朝5時半過ぎ、いつもより少し遅めに目が覚めたら、雨音がした。
おぉ、けさは朝散歩どうかな・・・?
遠くに住む娘たちのために、私の部屋のベランダから見える雨のようすをiPhone5で撮ってYouTubeにアップした。アメリカ・ニュージャージの雰囲気とも京都の雨とも違う子どものころ過ごした美浜区の実家の雨だ。
梅雨に入る前に、ことしが空梅雨になるとも思わないで、『雨の名前』(高橋順子文、佐藤秀明写真、小学館まほろば歳時記の第1集、¥2,520円)をAmazonで買った。
1944年生まれの詩人、高橋順子さん、1943年生まれの写真家、佐藤秀明さん。
日本は雨の国である、と書き始める佐藤さんの写真がさりげなくていい。
『雨中拾得』ということばも、ひびく。
雨が降らねば「雨乞い」して雨が欲しい
雨が降れば「カラリとした天気が恋しい」
人間はわがままね、でもこうして雨を詠えば心も潤い
ますね。素敵。
文子さん 宏実ちゃん、喜んでいることでしょう。
よく写ってなくても、きっと喜んでいると思います。
優しい先生。