四十にして惑わず・・・そんなバカな!

2008-01-07 22:50:20 | こんなンで委員会




40才ごろというのは、微妙である。

まだ若い・・・と思うか、もう若くない!と思い決めるのか、ある意味”ターニングポイント”かもしれない。

少しだけ知っているある男性が、第二の人生を選択したのは45才。(娘とたいして年の違わない)20代の女性と、もう一度人生をやり直したいので、申し訳ないが妻よ子供たちよ、別れてくれと。

年上の妻と、子ども5人。下の子はまだ、幼稚園くらいか? 若き大学生の頃に、社会人だった年上の女性と結婚したので、たぶん、彼に青春時代といえるものがなかったのだろう。。。遅い”青春”である。

大学生の長男くんが言うには「お父さんは(若い)女性に、そのうちきっと捨てられるだろう。そうしたら行き所がないのだから、帰ってくるだろう。騒がずに待てばいい」と。

おお!長男くんよ、偉いぞ、賢いぞ。きっと、そうなると思うのよ、オバサンも。

この話を、夫に振ってみた。その時、似たようなお年頃だったから。

その人、幾つだって~?と聞くので、45だよ、と言うと、「ふん、自分がまだ若いと思っているんだな」と。

実際、あ、という間に50なのだから。どうなのかなぁ、気付かないフリをして、40を少し越えただけだろう、くらいに思ってみたり~~?(笑)

”最後の恋”。。。とか思い込んじゃったか。その後のことは聞いていないけれど、幸せになれたのだろうか?


お正月に、娘の友人が泊りがけで遊びに来て、私と二人でいろいろ話していて、社内恋愛の話になってしまった。

会社の上司などが、妙にカッコ良く見えるというお話。仕事がデキル風に見えて、憧れの気持ちを抱くという。

そりゃそうよ、仕事している時に、カッコ良くない男性なんて、まずいないからね。たぶん一番カッコ良いところを、新人女性社員が見ているだけなのね。ほかでは、そうとうカッコ悪いから、特に憧れなくてもいいのよ。

”上司と不倫”なんて、日常茶飯事だと思うけれど、貴女はやめておきなさいよ~、つまらないからね。

パリッとしたスーツを着こなしていても、それは奥さんが面倒見ているから、パリッとしているだけだから。中身、たいしたことないから、騙されないでね。ナニゲに、獲物を狙っていて油断も隙もないのよ。

え”~、あれって、やっぱり狙っているんですかね~?

当たり前よ。新人の女の子は気付かないのよ、仕事覚えるのに必死だから。毎年毎年、新しい女の子が入ってくるでしょ。去年の古い花より、今年の新しい花に目移りするに決まっている。

よく、食事とか、誘ってきますよ。でもね~、この人どうなのかなぁ?って思うけど。やっぱり、大学の時の男の友だちとかが、気心が知れているからいいのかなぁ~なんて、最近思いますね。

そうね。昔のカッコ悪い時も見ているから、そっちの方が、眼鏡のレンズは曇っていないかも(笑)


女房と畳は新しい方が良い、とか。

若い女性と再婚して、孫のような子どもを持って、ガンバッテイルおじさんたちは結構います。人生の収支決算、貸借対照表はどうなっているのか。彼らの多くは、家庭のことに関して、ほとんど黙して語らない。

じっと、己の幸せを噛みしめているのか。臍をかんで、悲哀に耐えているのか。

まぁ、ソレ相応に幸せなのでしょう、と思うことにしましょうか。


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22 コメント

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40才すぎて (qld)
2008-01-08 04:13:52
今考えると40代が一番疲れていました。
体力的にも。経済的にも一番お金のかかるときだった。ガタガタの状態でした。。。。
この時期に
離婚はよいでしょう、しかし45歳になり若い女性と結婚!
私に言わせるとあほな男です、折角離婚出来たのに
Freeが一番よ、選択肢は増えるとおもうけどね?
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働き盛り (山小屋)
2008-01-08 05:22:19
40代は働き盛りです。
そんな色恋をしている暇はない筈です。
この人はよっぽど暇なんでしょうね。
人生はそれほど甘くはありません。
「隣の芝生」はきれいにみえるのものです。
結婚して子供を持つ時は自分の年と子供の年を考えます。
子供が二十歳の時、自分は幾つかな?・・・と。
子供を孫と間違えられるようでは嫌ですね。
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まさにターニンクポイント (まちるだ)
2008-01-08 10:56:48
若い頃は30歳がターニングポイントと思っていましたが、
実際、30をむかえた時は「まだ大丈夫」と思って
ゆるい生活を過ごしていたら大ピンチ
40歳というターニングポイントは全てにおいて崖っぷち
後悔先に立たず・・・・・・です。
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おひさしぶりです~! (トーワドー)
2008-01-08 13:17:02
トーコさんいつも楽しく小説のような長文に頭が下がります。娘さんのご友人もトーコさんとお話しするのは、とても楽しい事だと思いますよ。
お話し上手なトーコさんとの会話の中に、私も入りたいといつも思っています。

前置きはさておき、あほな男のお話ですが、今まで子供達を大きく育ててきて、この年で、また振り出しに戻って苦労するだけで、新しい女性と出会ってもすぐに冷めると思いますよ!
覚めるとも言いますね!

