21世紀 脱原発 市民ウォーク in 滋賀

<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> の 活動報告、お知らせなど を掲載 ♪
ときどき、トピックも ~☆

「高浜3・4号機」決定言い渡しは 3月28日(火)

2017-03-21 21:31:42 | 記事
< 速 報 >

昨年3月9日の大津地裁決定(仮処分)により
運転が差し止められている高浜原発3・4号機。



関西電力がその処分を不服として申し立てていた保全抗告審で、
大阪高裁(山下郁夫裁判長)は3月28日に決定を出すと
関係者に連絡がありました。

時刻は未定。通常は、決定の前日に伝えられるとのことです。



大阪地裁・高裁

滋賀県知事、「再稼働は容認できない」と表明(3月20日)

2017-03-21 11:56:12 | 記事
滋賀県三日月知事が3月20日、大飯原発3・4号機の再稼働について、
見解を表明した。

高浜原発の隣の大飯原発に関してだが、昨年3月9日の世界史上初めて
司法の力で稼働中原発を止めた(高浜原3・4号機を)大津地裁仮処分を読むと、
この滋賀県知事の原発事故避難の点での見解表明が
昨年異議審決定(7月12日、これも原告勝利!)文書の中に出てくる。

「債権者らの主張」としてだが、これを裁判所は肯定して
原告側勝利を出しているのである。

裁判所は”社会通念”ということを強調する。
3月中とも言われる大阪高裁抗告審を前にして、
また重要な社会通念が表明された、明らかとなったのである。
(稲村守)


・・・以下、『時事通信 3/20(月) 』から ・・・・・・・

■ 大飯原発を視察=「再稼働容認できない」― 滋賀県知事 ■

滋賀県の三日月大造知事は20日、福井県おおい町にある関西電力大飯原発を初めて視察した。

大飯原発3、4号機は2月、原子力規制委員会の再稼働の前提となる審査に事実上合格。三日月知事は視察後、記者団に滋賀県が求める実効性ある多重防護体制の構築が道半ばなどとして、「再稼働を容認できる環境にはない」と述べた。

視察には関電の豊松秀己副社長が同行。事故が起きた際の対策拠点となる緊急時対策所の建設現場や、重大事故時に原子炉を冷却する海水ポンプが壊れた場合の代替機器などについて確認した。 

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“時の人” 反原発闘争でも 大活躍!

2017-03-20 11:28:17 | 記事
市民ウォーク実行委員会・呼びかけ人のおひとりである
稲村守さんより投稿がありましたので、以下に掲載します。

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★“時の人”反原発闘争でも大活躍!★ 
◆安倍政権追い詰める頼もしいリーダー

いま、安倍政権が韓国政界トップのように追い詰められつつある。
大阪の森友学園問題がそうだ。

なんせあの学園長がすでにやっている幼稚園では、園児に教育勅語を暗記させ、
安倍首相を礼賛させ、靖国参拝に連れて行き、在日や中国人の保護者に
ヘイトスピーチの文書を手渡し、新安保法制成立賛辞、
副園長は「シナ人は犬くさい」と面罵する、と。

学校教育法がどうこう言う以前に、人間として教育者としてあるまじきものだ。
その途方もない安い地価で国有地払い下げを受けた問題を究明したのが
大阪府豊中市・木村真市議。

高浜原発3・4号機再稼働反対で、2月21日(火)に反原発自治体議員・市民連盟が
3班編成で高浜原発30キロ圏内9市町要請行動され、そこでも大奮闘。

高島市から福井県若狭町、小浜市で中嶌哲演さんや地元市議や先輩議員に合流、
熊川宿で他のコースのメンバーや若狭の原発を考える会会員と
総括会議を夜遅くまでおこなった。


高島市議会議長(左)に木村市議が請願


★2・11「日本会議と安倍政権」テーマに滋賀集会開催★
◆超満員! 
◆戦前回帰を進める国家中心の憲法・教育改悪へ立憲主義を対置し闘おう

2月11日、軍国主義時代の象徴的「祝日」とされた「紀元節」
(1966年に「建国記念の日」として復活)に抗して、
滋賀の地で市民団体・労組・宗教者が実行委員会を結成し、毎年集会を開催してきた。

