母校４

屋上フロアは薄暗く、どうやら普段から人の出入りするところではないような感じでした。

この写真、手すりの真ん中、奥から登ってきて
両サイドに数段の小階段、その一段高くなった向こうは背が着くくらいの天井で、奥に窓。

この感じはしっかり記憶にある。

そしてこの反対側には屋外に出る扉があって、そこがその場所のはずだったのですが、



オレはある意味関係者やから、とドアノブに手を掛けるが施錠してある。
昔は自由に出入りできたはずだが。

でもガラス越しに見える屋上の、あの左奥のエリア、
あそこの段差に腰掛けて、オレはあの日ここに居た。

そこんところは間違いなくありました。

これで十分。


ほったらかしの相方にサインを送り、さて、

今日の日に戻っていこう。