東北訪問2018…10

2018年10月20日 | 日記

夜になり、盛岡に到着後、何しろまず、泊まるところを探します。県の中心だけあって、普通のビジネスホテルならいくつもありますし、端から電話していけば、たいがいはどこか空いています。

こういう、 決めないで行動するのも、旅の良さ(笑)。

盛岡の、駅からほど近いところに、北上川が流れています。教科書で習った覚えがある川です。そこに、盛岡の人たちが街のシンボルとも感じている橋、「開運橋」が架かっています。開運橋という名前の橋は、全国にいくつかある様ですが、ただ「開運橋」といったらば、おそらくこの橋を指すと言っていいのではないでしょうか。

この橋は、1890年に完成して以来、幾度かの補修・近代化を経て、現在にいたっているそうです。

通称「二度泣き橋」と呼ばれ、その理由は、首都圏からこの地に転勤などでやってきた人が、「都会から、ずいぶん遠くに来てしまった」と一度泣き、転勤が終わってこの地を去るとき駅へ向かう途中、離れ難さにもう一度泣く、そのような、盛岡を象徴するような場所でもあります。

泊まるところを確保した後、疲れもありますが、この時すでに食事の取れそうなお店が閉まり始める時間でしたので、一息ついてすぐ、駅前に出ます。

もう、何度も来ているので、駅周辺は、勘で歩いても迷わなくなりました。

本当は、決めていたお店があったのですが、残念ながらそこはお休みだったので、このお店にきました。

写真が暗いですが、「ぴょんぴょん舎」という、焼肉と冷麺のお店です。

盛岡三大麺料理といって、「わんこそば」「じゃじゃ麺」「冷麺」は、とても有名です。ぴょんぴょん舎は、都内にも進出していて、戻ってからも食べられるのですが、やっぱり本場のを、と思い入りました。時間も時間でしたし。

なにしろ、この「冷麺」を美味しく食べるために、ラーメン好きのわたくしが、この旅では一度もラーメンを口にしていないという(笑)。

期待の高さを知ってほしいと思います。

うん!確かに美味しかった!!

韓国の冷たい麺料理がルーツにあるようですが、牛のスープにピリ辛のカクテキ、口直し(?)のフルーツが添えられていて、食べながら辛さを調整しつついただきます。

透明でツルツルの麺は、パスタに近い製法の様です。

この回だけ食レポのようになってしまいましたが(笑)、いやあ、盛岡に来た甲斐を感じました。

満足しきって部屋に戻ります。

翌日からいよいよ帰路につきます。

盛岡の街、またいつか。。

 

 

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東北訪問2018…9

2018年10月19日 | 日記

洋野町を後にし、いったん久慈に戻ってから山の中を走ります。

途中、ダムを見つけて立ち寄りました。

なかなかの景色です。

が、つい長居しすぎて日が暮れてきそうなので、急ぎます。

どうしてもあと一か所、今日のうちに行っておきたいところがありまして。

結構山の中を急ぎました。

たどり着いたのは、ここです。

ここも、以前から一度は来たいと思っていた所です。普段の旅行では遠くてなかなか機会もありませんし、このような旅の目的からは、外れてしまいますし。が、今回最後かもしれないということで、思い切って足を延ばしました。

そしてここもなぜか「恋人の聖地」(笑)。

ただし、非常に残念なことに、前日の台風の影響で、鍾乳洞の中の川の水位が増しすぎて、入管中止になっていたんですよ~。。。( ノД`)シクシク…

仕方ありません。引き返します。

HP見ておけばよかった。。。

気を取り直して、盛岡へ向かいます。いい加減、疲れも出てきました。。。

夕陽がこの上なくきれいです。

夜になって、盛岡に到着しました。

途中のことは省きますが、去年はこの行程の時にタイヤに釘が刺さり、翌日慌てたものでした。

被災地でもなく特別な場所ではないけれど、もう、三回ほど、折り返し地点に選んでいる盛岡。

これはこれで懐かしく思います。

続きは今度。

 

 

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東北訪問2018…8

2018年10月18日 | 日記

名残惜しい気持ちは尽きませんが、そろそろ、帰らねばなりません。

この旅も、ここから後半です。

素晴らしい光景を目に焼き付け、ここを後にします。

 

またいつか・・・。

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東北訪問2018…7

2018年10月17日 | 日記

久慈を後にし、次の目的地に行く前に、ちょっと寄り道というか、別の目的地に行きます。

このシリーズの序章にも書きましたが、今回の旅は、「被災地訪問」としては最後になるかもしれません。ということで、来年以降、いつこの地に来るかも、今の時点では白紙の状況です。そのため、見おさめておきたい場所、景色が結構あったのです。

東北訪問シリーズで、以前にもこの辺に来たときご紹介したことがあるのですが、柳田国男が全国的に有名にした「清光館跡地」や、周辺の浜辺、見晴らしの大変いい駅、そのほか、旅先で見つけた、素朴な自然の景色など。。。

 

一度行ったら、間違いなく気にいるような場所がたくさんあります。清光館跡地のある、洋野町に入りました。

シンボルの「ダイちゃん」

正面の、森の間にもう海です。

町なかの、大変雲がきれいに見える丘から。

電線が少なくて、高い建物もそう多くないので、空が広くて本当に素敵です。

跡地に行く前に、海にも立ち寄りました。

 

 

ここは、「種市」という駅です。

わかります?「汽車」なんですよ。電車じゃないんです。いいなあ(∩´∀`)∩ワーイ

そして、「清光館跡地」。

次に私がここへ来るのは、いつになるだろう。

震災があってよかったなんて絶対思えないし、今でも思いだせば心が痛むけれど。

でも、あの時からの活動の延長として、それまでだったら絶対行かなかったような地域にも足を運び、知らなかった土地を知り、出会わずにいたであろう人と出会い。

あの地震は、私の中でいま、違う意味を持ち始めていることを、感じています。

 

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東北訪問2018…6

2018年10月16日 | 日記

槌を後にして、夜のうちに次の目的地に向かいます。

東北の10月は、日が沈むのも早いです。東に面した海沿いを行くので、山の向こうに日が沈み、暗くなるのが早いんですね。

夜景や星空が結構きれいなのですが、ゆっくし景色を撮っているとどんどん遅くなるので、ここはガマン。

夜のうちに久慈市に入り、前々日からの疲労をやっと休めることができました。

幸いだったのは、台風が行ってしまってからは、どこも快晴で、風こそあったものの、移動は気持ちよかったです。

久慈駅前の風景。

NHKの朝ドラ「あまちゃん」で一躍有名になったところです。今もあちこち、その名残を感じます。

さて、久慈に来たのにも理由があります。

その前に、近くの道の駅で少し買い物。

ここにも、津波を忘れないための記録が残されていました。

やっぱりまだまだ、過去のことにはなっていないんですね。

そして、目的地へ移動します。

それは・・・

久慈港です。

ここにも津波はやってきて、被害が出ました。

そして、震災モニュメントが立てられ、鎮魂の場になっています。

痛ましい記録ではありますが、忘れてはいけない事なんだよなあ。。。

港から、私も祈りをささげ、後にします。数年前にはなかった、防潮堤が大きく完成していました。

 

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