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全開オーバードライブ

下っ端パロロワ書き手のドバーなブログを北の大地から

閃の軌跡Ⅳ 感想2(赤い死神)

2018年09月27日 | 軌跡シリーズ

前作ラストダンジョンからはエマの魔法で脱出しましたよと。
二週間も眠っていた新Ⅶ組は情報収集も兼ねてかの地、魔女の里エリンを探索することに。
そんな中で旧Ⅶと会話するんだけど、ユーシスがね……。一人でベンチに座り、手に持つはミリアムの帽子。
アルティナに渡そうとするもユーシスが持っていた方が彼女も喜ぶだろうと言われ、そのことに安堵する自分がいると。
かなりメンタルキテますね。ミリアム以外にも要因はあるんだけど、うん。
ぐだぐだしてる決まらないんだよなあⅦをユウナがいい加減にしろと発破をかけるんだけど、あんまり調子に乗るなよ?

戦闘は難しくなってる。前が簡単の極みだったんだけどね。
序盤はランディが一緒に居てくれて、零碧のように前衛型としてかなり頼りになります。
バランス調整され弱体化のオーダーも、ランディは強者なこともあって使い勝手が一人だけ別格。
物理攻撃大アップに加え与ダメ20%アップは普通に強い。
代名詞であるウォークライも健在で、今作は最初からベルゼルガを使えるからダメージソースですよ。
過去のSクラだったクリムゾンゲイルはクラフト技になってるけど、うーんこれはウォークライ→ベルゼルガの黄金コース!!



ストーリー的にはハーメル村に向かうようです。
アッシュがいると思われ、ヨシュアはいるのかな。事前公開スクショを察するにどっかにはいるんだろうけども。

閃の軌跡Ⅳ 感想1(序章)

2018年09月27日 | 軌跡シリーズ

物語は前作の二週間後から。
帝国の国家総動員法が満場一致の可決となり、各地域に徴兵の命令が行き渡る。
ⅡドラマCDでお馴染みのアルスターも例外ではなく、呪いに侵された人々は喜んで戦争へ参加してしまう。
分かりきっていたことだけど、帝国は、鉄血は全てを犠牲にしてでも黒の史書を再現するつもりなんだろう。

舞台が代わり海都オルディス。
まさかの帝都知事カール・レーグニッツ登場。話の流れから察するにオルディスのトップになるのかな。
じゃあ、帝都から追放されたようなもんだよね。左遷というべきか。
きっと鉄血に対抗したんだと思う。自治体行政のトップとして。だけど呪いには勝てなかった、そんな推測。
ここで初ボイスが披露されるんだけど、まさかのヴィンセント先輩登場。前作に居なかったよね。
Ⅱで戦ったのが懐かしい。そして隣にはエーデルもいる。園芸部の部長を務めてたね。
帝国が不安に包まれる中、彼らのように諦めず、各々の形で抗おうとしている人もいる。そして、Ⅶ組もそうだろうと信じているのが熱い。
エーデル先輩がフィーを気にするのがいいよね。園芸部繋がりで、他にも吹奏楽部とか美術部繋がりも前作でやってくれて嬉しいんですよね。
何もメインキャラだけが生きている訳じゃないから。

その頃リーヴスの住人は分校の彼らを心配している。なんていい人たちなんだ。
アッシュが共和国のスパイとでっち上げられ皇帝暗殺未遂、その他生徒は行方不明。
緊迫した状況の中で彼らの列車が帰ってきたかと思えば、敵である本校の生徒達だった。
ここでⅡ以来の登場となるマカロフ&メアリー教官。結婚した?そして制服を来たシャーリィも。
なんでお前が学生エンジョイしてんだよwwwwwwwwwwww
きっとセドリック皇太子のお守りなんだろう。

《ヨルムンガンド作戦》

呪いに侵された国民は政府のどんな提案だろうと受け入れてしまう。
そんな民衆の中に正気を保つ一人の女性――シェラ姐ですよ。もうサード以来で、10年?
クロスベルのヨナと連携を取りつつ、世界を終わらせないために活動しているのが伺える。
《銀閃》の異名を持つA級遊撃士。彼女もA級となり前作で活躍すると見込んでいたが……。
帝都内の事件で足止めを喰らい本編には登場せず、パートーナーであるオリビエは爆殺されてしまう。
失墜に飲まれながらも彼女は涙を堪えて世界のために。いやあ、王道なんだけど、どうせオリビエ生きてるだろ!

