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アニロワIFを振り返る その2(セリュー)

2018年06月20日 | パロロワ系


アカメが斬る!に登場する女の軍人さん。
正義を信じ、正義のためなら悪を殺しても構わない思想を持った可愛い女の子です。


さて、実は(という話でもありませんが)アニロワIFの一番槍は僕でした!
予約してから書いて、それで投下が1時くらいだったかな?そんな記憶があります。

※振り返ると題していますが、基本的に読み返したりはしてません。記憶をそのままお送りするので、間違ってるところもあると思うよ。

OPが終わりよーいどん!ここからみんなが一斉に始まるということで、大事なんですよね。
個人的な考えなのですが、1話がそのロワの印象になるのかなあって。序盤5話ぐらいが読み始めの人の目にとまる的な(1話じゃねえじゃん)
前述のとおり、セリューは悪を許しません。その悪判定が実はガバガバで、極論を言ってしまえば「敵」すべてです。
そんで、この敵判定も雑なのです。友達の嫌ってる奴は全員殺してもいい、大雑把に言えばこんな感じ。

なので。

いやあ、動かしやすい。かゆいところに手が届くどころか、皮膚を抉りやがる。
アニロワIFが完結した時や、終盤に辿り着いた時には色々な場所で「ロワがここまで進んだのもセリューのおかげでは?」と言われていました。
一番(きっと)書いた僕が言うんですが、セリューに救われたのは事実です。
行動がキチガイなんですよ。でも彼女の信念に反していないから、どこまでも動かせるし暴れさせられる。
だけどもスタンスは対主催に含まれるので、マーダーとも戦える。過酷で血の硝煙漂うロワでは本当に輝ける子だと僕は思っています。

さて、登場話ではなんだかんだの結果的にデレマスとラブライブの構図を作っていました。
狙ってないからね。1話は印象に残ると書きましたが、それは他の人も同じだったのかなあ。
簡単に言うと、とあるラブライブキャラを◯してしまいます。デレマスキャラであるしまむーの前で。
共に生死の奪い合いとは関係ない世界のキャラですので、殺伐とした修羅世界のセリューとは価値観がまるで違う。
これはクロスオーバー企画ならではの醍醐味なのですが、しまむーの心に消えない傷(罪じゃないよ)を残せましたね。

※当時から完結した後もずっと「あのキャラの補完話はまだか」と某所で見ます。
 あれはジョーカーだの、洗脳されていただの。そんな訳ないでしょ、君たちも現実をいい加減見なさい。アカメ書き手との約束だぞ。

ボカシて書いていますが、とあるラブライブキャラが殺し合いにノリまして、しまむーの眼の前でセリューを襲います。
返り討ちです。日本刀でグサ―っと。そりゃあしまむーもトラウマだよね。
なおキルスコアを稼いだセリューは「殺し合いに乗る悪は残らず殺してやる! 正義の名のもとにィ!」
からの「私が必ず守るので安心しててくださいね」と、とびきりの笑顔でしまむーに言うんですよね。
笑顔ですよ笑顔。しまむーに笑顔で。アカメ書き手さん、アニメの展開よりも先にしまむーと笑顔を結びつける千里眼。

そんなセリューの登場話はここをクリック!


そんなデビューを飾ったセリューさん。
出会う人々に正義&悪判定(ガバガバ)を行いつつ、ロワを引っ掻き回します。
彼女がいなかったら死なない命もありましたが、なんと対主催。
なんと高坂穂乃カッスさんの前で「ことりちゃん殺したよー^^」とドヤ顔で言うんですよ。だけど対主催なんです。
このムーブは同原作キャラの身内からもドン引きされます。彼はちゃんとした対主催で、なんとセリューも対主催(大事なことだからね)

