きょうの昼間、父と蘇我の「スパビューナ」に行ってきた。
目が不自由になってほとんど家から出ない毎日だから、ときどき連れ出すのも気晴らしになっていい。
地元、九州・別府温泉が日常だった父には、昨年の京都・嵐山温泉がよっぽど気持ちよかったらしく、温泉につかりたいと先日つぶやいていた。
62歳の息子が87歳の父親の手を引きながら温泉に入る姿は、傍目にどう映るか知らないが、平日の男湯の客は多くないのでゆっくりはいれた。
帰り道、父の家に寄ったら母が「鰶(コノシロ)がはいったのでなますを作った」と言って夕飯を用意してくれた。
なますの写真を撮りそびれた。が、昔から変わらぬ味はうまかった。
母の味付けは、残念ながら妻に引き継がれていない。そういうことは往々にしてある。