メインキャラが登場しないOPでありながら多くの過去作キャラが。
クロスベルになればグレイス、シュリ、黒月一向、レンの親達……零碧を嫌でも思い出す。
そしてⅡ振りのツァオはレクターと何やら組んでいるらしく、それは帝国政府からの要請なのか、それとも彼ら個人の――期待ですね。
オズボーンの懐刀であるレクターなら一矢報いることが出来るだろう。ツァオなら各方面に根回しも出来るだろう。
総督府がいない間、つまりルーファス不在の間に話を進めていることから、なんなんだろうね。レクター、やっぱり揺らいでるよ。
飄々としている男だけど、前作ラストでは目の前でミリアムを失った一人だから。だけど彼もまた《鉄血の子供達》。親には抗えないんだろう。

そして

エステル!ヨシュア!レン!ロイド!エリィ!withキーア!!

空の軌跡、零(碧)の軌跡主人公組が満を持して参戦!
ブライト一家は政府にマークされたことにより帝国に入れず、ロイド達は指名手配犯にされ、身動きが取れず。
そんな状況の中でリィンらの活躍により鳥籠作戦は崩れ、ロイドは開放されたが……先入先はオルキスタワー。クロスベルのシンボルでもある。
いやあ、エステル可愛くなって、ヨシュアも大人っぽく。レンも大きくなったなあ。ロイドは相変わらずねっとりボイス。声優がUCのアンジェロに引っ張られてる。
いい加減にせーよ。音響監督も指導しろや。

タワーを登っている時に色々なキャラに触れる。シリーズとしての重みと繋がりを感じる。
リィン、アリサ、カシウス、レクター、オズボーン、アリオス、ランディ……どれもが重要キャラで。
彼らの出番も楽しみな一方、《風の剣聖》は出ないんだろうなあ感が凄い。出たらテンションアガット。
頂上に辿り着けば初のボス戦。
クソ野郎度は随一のニューフェイス《地精》黒のアルベリヒ。クソ雑魚メンタル《氷の乙女》クレア・リーヴェルト。
そしてどの面下げてクロスベルに来たんだ《根源の錬金術師》マリアベル・クロイス。
アルベリヒが《白面》ワイスマンと知り合いであることが明らかに。黒の工房在籍なら使徒とも繋がりがあるのは普通か。
ミリアム、アルティナ、ジョルジュが使う戦術殻は閃が初登場……では無いんですよね。空の軌跡時点でワイスマンがお供として召喚していた。
それのテストで繋がりがあったらしいんだけど、クソ野郎同士気が合ったのかもしれないな。
レンがマリアベルに「ワイスマンよりタチが悪い」って言うんだけど、そうか???過去作キャラを無理に下げなくてもいいんやで???

ボス戦なんだけど、ここで戦闘について。
前作よりも歯ごたえあり。前作がお世辞にもバランスが取れているとは言えない出来だったんだけども。
油断してれば簡単に負けれるな。ちなみに難易度はハードでやっています。オーダーも弱体化しているので、気軽に使える。前作はチートの塊だった。
嘗ての主人公組は順当に強くなっていますね。あの時はSクラだった技が通常技として扱えるのはゲーム的にも成長を感じる。
しかし、ボス強かったわwなんかレンが落ちてびっくり。その後はヨシュアを中心にボコボコにしました。
ロイドがぶっ壊れ気味に見えるんだけど、単純に強いヨシュアの方が使い勝手が良い。バニハのデメリット消えたロイドも大概なんだけどね。

戦闘後、クレアはプライベートのメールに気付く。
それは死ぬ前にミリアムが送った、リィンと一緒に仲良く写った写真である(クエスト懐かしい)
《氷の乙女》と崇められる鉄道憲兵隊の少佐クレア・リーヴェルト。だけど、彼女もまた人間である。
《鉄血の子供達》として世界を終わりに向かわせる己の役目と、等身大の人間でしかない彼女の心は脆く、崩れる寸前だった。
妹同然のミリアムが目の前で死んで、でもそれは自分が(知らなかったとはいえ?)加担していた。その事実に耐えられないんだろう。

などど、プロローグからボリューム満タン閃の軌跡Ⅳ。
5年続いた閃の完結作であり、これまでの軌跡に一区切りを付ける節目の一作。
最高の始まりであり、心配していた戦闘バランスもかなり見直されている。
鉄血の掌の上で踊り狂うのはもう終わり、此れより彼らの描く軌跡が大陸を覆う昏き闇を一閃。

なおOPは今回もアレだったね。いや、前も大概だけど作画崩壊のレベルじゃないんだよなあ。

そんで、ヨシュアはアッシュの存在をこのタイミングで知る。
マジで知らなかったぽいね。そりゃあ、後付だからしゃーない。
だけど、もしかしたらアッシュって偽名かもね。拾われて付けられた名前みたいな。

