イタリアがPK戦を制し4回目の優勝
決勝戦に汚点を残す、ジダン暴力行為で退場
イタリア 1-1 フランス 
PK(5-3)
【得点】イタリア
マルコ・マテラッツィ(前半19分)

【得点】フランス
ジネディーヌ・ジダン(前半7分)
【PK戦】
イタリア
○ ピルロ
○ マテラッツィ
○ デ・ロッシ
○ デル・ピエーロ
○ グロッソ
フランス
○ ビルトール
× トレゼゲ
○ アビダル
○ サニョル
【戦評】
最後の試合はもちろん決勝戦。
今後4年間の世界チャンピオンが決まる。
選手はみなこのトロフィーと栄誉のためにピッチへ向かう。

この「特別な日」のためだけに作られた
両チームの名前の入った決勝戦専用ボール。
さぁどんなドラマを織りなしてくれるのか。期待は高まる一方だ。

カテナチオといわれる堅い守備のイタリアか
復活した8年前のMVPジダン率いるフランスか。
勝負は泣いても笑っても一度きり。
イタリアボールでキックオフだ。

お互い堅い守備が売り物の両チーム。
しかしあっけなく試合が動いた。
開始早々といっていい前半6分。
ペナルティーエリアに入ったマルーダが
マテラッツィに倒されてフランスがPKを獲得。

フランスにPKを与えてしまう。
蹴るのはもちろんジダン。

PKでは珍しいふわっと浮かしたようなシュート。
ゴール右のクロスバーにあたり、
ボールはゴールラインの内側でバウンドしフランスが先制。
対するイタリアは予想外の失点に
浮き足立ちそうになるが、グッとこらえて攻めに転じる。
迎えた前半19分。
ピルロが蹴る右からのコーナーキック。
高いボールに合わせたのは、
さっき、ファールで先制のPKを与えてしまったマテラッツィ。
イタリアが同点に追いつく。

前半の残り時間は完全にイタリアペース。
お互い中盤を潰しあう中で
イタリアはサイドのスペースにロングパスを送り
セットプレーから勝ち越しを狙う。
一方のフランスはイタリアのカテナチオを崩しきれない。
そして前半36分。
イタリアはピルロの右コーナーキックに
今度はトーニが合わせるが
無情にもクロスバーに当たり勝ち越しならず。
そのまま前半を終了。
選手交代はなく後半を迎える。
試合は攻め合いというか守りあいというか、そんな展開。
延長戦やPK合戦が脳裏をかすめはじめた。
そんな後半17分。
左サイドからのFKにドンピシャであわせたトーニのヘディングシュート。
ゴール右に決まるが、判定は無情にもオフサイド。
さらに後半32分にはピルロがFKを直接シュート。
ボールがゴール左隅を狙ったが、わずかに外れる。
後半41分にデル・ピエーロ投入。
準決勝の再現を狙う。
しかし、そのまま後半終了。
1-1のまま延長戦へ。
こんどはフランスに決定機が訪れる。
延長前半13分。
ペナルティーエリア手前でジダンが右にパスをはたき、
右サイドからサニョルがクロス。
ジダンがゴール前に走り込みへディングシュートを放つ。

しかしGKブッフォンが片手でセーブ。

どちらも素晴らしいプレーだ。
しかし予期せぬ出来事が・・・。
延長後半5分。
プレーとは関係のないところで、
マテラッツィの胸に頭突きを食らわせたジダンにレッドカードが出される。