彼女、一応軍人なこともあっていっちょ前な考察をするんですよね。
高坂勢力っていう当時の書き手読み手なら誰しもが目を疑ったガバガバ悪判定がありまして。
又聞きの悪い奴もみんな悪だよ^^っていう。この子が動けば展開がすげえことになって。関係ないキャラまで結果的に状況が変わるから。
セリューが生きている間、停滞っていう停滞はなかったと思う。というか第三回放送ぐらいまで予約が途切れたことなくない?馬鹿かな(これは僕が悪い)

さて。

セリューさんはしまむーから依存されるのですが、実は彼女もまたしまむーに依存するんですよね。
これは僕の趣味が半分あるというか、俗にいう矛盾は無い。って奴ですね。
自分を信頼し一緒に道を歩んでくれる子を嫌いになるはずがない。実際セリューが殺されかけた時もしまむーは一緒でした。
僕が書いたんですけど、キング・ブラッドレイを相手にてんやわんやの乱戦を繰り広げ、最後は狡噛慎也の銃弾で幕を下ろす。
――が、しまむーが救っていた。みたいな話。殺してもよかったけど、セリューにはまだ大事な役目があったんですよね。
この頃はとっくにアカメ書き手と呼ばれていたので「ならアカメキャラのパートは確実に読まれるな」と思い、露骨に描写マシマシにしてました。
リレーする書き手もセリューの動きや心情は絶対確認すると思ったので。これでもかというぐらい「次はこうしろよ?」と仕組んだかいもあってか、よかったですね(過去形)

ちょっとだけ読み返して(読み返してじゃん)いると承太郎&ほむらちゃんに遭遇してて笑っちゃった。
この少し前に、空条承太郎、モハメド・アヴドゥル@アイドルマスターシンデレラガールズ、鹿目まどか、足立透(ステルス)、ヒースクリフ、エスデスっていうクソ強対主催集団があったんですよね。
まあ結成の原因は僕にもあったので、ちゃんと責任をもって解散させましたが、それでも強いな。っていう思い出がね。


空条承太郎、ロイ・マスタング、セリュー、しまむー、ちゃんみおという組み合わせ、これもめちゃ強対主催だぁ……。
最も承りは死亡寸前、大佐は諸事情による諸事情(ほんまに諸事情)、ガバガバ対主催セリューという火薬庫のそばでライター着火チャレンジするかのような面子。
敵対するはキンブリーなんですね。ハガレンの。おまけに死体でクロメとイギーのセット。これ勝てないよね(他人事)
セリューが焔の広範囲攻撃ばっかの大佐に若干キレ気味なの思い返して笑っちゃうよね。邪魔だったんだろうなあ。

この回、タイトルが「正義の味方」

前々から使いたかったタイトル。本音を言えばアニロワ4で衛宮士郎を書く時に使いたかったタイトル(なお参戦作品)
セリューがいてよかった、と思うアカメ書き手だった。

セリューちゃんは承太郎が倒れ、逃げたニュージェネを助けるためにマスタングもまた逃します。
そう、キンブリーとのタイマンです。というのも、僕が弔う場面です。
彼女はこれまでロワを盛り上げてくれた。そんで、最後は絶対に俺が殺すと決めていたキャラの一人でもあります。
恩返しですよね。今までありがとう。最後は俺が責任を以て散らしてやるから←ヤンデレかよ。

「さぁ! 遂にお前を殺す時が来たぞキンブリー!
 我がイェーガーズの仲間であるクロメを! それにこの場で殺した空条承太郎を殺した罪――死んで償うがいい!!」

ノリノリですね。とてもことりちゃんとガハマたそを殺した女のセリフとは思えません。
でもこれがセリューなのです。正義の味方は悪の眼の前だといつだってかっこいいからね(かっこいいか?かっこいいんだよ!)