閃の軌跡Ⅳ、始まる

2018年09月27日 | 軌跡シリーズ



このクソッタレな御伽噺に、終焉を。



閃の軌跡Ⅳに向けて、色々と

2018年09月25日 | 軌跡シリーズ
遂に発売2日前となり、今は公式の前々夜祭を見ております。
いやあ、ランディのベルゼルガ相変わらずかっこいいです。Ⅲで使えなかったからちょっと寂しかった。

などと言っておりますが、なんと三連休前に公式フラゲが。
元々ファルコムの公式は発売よりも都内とかだったら早いんだけど、5日前はねえ。
犯人……と言ったら聞こえは悪いけど、運送業者でしたね。わざわざコールセンターまで開設してもらって。
まあ、やったことはしょうがないので、ボクは自衛としてネット絶ちしてます。
だけどこーゆーの書いちゃう!


『《金の起動者》は誰なのか』
ボクはルーファスだと思っています。Ⅲの終盤で意味深な反応をしたこの男、思い返せば言及されたシーンはここだけ。
これまでのライザーは死人っぽいんだけど、リィンやセドリックは厳密に言えば死人じゃないですよね。セドカスなんて特に。
だから別に生きている奴でも、試練を乗り越えればライザーになれるんじゃないだろうか。
《鉄血の子供達》筆頭にして《翡翠の城将》の異名を持つクロスベルの総督、ルーファス・アルバレア。
父と崇めるオズボーンをも超えラスボスになるんじゃないか。そんな予想さえしてしまう野心の塊。カス野郎だけどお気に入り。
事によっては結社入もありだけど、ちょっとかっこ悪いかなあって。Ⅲでマクバーン&カンパネルラにかっけー啖呵を切ったのも相まって。
ちなみに金の機神はバリアハートかクロスベルにあると思う。前者はそもそもアルバレアの血筋って獅子皇帝のあれこれだよね。
後者はそもそもルーファスが総督に就任したのは機神を探すためでもあるんじゃないか、っていう個人的な予想。

『オリビエは生きているのか』
生きているでしょ~!!オズボーンに対抗する指し手はミュゼと言われている。たしかに彼女はすごいけど、Ⅲからぽっとでのキャラに務まるのだろうか!!
喧嘩を売っている訳じゃないけど、空の頃から鉄血に抗うために各地で活動していたオリビエだからこそ、戦えると思っています。
空、零碧、そして閃。シリーズを通して出演し、各メンバー全員と顔見知りなのはオリビエだけじゃないだろうか。いや、ミュラーもか。
だからこそ、彼が爆殺で退場だなんて思えない。ジョルジュが策を施しているかも知れないし、怪盗Bが救っているかもしれない。
Ⅳ作中のピンチのシーンで、新しいカレイジャスに乗って現れる――だったらいいなあ。
シェラ姐と結婚するんだろ、死んでる場合じゃない!!!!!!!!!!

『リィンは報われるのか』
報われろ!!!!!!!!!!!!!!!
Ⅰでは自分の意思とは別に仲間を見捨て逃亡することになり、Ⅱでは最後の最後まで黒幕の掌の上で踊り狂った。
Ⅲはどうしようもなく、地獄の底に叩き落とされ、罪人になってしまった。
そんな彼、最後ぐらいは人並みに、ハッピーエンドでいいじゃないか。報われるべきだよ。
世界のために戦った彼は、世界に救われるべきとも思う。それはサイコフレームの共鳴であり、元気玉でもある。
《灰色の騎士》、その男の人生は黒に染められたが、光は見失っておらず。

『旧Ⅶ組大好きなんで、頼む』
エリオット→PVから父親と戦うことが確定。帝国軍屈指の猛将を相手に、エリオットは己を貫けるのか。
マキアス→同上。
ラウラ→Ⅲ終盤にて父は爆散。生きているかも分からないが、強く生きてほしい。そんな彼女が乗り越えるべき壁は《鋼の聖女》だろうか。
勝利は不可能だろう。軌跡の言葉を借りるなら、届くために頑張ってほしい。そして仲間になるデュバリィちゃんとの絡みも期待。
エマ→Ⅲから魔女の設定を全面に押し出していたけど、Ⅳはもっと凄いことになりそう。摩訶不思議パワーで世界のために頑張れ。
現状、マクバーンの焔を抑えられるのはエマだけだしね。ただ、剣を持ち出されたらアウトなんだよね。
アリサ→まあ、家族のあーだこーだ。
フィー→最近、公開されたCMから察するに《猟兵王》が退場するみたい。元々、死人であるけど、父のような存在である彼との別れに注目。
ガイウス→Ⅲにて明かされた衝撃の第八位。PVを見る限りメルカバもあるみたいなので、拠点になるのかな?
Ⅶ組最強戦力に躍り出たけど、敵も歴代シリーズと比べてかなり強くなってるから皆を導いてほしい。風の加護を。