いったい何を言われたのか知らんけど頭突きはあかんで。
W杯では「フェア・プレー」と書かれた旗を持って入場する。
その後ろには「民族差別反対」の旗もある。
ジダンはフランス国籍だがアルジェリア移民二世なのは有名な話。
はたして何を言われたのか・・・。
と深読みもしてみたが
単に切れやすい奴 かもしれんと思い
過去の悪行を調べてみた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インタビュー等などで見られる、はにかみやで静かな話し方から、
謙虚で控えめな性格と評される反面、試合においては警告を受ける回数は少なくない。
有名なところでは、
1998年フランスW杯で南アフリカの選手を 両足で踏みつけ(2試合出場停止)、
ユベントス時代の2000年チャンピオンズリーグでは
ハンブルガーSVの選手へ 頭突き(5試合出場停止)、
レアル・マドリード時代の2004年リーガ・エスパニョーラでは
ムルシアの選手に対して 頭突き、
また、2005年のリーガではビジャレアルの選手に対して
突然平手打ち をするなど、瞬間的に頭に血が上りやすいことでも知られている。
最近では、2006年ドイツW杯の韓国戦で警告累積、
次の試合が出場停止になった際、競技場内の扉を蹴り壊した ・・・・・・などなど。
う~ん。こんだけあるとなぁ。
しかも頭突きは得意技やん。(笑)
まぁどっちゃにしろ暴力はあかんっちゅうことやね。
結局このあと、試合の雰囲気はぐちゃぐちゃ。
知らんうちに延長後半も終了し、1-1のままPK戦に突入。
12年前のロベルト・バッジョをふと思い出す。
あれから12年か。戌年やな。(笑)
フランスの2本目。トレゼゲ:ゴール左上のクロスバーに当たる。

イタリア5人目のキッカーはグロッソ。

落ち着いて決め、イタリアが1982年大会以来、4度目の優勝を果たした。
キャプテン、カンナバーロ

MVPやと思ってんけどなぁ。
実際のMVPはなんとジダン・・・。
FIFAさんよ。フェアプレーの精神はどこ行ってん。(怒)
次回南アフリカ大会の公式エンブレム

次回からアジア枠の縮減が検討されているだけでなく
あのオーストラリアがアジア枠に編入される。
当たり前のように予選突破できるとはかぎらんで。
がんばれオシムJAPAN。(とりあえず2年契約やけど)

トーナメント表をクリックすると大きく表示されます。
決勝戦に汚点を残す、ジダン暴力行為で退場


PK(5-3)
【得点】イタリア
マルコ・マテラッツィ(前半19分)

【得点】フランス
ジネディーヌ・ジダン(前半7分)

【PK戦】
イタリア
○ ピルロ
○ マテラッツィ
○ デ・ロッシ
○ デル・ピエーロ
○ グロッソ
フランス
○ ビルトール
× トレゼゲ
○ アビダル
○ サニョル
【戦評】
最後の試合はもちろん決勝戦。
今後4年間の世界チャンピオンが決まる。
選手はみなこのトロフィーと栄誉のためにピッチへ向かう。

この「特別な日」のためだけに作られた
両チームの名前の入った決勝戦専用ボール。
さぁどんなドラマを織りなしてくれるのか。期待は高まる一方だ。

カテナチオといわれる堅い守備のイタリアか
復活した8年前のMVPジダン率いるフランスか。
勝負は泣いても笑っても一度きり。
イタリアボールでキックオフだ。

お互い堅い守備が売り物の両チーム。
しかしあっけなく試合が動いた。
開始早々といっていい前半6分。
ペナルティーエリアに入ったマルーダが
マテラッツィに倒されてフランスがPKを獲得。

フランスにPKを与えてしまう。
蹴るのはもちろんジダン。

PKでは珍しいふわっと浮かしたようなシュート。

ゴール右のクロスバーにあたり、
ボールはゴールラインの内側でバウンドしフランスが先制。
対するイタリアは予想外の失点に
浮き足立ちそうになるが、グッとこらえて攻めに転じる。
迎えた前半19分。
ピルロが蹴る右からのコーナーキック。
高いボールに合わせたのは、
さっき、ファールで先制のPKを与えてしまったマテラッツィ。
イタリアが同点に追いつく。


