トキメキ２。。「千年恋歌」

　シラン（紫蘭）






シラン（紫蘭）とシロシラン（白紫蘭）


今夜11時10分から、ＮＨＫ総合ＴＶで放映される「太王四神記」。

アジアで一番美しい男、ヨン様（ペ・ヨンジュン）が主人公です。役名は高句麗王の息子・タムドク太子。

チュシンの星の下に生まれなければならなかった、二人の男の戦いなのですが、それはまさに、「愛」をかけた戦いでもあるのですね。

私はまだ8話までしか見ていませんので、何か言える身分ではありませんが、問題の核心は「愛」ゆえのように思えます。

キハという朱雀の守り神の少女は、タムドクを愛していました。しかし、部族長の息子ヨン・ホゲが彼女と出会い、この女性は自分の「運命のひと」だと信じるのです。

キハが、「私の想い人はタムドク様」と告げた時から、ホゲの愛は烈しい憎しみと怒りに変わるのです。

タムドクも王になることを捨て、キハと二人遠い地で、静かにささやかに暮らすのが一番の願いだったのに。

が、前世の因縁が複雑に絡み合った事情と運命は、それを許してくれないのです。

キハの一途な気持ちも分かるし、タムドクの純粋さも分かるし、ホゲの失恋からの絶望も分かるし、どの人の想いにも涙を禁じえません。

姿かたちが美しいから、愛するのではないのです。きっと、その人の「精神そのもの」を愛してしまうのでしょう。

儒教の麗しい面だけが、嫋々とした音楽と共に、私たちを魅了するのです。

ヨン様のファンだからだけでなく、ドラマの中のせつな過ぎる恋に共感しながら、ハラハラドキドキしてしまいます。

ブログ友のnunkikiさんが、昔銭湯の女湯が空になったという、伝説の「君の名は」に似ているかしら？とおっしゃっていました。

んーー、力を入れて見終わった後、ヌケガラ状態になるのも似ているかも・・（笑）あ、私は「君の名は」を見ていた世代じゃないですけれどね。おほほ。

でも今のように、ラブシーンなどもソノモノズバリは、本当に誰も見たくないのですよ。あくまで上品に、そうなのかな～と、想像できるくらいの映像で丁度いいのです。

キハとタムドクが、逃れた先で一夜を明かした時も、添い寝した少しほどけた胸の上で、二人が手を重ねているシーンだけで、あぁそういう関係になったのだな、と分かるわけですね。もう、それだけで充分です。

こういうソフトな作り方も、韓国ドラマが女性に受ける所以ではないでしょうか。などと、勝手に思っています。

ヨン様も、美しいだけではなく、一本筋の通ったたいへんに男らしい性格の人です。そのうえ、茶目っ気もあって優しいのですから、女性ファンは堪りませんね。

東方神起さんの「太王四神記」のエンディングテーマ曲と動画↓を、アナタも一度視聴してみませんか（ニッコリ♪）

東方神起「千年恋歌」　





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