団塊ジュニアの徒然日記

団塊ジュニア世代のとある男の日記です。

Performance Point Server 2007

2007-04-15 02:36:57 | 生き方・日記
今回、マイクロソフトのBIセミナーに行ってきたのですが、
その目的は、今回初公開されるPerformance Point Server 2007
デモを見ることでした。

デモは、プレゼンも、中身もとてもすばらしかったです。


で、Performance Point Server 2007ですが、簡単に言うと、

ハイペリオンのプランニング機能と、バランススコアカード機能
もっと簡単にお手軽に使えるようにしてくれたソフトでした。

予算キューブを作れば、そこへのアップロードするためのエクセルを自動で作成してくれて、
予算値から、他の予算を計算するロジックをエクセルではなくサーバー上で集中管理できて、
しかも、予算入力の担当者と期限などのタスク管理までしてくれます。

予算担当者も、各部担当者も、IT部門もみんな楽が出来て、しかも内部統制までクリアしてしまう、夢のようなソフトです。

これは、CTP版が出たら、すぐに評価しなければ。。。 久々に楽しみなソフトが出ました。


ところで、予算立案というと、各社、こんな実態ではないでしょうか?

1.経理部から各部に、去年の実績データを渡して、
各部で、売上目標や、在庫回転率、人員計画を元に、去年の実績を修正して、
経理部で集計して(ボトムアップ)

2.利益計画に合わない部分を鉛筆なめなめして、各部に割り振って(ボトムダウン)
各部で見直しかけて、経理に返して、
それを何回も繰り返すから、バージョン管理が必要で

3.経営者からは、弱気だ、強気だ、成り行きだ、円安だ、円高だなど言われて、
複数のシナリオを作らなきゃいけない

4.でも、結局、手間ばっかりかかるから、時間がなくなって、最後は去年の計画の1割増しで押し通しちゃう

結局なのためにやるのかよくわからない世界なのです。

予算をいくら、がんばって立てても、
未来を当てることは絶対に出来ないから、
未来が変わったら、すぐに反映して、予算を作り直す作業を
如何に早く何度もまわせるかが重要だと思うのです。

経営者が知りたいのは、ぶっちゃけて言えば、
利益が出るか、資金がショートしないかを知りたいだけですから。

↓この本を読めば、よ~くわかります。

明日生まれる卵はいくつ?―走りながら考える新経営戦略

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