ユーシス→一番好きなんだけど、一番不幸なキャラでもある。Ⅰでは腹違いの子だからって父から無下に扱われ。Ⅱでは親愛なる兄が敵になり、父はカスだから牢獄に。
Ⅲの終盤ではそもそも兄こそが腹違いの存在であることを教えられ、自分という存在に動揺し、最も仲の良かった妹同然のミリアムを目の前で失う。
リィンもバッドエンドの連続だけど、ユーシスもなんだよね。精神的にヤバイ、立ち直って欲しい。だけど、そんなメンタル弱い訳でもない。
あとは戦闘面でもね。システム的な話だんだけど、Ⅲでかなり弱体化したよね。それまでが使い勝手良すぎたんだけど。
社長の発言からアーツが強化されているみたいなので、魔法剣士であるユーシスも強くなったと信じたい。
そんでなによりもPVでは通常時の剣がSクラの物になっていたので、まさかの強化イベントがあるかもしれない。
兄であるルーファスを一発ぶん殴ってほしいわ。ミリアムの仇ってことで、鉄血にも喰らいつけ。

『歴代キャラ、あの人は出るのか』
これねー。
個人的にはあのカシウスが発表されている以上、事前にアナウンスされていないキャラはあまり出ないんじゃないかなあ。
例えばね、ルーシーの登場が明かされているけど、彼女の情報があるならもっと出てもいいキャラがたくさんいる。
ここまで隠されているのはサプライズの可能性もあるけど、だってカシウスが発表されてんだよ?あいつ以上にサプライズ感あるの、いる?
とまああーだこーだ言ってるけど、みんな出てー!!
ジンも、ケビンも、アリオスも、ワジも、ノエルも……ヴァルター、ブルブラン、シグムントだって。敵味方問わず、そりゃあみんなを見たいよ。
帝国VS共和国、カシウスが登場することからリベール王国だって、ルーシーがいるんだからレミフェリアだって戦火に包まれる。
そんな大規模な戦争なら、当然のように登場出来ないキャラがいるのだって分かる。せめて、「あいつは今こんな状況」みたいに触れてくれ!!
しかしカシウスとリィンの手合わせ、もしかしたら八葉の皆伝か?


本当に色々書いたけど、楽しみなんです。もちろん上記以外もめちゃくちゃ期待してる。
アントンがわざわざ紹介されているってことは、ヨシュアとアッシュの関係、まだ見ぬ新キャラの可能性、軌跡に一区切り。
伏線の多くが回収されると言われています。大事なんだけど、個人的にはやはり報われて欲しいキャラが多すぎる。
閃で5年、空から数えれば10年超えてるのかな。此処まで追い掛けたんだから、最後ぐらいは大団円を見たい。
クロウ頼むぜ、リィンを救ってくれ。ランディ頼むぜ、新Ⅶを導いてくれ。エステル頼むぜ、お前がクソッタレな空気を明るくしてくれ。




《灰色の騎士》リィン・シュバルツァ―。貴殿の一太刀を以て、帝国の闇を斬り裂く閃の軌跡を描け。















でも、流石に公式が5日前に流通させんのは反省しろよな!

ルパン三世 PART5 23話 その時、古くからの相棒が言った よかったというお話

2018年09月13日 | アニメ
エンドの言葉に惑わされ、自分はルパンにとってどのような存在なのか思い詰めてしまう五右衛門。
ヒトログが導き出した答えはコレクション。自分はルパンにとって道具だった。
我を見失い五右衛門はルパンに勝負を挑み、気が付けば斬鉄剣に斬られた一人の男が転がっていた――。

「ルパン三世は逮捕――英雄(ヒーロー)の時代は終わったんだよ」

そんなヒキから始まる23話。
このお話の凄いと個人的に思ったのは中盤なんですよね。
勿論前半もいいんですよ。特に銭形パートが、なにせルパンを追い続けた唯一の男なんだから。
ルパンと一緒に連行される五右衛門に「斬鉄剣は俺が預かる。罪を償ったら取りに来い」っていうのもね、必ず戻ってこいという裏返しじゃないですか。
ICPOの長官がルパン逮捕の功績を謳うも、銭形の後輩がキレるんですよね。それは銭形警部のお手柄だろうと。

