mu~dai

無題

新防御率

2008-04-09 16:20:17 | ノンジャンル
野球のピッチャーの成績で防御率があるが、最近注目されている
新防御率と言う数字(成績)があるらしい。
普通の防御率は「このピッチャーが9イニング投げた時の平均失点」
なので、例えば涌井が先発なら3点くらいは取られるから打線は
がんばって4点採れ、みたいな指標になる。
新防御率は「奪三振数/四球数」で算出し、数が大きいほど
制球が良い、という指標に使うらしい。
レッドソックスは岡島のことを巨人にいたころからマークしていたらしく、
それはこの新防御率がMLB平均の2よりも大きい3だったから、
のがひとつの根拠になっていたともいわれる。
MLBの2と言う平均が悪いようにも思うが四球で制球を
乱すことが多いような印象のある松坂が2.7くらいらしいので
そんなもんなのだろう。この新防御率は特に短いイニングで
仕事をする中継ぎ、抑えで注目されるようで、かの大魔神が
3.7、阪神藤川なんかは昨シーズン日本では2位の6.38と
かなり数字が上がるとのこと。
そして、今年のオフで大リーグ行きが囁かれている巨人の上原は
なんと昨シーズン抑えで活躍していた時の新防御率が16.5と
藤川をはるかに超えてダントツのトップ。10年間のプロ通算でも
6.86と段違いの数字を持っている。
ここ数年、中継ぎと抑えに苦しんでいる西武としては、この数字にも
注目してみないといけないということやね。
ちなみにこの算出方法だと、まったく三振も四球も出さない
打たせてとる型ピッチャーはコンピュータでは計算エラーしますね(苦笑)
先発省エネ完投型ピッチャーよりは、ノーアウト満塁でリリーフに
出るようなピッチャーに求められる数字なんでしょうね。

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