今年で12回目に当たり、「これでいいのか日本!!平和・靖国・憲法・教育・人権
そして貧困を考える2017滋賀集会」として大津市におの浜・解放県民センターホールで
開催された。

この日は前日来、大雪であったが
「日本会議と安倍政権・・それをささえているもの」と題し、
上智大学特任教授の島薗進・グリーフケア研究所長が講演し、
超満席の170人が参加した。

ふぇみん婦人民主クラブ・岡田啓子共同代表の司会で集会は開会し、
日本基督教団水口教会・谷村徳幸牧師の主催者挨拶で、
「最近、安倍政権を裏(表?)から支えている『日本会議』なるものが
話題になっていますが、それと内容的にも切り離せないのが、
戦後解体されたはずの“国家神道”です。戦後すぐその残党らはうごめき始めました。」として、
1966年の紀元節復活も1999年の国旗国歌法もそうだとし、
かつてと同様国民が自発的に戦争への道を歩まないよう、呼びかけた。

国家神道の研究などで知られる宗教学者の島薗氏は、安倍政権の閣僚の多数が
神社本庁が中心となって作った神道政治連盟(神政連)や日本会議の国会議員懇談会に
所属しているとし、「他国に例のない万世一系の神聖な王朝が続き、さかのぼると
神に至る優れた国柄である」という考え方であり、戦前・戦中、全体主義へと突き進んだ宗教ナショナリズムの再来だと指摘。
政権につながる神権的国体論は、立憲主義の危機であると喝破した。

本年の5月3日で憲法施行50年だが、「米国で大統領の排外主義的な
反憲法的言動が顰蹙をかっているが、他人事でない。立憲主義を定着させるか、
神聖天皇の過去へ回帰するのか」と、提起された。 


♪お知らせ
<9条ネット・滋賀 第52回学習会>
テーマ:最新の憲法情勢・・安倍首相の野望            
講 師:大阪経済法科大学 澤野義一法学部教授(憲法専攻)
と き:2017年4月24日(月)19:00~            
ところ:草津まちづくりセンター TEL077-562-9240
(JR草津駅西口下車西進二つ目の信号を越えて一つ目の角を左折)
参加費:¥500 (学割あり)     

◇澤野義一さんの原発と憲法を問う意欲的な著書◇
『脱原発と平和の憲法理論』
175頁、¥3600+税
法律文化社
2015.11.3発行

印刷は → コチラ

<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> 4月の予定 → コチラ





原発のない社会へ 2017びわこ集会 1000人の満席 ☆!

2017-03-15 09:52:29 | 記事
< さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第9号より >

■ 高浜原発運転停止の大津地裁決定を守りきろう ■
■ 原発のない社会へ 2017びわこ集会 1000人の満席の参加 ■


井戸弁護団長の報告に聞き入る


3月11日、大津市膳所公園と大津市生涯学習センターで、
「原発のない社会へ 2017びわこ集会」が集会実行委員会主催で開かれ、
1000人の市民が参加し、高浜原発3.4号機の運転停止を命じた昨年3月9日の
大津地裁仮処分を守り抜き、若狭の原発再稼働を阻止し、
全原発の廃炉をめざすことを誓い合った。

世界史上初の稼働中原発を司法の力で止めた昨春の大津地裁仮処分と
その大阪高裁抗告審、この弁護団長を務め、福島の子ども被曝など
全国の原発訴訟代理人を担う、元金沢地裁裁判長の井戸謙一弁護士は
「皆さんの力で、2月初旬とも言われた大阪高裁抗告審敗北=関電による高浜原発
再稼働を止め、今もなお大津地裁決定が守られていることをうれしく思う」と述べ、
「リスクがあることを理由に科学技術の利用を禁じていたのでは、
社会の発展は望めません。

しかし、原発がなくても電気は足りています。
この社会に原発は必要ありません。自動車や飛行機に替わる
リスクのない移動手段はありませんが、原発に替わるリスクのない発電方法は
いくつもあります。社会的な必要のない原発のために私たち市民が
リスクを受任しなければならない理由はありません。
私は、大阪高裁が、私たちの主張を認め、大津地裁決定を守ると信じています。
仮に、大津地裁決定をひっくり返すのであれば、私たちの問題提起を
はぐらかすのではなく、正面から受け止めて論破する必要があります。」
と、強調された。

