんなに過酷でも、ガンと向き合うことに比べたら苦しみや辛さは比較にならない」って台詞にはドキッとしました。彼にもガン闘病暦が有るんです。


「文武両道、日本になし」


ご存知マーティ・キーナートさんの本です。これは読み応えがありました。
サブタイトルは「世界の秀才アスリートと日本のど根性スポーツマン」です。
世界的な規模で見ればスポーツの面でも学業の面でも同時に優れた才能を持ち合わせた人は多いけど、日本には居ないですね。って話です。
日本人として読んでいてドキッとする様な内容が豊富です。
高校野球の選手は勉強が一切できず、周りも期待せず、ひたすら野球をやっているって件がゾッとしました。
いつかダニエル・カールさんの本で「日本のココがおかしい」ってのを読みましたが、何だか一脈通じます。

特定の国の人をステレオタイプ的に揶揄しちゃう人が多いですが、日本人も「日本だって馬鹿にされる対象なのかもしれない」って点に気が付けると良いですね。

ズバッと斬られて心地良いです。

不眠症 インソムニア

2008年08月06日 | 読書
久し振りにステファン・キングを読みました。

キングらしいスリリングさ、超次元の不思議なキャラクターとの戦いが楽しいです。

ホラー要素はあまり感じません。

どちらかというと「命の大切さ」とか「命を大切に思う気持ちとか」を描いています。

ずーっと映画化されたあの作品の原作だと思っていました。

途中まで読んで気が付く僕です。

キングは読みやすいから好きです。

でも彼はレッドソックスのファンなので文章の中にも「B」が頻繁に出てきて気になる。

ハサミを持って突っ走る

2008年08月01日 | 読書
非常に困った作品です。

どんな感想を書こうか・・・。

全然感情移入が出来ませんでした。

主要人物がゲイだからか?精神疾患を患っているからか?

前回読んだフレンチが意味が分からない本だとしたら

この本は何が書いてあるかは理解できるけど、それ以上のものは何も無いって感じです。

たった一行で暗転するスピーディーな展開は面白いとおもいましたけど。

世間では評判の良いこの本ですが僕には向いていませんでした。本も映画もラーメンも人それぞれの感じ方ですね。

最近は面白い本に出会えていません。

じゃ次回は困ったときのステファン・キングを読もう(笑)

フレンチ短編2冊

2008年07月23日 | 読書
読んだのは「薔薇の葬儀」と「充ち足りた死者たち」です。

ゴメンナサイ。全然意味が分かりませんでした。

シュルレアリスムって言うんでしょうか?理解できません。

エロスと死がテーマなんでしょうが僕の胸には何も響きません。

僕の心に読解力が無いのか、僕の想像力が足りないのか。

どちらにしても暫くフレンチは読みません。


マンシェット3冊

2008年07月12日 | 読書
フレンチ・ミステリーです。

読みやすいから一気に3冊読みました。短い期間の一気読みです。

ジャン・パトリック・マンシェットは初めて読んだんですけど

・・・読みやすいけど面白くないって印象です(ゴメンナサイ)

訳のせいかな?