大体、こういう場合は、必ず人を傷つける事になりますから良い事なんかはないと思いますね!

トーコさんの過去の記事の中で触れていた、高校生の頃に出会った、とても素敵な方のことは、良い思い出として、心の中にしまっておきます。と言うお話のようにいつもきれいで穏やかな心でいたいですね!

文学少女のように。
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Unknown (いしとも)
2008-01-08 14:29:31
あけましておめでとうございます~。
間が抜けたご挨拶でごめんなさい。

いや~。トーコさん。
いしともが師走にばたばた走り回っている間に
またまた腕前をあげましたね。

メチャ面白い!!
次のつぶやきも楽しみに待ってます。

私も四捨五入すると50歳~♪
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お久しぶりです。 (drkoontz)
2008-01-08 17:15:42
なにやら、ひきつけられる話。
ここは、人生劇場のようですね。^^

僕の、ごくごく近い人間が、やはり似たようなケースです。
何度も結婚されるのは、こちらとしてもハタ迷惑な話なのですが、
でも、幸せにやっているようです。

昔は、迷惑半分、やっかみとうらやましさ半分でしたが、
今となっては元気なヤツだと思います。

偉そうにはもちろん言えませんが、
やはり覚悟もなく、することをして結婚すると、
どうもそういうことにもなるらしい。
それもまた、人生なのでしょうね。

ところが、僕の友人だった男になると、
これは意図的な生き方。
さすがに付き合いきれなくて、今は付き合いがなくなりました。

結果は、似たようなものだとしても、
その辺の違いには、やはり抵抗がでてきてしまいます。

いくつになっても、恋ができるなんて素晴らしい。
僕なんかは、とてもじゃないが、不可能。
まめな人生なのでしょう。
でも、捨てた伴侶はともかく、
子供たちはどうなるのでしょう。

なんとも、もの悲しいお話でした。
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40代ねぇ~ (なるせ@コスモテック)
2008-01-08 20:37:29
お久しぶりです。

そう言えば、私もサラリーマンを辞めて、自分でエサを探す立場になったのも、ちょうど40でしたっけ。
最初はなかなかエサにありつけなくって、エサだと思ったら、石ころだったなんてことも、数多く…。
ホント、バカなことやったと気づいた時は、すでに遅かったデス。

しかし…

オンナってそんなに、いいものなんでしょうか?
世の中もっと、面白いものが沢山ありますよね。
キカイトカ、コウジョウトカ、コウジゲンバトカ

う~みゅ、もてないヤツの、ヒガミかも(笑)。
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qldさんへ (トーコ)
2008-01-08 20:44:53
ありがとうございます!

qldさんも、やはりそうでしたか。40代、、、難問山積ですよね。

私も、今振り返ると、40代はボロボロでした。

インドでは、子どもが成人したら、”自由”になれるそうじゃないですか。。。あ、それと意味が違いますね(笑)

この記事の男性は、おそらく籍はそのままで、若い女性とは”事実婚”ではないかと思われます。

まぁ、純情といえば純情なのでしょう。(←ヒトゴトだからって、こんな事言って!

有意義なコメント、ありがとうございました
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山小屋さんへ (トーコ)
2008-01-08 20:56:48
ありがとうございます!

ハイ、理屈ではわかっても、感情が。。。というやつではないのでしょうか!?

純情一直線。その気持ちは分からないでもないけれど、もし自分がその男性の奥さんなら、、、と思うと、立ち直れないほど悲惨、プライドずたずたです。

40代にこれやられたら、キツイですよ。子ども達が成人したあとなら、大丈夫かもしれないけれど(笑)

色恋に無関係なコメント、ありがとうございました
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まちるださんへ (トーコ)
2008-01-08 21:11:22
ありがとうございます!

人生70~80年と考えると、40歳は折り返し地点です。

いろんな事を取捨選択し、自分に稟議書を書き、自分で決済し、多種多様に忙しいです

しかし、まだそれほど、人間的に”達観”も出来ていないので、崖っぷちでもあります。崖の向こう側に落ちてしまうか、かろうじて足場に残れるか、微妙なところです

最近、50才を過ぎて結婚するカップルもありますよ。お互いを、自立したオトナとして認め合って、尊重して生活を共にする。こういうのも、”あり”なんでしょうね。知り合いにおります

「まちるだ大作戦」続行中のコメント、ありがとうございました
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