前半の残り時間は完全にイタリアペース。
お互い中盤を潰しあう中で
イタリアはサイドのスペースにロングパスを送り
セットプレーから勝ち越しを狙う。
一方のフランスはイタリアのカテナチオを崩しきれない。
そして前半36分。
イタリアはピルロの右コーナーキックに
今度はトーニが合わせるが
無情にもクロスバーに当たり勝ち越しならず。
そのまま前半を終了。
選手交代はなく後半を迎える。
試合は攻め合いというか守りあいというか、そんな展開。
延長戦やPK合戦が脳裏をかすめはじめた。
そんな後半17分。
左サイドからのFKにドンピシャであわせたトーニのヘディングシュート。
ゴール右に決まるが、判定は無情にもオフサイド。
さらに後半32分にはピルロがFKを直接シュート。
ボールがゴール左隅を狙ったが、わずかに外れる。
後半41分にデル・ピエーロ投入。
準決勝の再現を狙う。
しかし、そのまま後半終了。
1-1のまま延長戦へ。
こんどはフランスに決定機が訪れる。
延長前半13分。
ペナルティーエリア手前でジダンが右にパスをはたき、
右サイドからサニョルがクロス。
ジダンがゴール前に走り込みへディングシュートを放つ。

しかしGKブッフォンが片手でセーブ。

どちらも素晴らしいプレーだ。
しかし予期せぬ出来事が・・・。
延長後半5分。
プレーとは関係のないところで、
マテラッツィの胸に頭突きを食らわせたジダンにレッドカードが出される。

いったい何を言われたのか知らんけど頭突きはあかんで。
W杯では「フェア・プレー」と書かれた旗を持って入場する。
その後ろには「民族差別反対」の旗もある。
ジダンはフランス国籍だがアルジェリア移民二世なのは有名な話。
はたして何を言われたのか・・・。
と深読みもしてみたが
単に切れやすい奴 かもしれんと思い
過去の悪行を調べてみた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インタビュー等などで見られる、はにかみやで静かな話し方から、
謙虚で控えめな性格と評される反面、試合においては警告を受ける回数は少なくない。
有名なところでは、
1998年フランスW杯で南アフリカの選手を 両足で踏みつけ(2試合出場停止)、
ユベントス時代の2000年チャンピオンズリーグでは
ハンブルガーSVの選手へ 頭突き(5試合出場停止)、
レアル・マドリード時代の2004年リーガ・エスパニョーラでは
ムルシアの選手に対して 頭突き、
また、2005年のリーガではビジャレアルの選手に対して
突然平手打ち をするなど、瞬間的に頭に血が上りやすいことでも知られている。
最近では、2006年ドイツW杯の韓国戦で警告累積、
次の試合が出場停止になった際、競技場内の扉を蹴り壊した ・・・・・・などなど。
う~ん。こんだけあるとなぁ。
しかも頭突きは得意技やん。(笑)
まぁどっちゃにしろ暴力はあかんっちゅうことやね。
結局このあと、試合の雰囲気はぐちゃぐちゃ。
知らんうちに延長後半も終了し、1-1のままPK戦に突入。
12年前のロベルト・バッジョをふと思い出す。
あれから12年か。戌年やな。(笑)
フランスの2本目。トレゼゲ:ゴール左上のクロスバーに当たる。

イタリア5人目のキッカーはグロッソ。

落ち着いて決め、イタリアが1982年大会以来、4度目の優勝を果たした。
キャプテン、カンナバーロ

MVPやと思ってんけどなぁ。
実際のMVPはなんとジダン・・・。
FIFAさんよ。フェアプレーの精神はどこ行ってん。(怒)
次回南アフリカ大会の公式エンブレム

次回からアジア枠の縮減が検討されているだけでなく
あのオーストラリアがアジア枠に編入される。
当たり前のように予選突破できるとはかぎらんで。
がんばれオシムJAPAN。(とりあえず2年契約やけど)

トーナメント表をクリックすると大きく表示されます。