銃の描写とか良かったんですがそれだけです。

人物の描き方が中途半端かと思いました。

その中でもエマ嬢はボチボチ魅力的なんですけど・・・中途半端な感じがします。

簡単に感情移入してしまうほどの魅力が無いって事でしょうか。

まぁ時間潰しに丁度良い作品です。

「殺しの挽歌」

「殺戮の天使」

「眠りなき狙撃者」


私はヒロシマ・ナガサキに原爆を投下した

2008年07月11日 | 読書
B29で日本上空にやってきて原爆を投下した人が書いた本です。

この本一冊で全てが分かるわけ無いですが

この本に書いてあることが全て事実とは限りませんが

結構日本人としてショッキングなことが書かれていました。

「俺は原爆を投下してしまった。日本を唯一の被爆国にしてしまった。多くの人を・・・」って内容だと思ったけど全然違います。

どちらかと言うと「残虐な日本軍の殺戮を停める事に成功した」の一言です。

ほんの何十年か前に大日本帝国を名乗って太平洋の周りに攻め入ってましたからね。

たしかに侵略をしたんでしょうし、日本の快進撃によって多くの現地の犠牲があったんでしょう。

ま、それが戦争で戦争ってのは人類の犯した大きな罪であり、大きな間違いであるんでしょうが


・・・なんか完全に日本人が否定されていてショックでした。

例えば日本がイージス艦を買ったら中国や韓国の皆様が「日本は軍国主義に戻るのか」なんてコメントをよく発しておられたりされますが

僕は「そんな馬鹿な!日本ほど平和な国は無いでしょ。親愛なる隣国に攻め入るわけ無いでしょ」なんて呑気に思っちゃったりしますけど

・・・。

愚かな戦争が無くなる日が来るのでしょうか。

いつか地球上から紛争が無くなるって日が来るのでしょうか。

もしも日本が戦争を始めたら僕は兵士として戦地に赴くのでしょうか。

そして敵国民を殺そうと思うんでしょうか。

人間はそんなに愚かなんでしょうか。

多くの愚かしい戦争が地球上に存在していたのは事実ですし。

・・・・。

アンネの日記

2008年06月24日 | 読書
なんか久し振りに読書ネタを投稿できます。

しかも僕の好きな子供が読むようなSF小説ではなく「アンネの日記」ですわ。

今回初めて読みました。

・・・女性向けですね。男の僕は読みにくい部分が少々ありました。

多分「完全版」だからでしょうか?普通の女の子が普通に感じること思うことを赤裸々に書いています。

同じような年頃の女性の皆さん、是非読んでみて下さい。

一番ショックだった事は彼女達を迫害しているナチス・ドイツの同盟国が当時の大日本帝国だって事です。

僕も日本人。

訳者がアンネの取材でオランダを訪れた時に「日本人には売らない」「日本人に分かって堪るか」とか様々な迫害を受けたんだそうです。


僕が生まれる35年位前です。ほんの少しです。

そんな事をしていたんですね。

何の罪も無い人たちが迫害されていた事実。

普通に生きて普通に毎日を過ごせることが素晴らしいことなんだと認識してしまいます。

僕はオランダにはトランジットで訪れた事があるくらいですが、いつかアンネ・フランクの博物館(隠れ家が現在は博物館になっている)に行けるでしょうか。

その時に日本人だからと疎まれるでしょうか。

<旭山動物園>革命

2008年04月18日 | 読書
園長の小菅正夫さんが書いた本です。薄い本です。

かつてはお客様が全く来なかった旭山動物園も今は日本を代表する大人気の動物園です。

何が旭山動物園を変えたのか?どんな革命があったのか?を紹介するだけの本・・・でしょ?と思って読み始めてみたらコレが凄く面白いです!

薄っぺらい本だから時間つぶしに丁度良いと軽い気持ちで読んだらグイグイと引き込まれていきます。

動物好きな人は是非読んでください。動物の愛おしさを感じることが出来ます。命の大切さを感じることが出来ます。
愛情を感じるのです。愛情が足りないが為に頭に来る事にも感情移入が出来ます。

ほんの少しだけ引用させてください。






何と無く辛いときがあった
そんなとき、当時私が担当していたキリンが、不意に私の肩に首を載せてきたのである。当時、私はキリンの担当だった。もちろんキリンは何も言わない。しかし、ふと目があったとき、キリンが「辛いよね」という目をしたのである。そのとき気持ちが通じ合って、すっと辛い気持ちが解けて行ったような気がした。
~中略~ 動物というのは、自分を映す鏡なのだな、と思った。




うーん。
嫁と一緒に、たま~に実家に帰って猫を撫でてあげると猫が喜びます。気持ち良さそうに眼を瞑ってゴロゴロと喉を鳴らします。
猫を癒しているように見えますけど、猫に癒されているんです。僕が。
僕のかけがえの無い友達です。猫最高!ウチの猫はアホだけど最高!
もう、12年くらい生きています。お婆さん猫。でも無茶無茶元気。意味無く元気。家中暴れまくっていて往生こきます(笑)

そろそろ実家に帰ろうかな?久し振りに猫を撫でてあげたいなって思ってしまいます。