井戸氏は、6年前の原発事故で自主避難した人への住宅支援の
あと三週間での打ち切りへの闘いなどにもふれ、これから数か月で
5つの裁判決定(高浜3,4号機運転禁止仮処分に対する大阪高裁決定、
伊方3号機運転禁止仮処分申立てに対する広島地裁、松山地裁、
大分地裁の各決定、玄海原発3,4号機運転禁止仮処分申立てに対する
佐賀地裁決定)が出ること、これからの半年の闘いが司法闘争的には重要で、
来年のこの集会までそれぞれの持ち場で一人ひとりが
せいいっぱい闘おうと提起をされた。

 集会は峯本敦子・さいなら原発びわこネットワーク代表世話人
などの司会で進行され、参加者は、石居九美さんの従軍慰安婦問題を
扱った父の遺作小説:『奇跡を拾って歩いてきた』の普及宣伝含めた九条の歌や、
“在日関西人”の趙博さんコンサートや三日月大造県知事をはじめ、
米原市長など県内5自治体首長からの挨拶や文書メッセージ紹介(三井寺 / 日本基督教団 / 滋賀県保険医協会からも)、
千葉の放射能ホットスポットから避難された山崎圭子さんの、
5歳の朋君含めた迫力ある発言などに確信を固め、

びわ湖と運動の未来も担う


野坂昭生・実行委員会呼びかけ人の閉会あいさつを受け、さいなら原発・びわこネットワークののぼりを先頭に、
関電滋賀支店経由の市内デモ行進に出発した。

関電滋賀支店に向かうデモ隊


若狭の原発を考える会は訴えで登壇し、原発最新情報のニュース配付や
自動車添付の「原発反対」マグネット大量普及をおこなった。
集会満席の盛り上がりは、県内20の主要駅頭の3.11集会チラシまき、
宣伝や団地宣伝、職場・地域での宣伝もくまなくおこなってきた成果と言えよう。


報道記事の紹介


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★脱原発市民ウォークin滋賀 4月の予定 → コチラ

2月中の 高浜原発再稼働を ストップさせた!!

2017-03-08 22:23:51 | 記事
< さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第8号より >

■ 超満席の第6回総会・・2.25さいなら原発・びわこネットワーク ■
■ 釜ヶ崎日雇労組・三浦俊一副委員長の記念講演に元気をいただく ■

本年2月初旬か中旬と言われていた、昨年3月9日の高浜原発3.4号機を止めた
世界史上初の司法の英断<大津地裁仮処分>、これを覆そうと
関西電力が狙う大阪高裁抗告審、ついに2月を過ぎてしまった。

これに勝ち、ただちに2月中には再稼働しようと画策していた関西電力と
安倍政権の野望を、とりあえず押しとどめた。

2月18日(土)の第57回脱原発市民ウォークin滋賀は、たいへん多くの参加を得た。

びわ湖の向こうには15基の原発が林立する(2月18日)


翌週2月25日(土)のさいなら原発・びわこネットワーク第6回総会は満席となった。
三浦俊一・釜ヶ崎日雇労組副委員長の記念講演は、
詳細なデータ収集に基づく膨大な資料にそった講演であったが、
たいへんな勇気と元気をいただいた。心より感謝申し上げたい。

三浦さんの現場力ある講演 (2月25日 大津教会)


さかのぼる2月21日(火)の反原発自治体議員・市民連盟の
みなさんによる高浜原発30キロ圏内9市町請願要請行動と
23日(木)の滋賀県・京都府・2市町要請もタイムリーなものだった。

高浜町時には複数のテレビ局と多くの全国・地方紙が詰めかけた。
中嶌哲演さんや地元議員も暖かく迎えてくださった。
さらに頑張ろう。青年の、子どもの、未来のために!



「地上にはもともと道はない。 歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」(魯迅)
2017年1月28日、美浜町・大雪の中の反原発アメーバデモ


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★脱原発市民ウォークin滋賀 3月の予定

  →3月は「原発のない社会へ 2017びわこ集会」に合流します。

★脱原発市民ウォークin滋賀 4月の予定 → コチラ