２００１年から２００６年第３四半期までの貿易収支と貿易統計を比較してみた。
貿易収支は，韓国銀行発表値
貿易統計は，関税庁発表値(Korea Customs Service)
約６年分の貿易収支との差額を合計すると・・・
韓銀発表（貿易収支）ー関税庁発表（貿易統計）
＝４３，４０５百万ドル
↑↑↑
この額だけ，外貨準備高が不足している可能性がある。
⇒２１，７００百万ドルに訂正
上記の件については，後日わかったことがあるので，ここに追記します。
まず，統計の取り方により，数字がかなり変化すること。日本のデータでさえ，２０％ほど違っています。
しかし，韓国の数字はぶれが多すぎます。貿易統計⇒貿易収支に至るのに，５０％近く増額されています。これは，韓銀の希望（捏造）が含まれていると，断定しました。
捏造額は，上記数字の半分。つまり，４３，４０５百万ドルの半分である２１，７００百万ドルを，捏造額と認定することにします。理由はなんとなく(笑)。
いずれにせよ，韓国の外貨準備高は公式発表通りにあるとは思っていません。証拠があるわけじゃない。短期債務が現在１２００億ドル。韓国の外貨準備高はこの辺りにあるのでは，と想像しています。というか，当局が把握していない可能性があります。
しかし最低限，外貨準備高が少なそうだ，という感触はもっているのでは。こんな政策を実行するくらいだから。
外貨建て融資を事実上全面的に中断
http://blog.goo.ne.jp/debuo2006/e/126808e658186a36049d5fd8ab606689
私は単純に韓国に外貨が不足したのが原因で上記政策を実行したのだと考えています。そういうことからも，今年続々と韓国を襲う短期債務の返済，これがしっかりなされていくか注目しています。