「ヒトログの結果も元は銭形がルパンを追い掛けたデータがあるから。ルパン専任になったことで銭形のキャリアは止まった。
 みんなでルパンを一人に押し付けたっていうのに、なにがルパン専任だ、ようやくルパンを逮捕したっていうのに……」

全うな指摘なんですよね。僕ら視聴者はルパンと銭形の関係を知っていて、それはもうお約束なんですよ。
ドラえもん映画が大冒険なのと同じように、地球を守るためにZ戦士が立ち上がるのと、コナンくんの年齢が止まったままと同じなんです。
だけどその世界観目線だと、相当に浮いている存在ですよね。ルパン逮捕ってことはお役御免どころか、それこそ奇跡の体現者。
手柄が取られるのはあんまりだという話も分かる。だけど銭形は「マスコミ対応は俺たちの仕事じゃない」の一言で後輩を宥める。大人だなあ。
続く車中の中で、「今の俺の願いはちゃんと出所したあいつと、綺麗な酒を飲むことなんだ」と言うんですよ。泣くわバーカ!
「俺はルパンの心を捕まえたい」カリオストロを思い出す。

ルパン護送車の前に現れるは見慣れた例のベンツと相棒、次元大介。
アルベールに手引きされた彼は大量の重火器を操り、ICPOを相手に無双。
爆音に気付いたルパンと五右衛門は自然と笑うんですよね。「次元が来た」って。今シリーズ、ファミリー感というか、仲が良くて好きです。
ルパンと再開して次元が言うんですよ「ここらが潮時じゃないか」と。やめてくれ、よりもよって次元が言うだなんて。

引退だ、時代が変わった、お前に引導を渡せるのは俺だけだ。

ルパンが芝居掛かった演技を始め、元の顔に戻るんですよ。「良い音楽が聞こえてこないか? 主人公が活躍する時に流れるかっこいい奴がな」
そうしたら「人生は物語じゃねえ」「なら物語にすればいい。俺っていう人生の視聴者は俺だけだ、だったら俺が続きを見たくなる物語じゃないと意味がない」
かっこいい。なんか最終回感が漂うんですよね。
ニコニコのコメントでクリカン上手くなった、と毎回見ますが、僕にとってのルパンはクリカンで。
俺だけの物語、人生。なんか深いですよね。声優が変わったことにもかかっているんじゃないだろうか。そんなネタな深読みばっかしてしまう。
なんなら次元の潮時だ、時代が変わったなんてのもメッセージ性があるようにも思ってしまう。長く続く作品だからこそ、着地せねばならぬ時がある。

逆転出来なかったら、俺という視聴者が居なくなる。終わりが来るその日まで、俺はルパン三世であり続けたい。

言い切ったことそのものに僕は感動して、流石だなあって。
ぶっちゃけ前パートとか、次元大介の墓標とかは全然刺さらなかった。だけど今回は違う。
俺がルパン三世である限り、ルパン三世という物語は、人生は終わらないんですよ。

次元の返しもまた秀逸で。
「俺にも聞こえてきたぜ、俺だけの音楽がよ」って。
最高なのはこの一連、BGMが無いんですよ。頭の中に流れる音楽は人によって違うかもしれない。
だけど、それはメインテーマであったり、記憶に残る音楽だったり多彩で。シリーズの重みがあるから。
次元の中の人、今作で引退なのかなあ。そもそも、ルパン三世という作品が……なんて思っちゃうほど、熱くて、何かを感じてしまう。

ちなみに不二子もルパンの復活を信じて「お宝がいないとルパンがね」つって敵のアジトに残る。信頼だねえ。

ファンサと言えばルパンの潜伏先がカリオストロの城の地下なんですよ。
此処を知っているのは王位継承(してるかどうかは不明だけど)クラリスと一部の関係者、そしてルパン達だけ。
敵に反撃するために、アルベールシリーズの時に盗んだ黒い手帳を使い情報爆撃。
そして次元の「レベッカからの返事だ」って。いやあ、繋がるなあ!? ※パート4のヒロインです。


でもね。
EDでしんみりとしたら、予告でまた熱くなっちゃって。


「俺の名はルパン三世。自分で言うのもなんだけど、狙った獲物は必ず奪う神出鬼没の大泥棒だ。
 俺のことがもっと知りたい? じゃあラストまで見逃すなよ? 次回『ルパン三世は永遠に』チャンネルは決まったぜ」



此処でその言い回しを持ってくるかあ~~~~~~~!!