高山寺の参詣は、旧制中学から中距離の陸上選手だった父でも、
杖が頼りの86歳の今では、きわめて過酷な行為だった。
帰りの車の中では寝入っていた。
それに比して85歳の母はまだまだ元気で、嵐山・渡月橋で記念撮影を希望した。
これだけ撮っておけば、もう思い残すこともない。ボケないうちに本人が希望することはできる限り、
ぜんぶかなえておきたい、とか思う。
さっ、あとはお土産を買うだけ。 駐車場に停めた車の中で、長女と父はずっと爆睡しています。
このあと、ここから1.5kmほど下ったところにある嵯峨野の温泉「天山の湯」に、はいった。
嵐山に温泉?と初めて聞くが、長女によると5年ほど前にオープンしたばかりの新しい温泉らしい。
別府温泉(亀川の千人風呂)に、毎週かならず家族ではいりに行ってた私たち三人には
この上ない癒しでした。一日の疲れが全部吹っ飛んで、母も父も大喜びでした。
お湯って、旅には欠かせない。
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