こうして私は語り始めた。
今話すことは、かつてないほど必要だと思ったのね( ◠‿◠ )
とらわれのない目にはお先真っ暗だと思ってもしかたない。
私たちはそれぞれに、自分が生き延びる蓋然性は極めて低いと予測しているだろう。
まだ発疹チフスは広まっていなかったが生存率は5%と見積っていた。
そしてそのことを人々に告げた。
にも関わらず私個人としては希望を捨て、投げやりになる気はない。とも言った。
フランクル劇場の始まりやね🐢
なぜなら未来のことは誰にもわからない。
次の瞬間自分に何が起こるかさえわからないからだ。
正解🐞
そして、たとえ明日にも劇的な戦況の展開が起こるとは期待できないとしても、収容所の経験から、少なくとも個人のレベルでは大きなチャンスは前触れもなくやってくることを私はよく知っている。
ミィもよく知っている🐁
例えば飛びきり労働条件のいい特別中隊への小規模な移送団に思いがけなく編入されるとか、同じような羨望の的の、被収容者を幸福で舞い上がらせるようなことは、いつも突然起こるのだ。
ナチスは意図的にやってたしな🕷️
病人はガス室送りだと思って覚悟してたら本当に病院送りだったとか。
元気を装って労働条件のいい中隊に特別編入さしてもらって喜んでいたら、前より過酷な現場だったとか。
元気な人にぴったりな、条件のいい現場だろ?🦂
みたいな(*≧∀≦*)
私は未来について、またありがたいことに未来は未定だということについて、さらには苦渋に満ちた現在について語ったが、それだけでなく、過去についても語った。
過去の喜びと、私たちの暗い日々を今なお照らしてくれる過去からの光について語った。
あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない🌷
私たちが過去の充実した生活の中、豊かな経験の中で実現し、心の宝物としていることは、何も誰も奪えないのだ。
ユダヤ人ってめっちゃ豊かな生活を送ってたんやねー。
ペンキ屋が 憎んでやまない富裕層🌹
いきなりですが本日のトップニュース🍄
バリウムが原因で腸が破れた…胃がん検診の翌日に「緊急手術で人工肛門」となった61歳男性の怒りと後悔
ああおぞましいΣ(-᷅_-᷄๑)
ミィの知り合いにも人間ドックで半身不随にされた人がいたっけ。
怒りと後悔は当然あったと思うけど、ミィちゃんが出会った頃はすごく穏やかで、精神的に高みに達した人々だった、かもしれにゃい(ᵔᴥᵔ)
そして私は最後に、生きることを意味で満たす様々な可能性について語った。
ロゴ心理学ですね、だんな🦏
人間が生きることには常に、どんな状況でも意味がある。
この存在することの無限の意味は苦しむことと死ぬことを、苦と死をも含むのだ、と私は語った。
そしてこの真っ暗な居住棟で私の話に耳をすましている哀れな人々に、物事を、私たちの状況の深刻さを直視して、なおかつ意気消沈することなく、私たちの戦いが楽観を許さないことは戦いの意味や尊さをいささかも貶めるものではないことをしっかりと意識して、勇気を持ち続けてほしいと語った。
20世紀版ツァラトゥストラかも🦆
私たち一人一人は、この困難な時、そして多くにとっては最期の時が近づいている今この時、誰かの促すようなまなざしに見下ろされている。
誰かとは友かもしれないし妻かもしれない。
生者かもしれないし死者かもしれない。
あるいは神かもしれない。
ロゴスかもしれない🦋
そして私たちを見下ろしている者は、失望させないでほしい、惨めに苦しまないでほしいと、そうではなく誇りを持って苦しみ、死ぬことに目覚めてほしいと願っているのだ、と。
それってあなたの感想ですよね🐧と。
そして締めくくりとして、犠牲としての私たちについて語った。
いずれにしてもそのことに意味はあるのだと。
犠牲の本質は政治的理念のための自己犠牲であれ、他者のための自己犠牲であれ、この空しい世界では、一見なにももたらさないという前提のもとになされるところにあると。
それってあなたの意味づけですよね🐦
もちろん、私たちの中の信仰を持っている者には、それは自明なことだろうし、私もその一人だと。
意味わかんない。
ユーたちの信仰は、一見何ももたらさないという前提のもとになされる犠牲によって成り立ってると?🐓
そっただことやって喜んでるからナチスの実験台にされたんちゃうか?🦃
私はひとりの仲間について語った。
彼は収容所に入ってまもない頃、天と契約を結んだ。
自分が苦しみ、死ぬなら、代わりに愛する人間には苦しみに満ちた死を免れさせてほしい🐙
この男にとって苦しむことも死ぬことも意味のないものではなく、犠牲としてのこよなく深い意味に満たされていた。
そうかに?🦀
彼は意味もなく苦しんだり死んだりすることを望まなかった。
この空しい世界が何かをもたらす前提ちゃう?🐠
私たちも一人残らず、意味なく苦しみ、死ぬことは欲しない。
この究極の意味をここ、この居住棟で、今実際には見込みなどまるでない状況で、私たちが生きることに与えるためにこそ、私はこうして言葉を絞り出しているのだ、と私は語った。
ふーむ🤔
私の努力が報われたことを知ったのは、それからほどなくのことだった。
居住棟の梁に電球が一つ灯った。
心理学者の話に心を打たれたカポーからのプレゼントかしら🦭
しかし、この夜のように苦しみを共にする仲間の心の奥底に触れようと奮い立つだけの精神力を持てたのはごく稀なことで、こうした機会はいくらでもあったのにそれを利用しなかったことを私はここで告白しなければならない。
それでオッケー👌
毎日毎日そんな説法を聞かされたら・・・
マジめんどくせえでつ🐌
オイラ生きる意味いらね🐁
早く天国行きて🐀
続きまして、収容所監視者について🌻
1.監視兵の中には厳密に臨床的な意味での強度のサディストがいた。
2.選り抜きの監視隊を編成する時にはサディストが求められた。
言うまでもなくそこでは残酷な輩や保身に凝り固まった連中が選ばれた。
収容所でのこの下位からの選抜はサディストの上位からの選抜に他ならなかった。
ここもそやねん🦔
サディスト上位、かつIQ高いと思い込んだボンクラ上位からの選抜やねん🦨
一見何ももたらさないように見える巧妙な手口っす🐿️