一人暮らし男の食生活!

13年はパリを最後に海外に行きません。来年イタリア?サンフランシスコ?ピッツバーグ?

旧ピカデリー名古屋

2010年03月31日 | ニュース・報道



僕は子供の頃から映画が大好き。

実は映画の話は他所でしているのでブログで映画ネタって殆ど無いのです。

でも、今日名古屋最大の映画館が閉館してしまったので珍しく映画ネタの今日のブログです。

多分、映画ネタのブログは空前絶後です。

1957年以来、53年の歴史だそうです。

本当に閉館しちゃうんでしょうか?




上の写真がチケット売り場です。

ビルの1階に有ります。

中の人はスピーカー越しに喋ってくれますので

たまたま傍を通った通行人に何を見るのかバレるのが少々恥ずかしい。



チケットを買ったら奥のエレベーターで7階を目指します。

たまたま一緒の時期ににチケットを購入した知らないお客さんと一緒にエレベーターに乗るのが少々恥ずかしい。



写真じゃ分かりにくいですが、劇場中央辺りは座席の色が青色です。

別料金を払って劇場の中央で見ることが出来たのです。

でも、別料金を払ってまで映画を見ることの無かった僕です。ケチさが少々恥ずかしい。




この写真は劇場最後列からスクリーンを見た写真です。

後ろから見たほうが青い座席がよく見えるのではないでしょうか。

高い天井と広い空間が子供の頃から非日常感が一杯で楽しい空間でした。

子供の頃は最前列で映画を見るのが好きでしたから後ろからの視線が少々恥ずかしかったです。



男性用トイレの案内はチャップリンのシルエットです。

粋ですよね。良いアイディア!

女性用はモンローのスカートがフワッとなったあのシルエットです。

でも、そっちにカメラを向けるなんて許されないので画像も無しです。



閉館の特別企画で昔の映画がリバイバル上映されました。

時間が許す限り僕も参加しました。

500円のワンコインで入場できるのです。

そりゃ通いますわ。

特に僕は家で映画を見るのが嫌いです。

レンタルとかも殆ど利用しません。

やっぱり映画館で見てこそ映画です。

古い映画で見たい物があっても当ての無いリバイバル上映を待つくらいです。



映画が終わったらエレベーターではなくて階段で7階から降りたものです。

ギューギュー詰めのエレベーターは好きじゃありません。

この階段を降りながら映画のことを思い出していました。



うわー、もうこの階段を降りることも無いのかなぁ。

本当に閉館が惜しいです。

階段は一気に一番下まで降りるのです。

途中の階はオフィスなのか関係者以外は入れないのです。

1階で階段を離れるのか?地階まで降りるのかは毎回悩むところです。



僕は子供の頃からこの映画館に通っていました。

子供時代は名古屋の隣町に住んでいましたので意味無く始発の電車に乗り込んで名古屋駅辺りの映画館に来たものです。

当然上映までは4時間も5時間も有るのですが、友達と一緒に平気で劇場前で待っていましたわ。

名駅周辺のトイレ事情に詳しくなりますよ。

早朝ってお腹が痛くなりますからね。



ああ、僕の歴史の1ページが終わっちゃった感じです。

何とも言えないノスタルジーを味わっちゃいますわ。

スタッフの皆様、舞台挨拶をなさった支配人のMさん、どうも長らくお疲れ様でした。

僕の一生の思い出です。

どうも有難うございました。