「――――――――――――ねぇ、コロ」


 そして本当に終わりを告げる針が響く。

 最期には似合わない、星の輝きを冠する笑顔で。








「私はちゃんと正義の味方だったかな」





正義の味方。
かなり原作リスペクトの幕切れとなりました。
メタ的に言えば戦力やらアイテムが充実し始めたキンブリーに手を撃つ話。
奴を野放しにするのは……と、色々考えていたんでしょうね。
火力的には真理体験済みのマスタングがいますが、しまむー達が近くにいれば……彼が死ぬ案もあったなあ。
大佐にはまだ仕事が残っていて、あの頃はしまむーがマーダー化するとは思っていなかったしな!マーダー化は駄目だろ!!(数年後しの吐露)

セリュー。
正義の味方として彼女は最後まで戦ってくれたんですよね。
あのキンブリーを瀕死にまで追い込みましたから。
そんで、彼女が死んだ後も残された因縁はかなり強かったんですよね。終盤までの土台作りに貢献してくれました。
あそこまでデレマスとラブライブの構図が整うなんてね、おじさんも驚きですよ。誰が犯人なんだって言ったら、最初から分かっていて狙った登場話を書いた僕なんだけども。
ほんまに停滞という停滞を迎えなかったのは彼女のおかげだと思っています。
ありがとう、アカメ書き手のMVPは間違いなく君だよ。君がいたから完結つっても過言じゃない。

彼女が最後まで貫いた正義という信条はしまむーに受け継がれていました。
なんならマスタング大佐もその気があったよね。というか何故か大佐→セリューの評価が高かったよね。あれなんなんだろ。
前述のとおり、しまむーはマーダーになってラブライブキャラを殺してしまい、更にややこしくなるんだけども。
全ての火種は1話で完成していたんですよね。
数年我慢してたからちょっとだけ自慢していい?自分語りしていい??ででどんくん、してやったりじゃない???

ここまで読んでくれたみなさん、これが流行りの読み辛い文章ですよ!!読んでくれてほんとありgとね!!

考えてみればセリューがだいたい元凶かもしれませんね。
彼女がいなかったら多分だけど番長もあのタイミングで死んでないと思う。
それにちゃんみおかほのかちゃんのどっちかは最後まで生きていた気も。
そして狡噛慎也さんも生きていた可能性だってある。彼の退場が優勝エンドへの分岐点だったと僕は思っています。
惜しかったな、あのパートを僕が書いていれば……なーんてIFのお話。
というか、無意味なキャラなんていないしね!みんなのおかげで、この物語が完成したんだから!たられば論は僕が言ったら駄目だよね!


はい。
いや、ほんとにね。MVPですよ。
アカメ書き手が言うんだから、きっとそうなんです。
書き手から愛され、読み手からも愛された。いつのまにか聖杯にも登場していた。
セリューさん、貴方のガバガバなムーブがあったからこそ、この2018年にアニロワは完結にまで辿り着いたのです。


しっかし、振り返ると記憶が蘇りますね。
これは初だしの情報なんですけど、当時は紙とエクセルで各キャラの動向を確認していましたね。
「このキャラをこっちに動かせばマーダーが不足するから逆サイドにおくか」「あの書き手が予約……つまりこいつは生き残るから、同作キャラを仕向けよう」
「俺がDIOとエスデスを書くためには……先にこいつを動かすか(まだ第一放送前)」「あいつにあのパートは不味い。仕込むか」「まだ御坂美琴を動かす時じゃない」……等。
気持ち悪いよね。ただ、良い感じに予想通り動いてくれたのは気持ちよかった。
後半なんて「ここ絶対に毒吐きで触れられるからカウンター仕込むンゴwwwwwww」とかやったりね。
結果的に書きたい話を書くために別の書きたい話を書いて、そんで概ね殺したいキャラは殺せた!という、本当に有り難いことばっかりでした。

さてさてさーて。
誰も聞きたくない自分語り、だけどやることに意味があるというのは僕の言葉(懐かしい→勝手にロワ語り参照)
次はしまむーかなあ。大佐かなあ。大佐、毒吐きの歴史みたいなモンだからやりたくないんだよなあ(ゲラゲラ)

※振り返りはキャラ単位ね。裏話はやらんよやらん。やらせんぞ、安室!




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