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団塊ジュニアの徒然日記

団塊ジュニア世代のとある男の日記です。

QBハウスをオリックスが買収

2006-08-01 23:17:39 | 経営・経済
10分でカットしてくれるQBハウスをオリックスが買収するそうです。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060801AT2C3102X31072006.html

オリックスが資本を投入して、店舗数を拡大し、企業価値を拡大したところで売却するのでしょう。

見物ですね。

私は、とこやは、お姉さんと話をしながらカットしてもらう癒しの時間なのでQBハウスは行ったことが無いのですが、
顔そりだけを気軽にやってくれるサービスがあれば、毎週行きたいですね、

ガソリン

2006-08-01 00:26:35 | 経営・経済
今日、帰り際、ガソリンスタンドを見ると、長蛇、長蛇の列でした。
何だろうと思っていたら、明日からガソリンが140円に突入するそうですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000180-kyodo-bus_all

最近、野菜が値上がりしましたが、このガソリン価格の上昇を考えれば
もっと上がってもおかしくないのでしょうね。

石油が上がると、まず小売りからエンドユーザーから値上げされ、
実際に末端の業者が値上げできるのがかなり遅れたりするので
中小企業は今年、かなりきつい夏を過ごしているのではないでしょうか?


交際費が3000円から5000円に

2006-07-13 23:58:07 | 経営・経済
今まで3000円以上の飲食代は交際費で処理するのが、
税法上、暗黙の了解でした。

それが、国税庁より5/25にでた指針によると、
5000円以上を交際費とするように変わったそうです。

http://www.nta.go.jp/category/tutatu/sonota/houzin/5065/5065.pdf

これで、居酒屋さんの景気が回復すればいいですね。

※昔サービス業のお客さん向けに作ったシステム。
 会議費が1人3000円以上なると自動的に交際費に変わるシステムを作ったけど
 パラメータで変えれるようにしておいてよかった~

コラム 巨額追徴課税は続くのか を読んで

2006-07-09 23:04:03 | 経営・経済
先日、武田薬品が1200億円の追徴課税を受けたニュースを憶えていますか?

それについて、大和総研のコラムに情報がありました。

http://www.dir.co.jp/publicity/column/060707.html

なるほど。この時期に追徴課税のニュースが多いわけですね。

しかし、この移転価格税制というものは大変やっかいなものですね。
本社側も子会社側も、それぞれの国税から狙われている。
特に中国なんかは厳しいらしいです。

海外に工場があって、海外売りしているような会社は、
子会社からの「のれん代」がかなりの儲けの源泉になっていたりしますので
しっかりと管理しておかないと痛い目に遭っちゃいそうです。



書籍 組織は戦略に従う を読んで

2006-07-02 11:41:34 | 経営・経済
組織論として名書と言われるチャンドラーの「組織は戦略に従う」を読んでみました。

組織は戦略に従う

ダイヤモンド社

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値段が高いので図書館で借りました。
第一印象は、辞書です。この厚さ。
岡本清先生の名書「原価計算」並の厚さです。

内容は戦略と組織論の紹介ですが、それよりもデュポンやGMのインサイダーな経営の沿革が詳細に生々しく記載されており、企業研究に最適な本となっています。

MBAの教材になりそうなあまりのボリュームに正直、読み切れなかったのですが、
その中でも、GMの歴史が非常に興味を持ちました。

1920年代にGMは画期的な経営手法である事業部制を導入しました。
それは、GMがもともと小さな自動車メーカー、ブランド、販売チャンネルを次々に買収して、大きくなったため、それを統括する手法として必然的に導入されました。
そして、事業部制による予算制度や、需要予測の柔軟で短期間でのローリングフォワード、標準原価管理、精度の高い設備投資計画、工場設備の平準化活動、キャッシュフローマネージメントなどなど、1920年代としては画期的な経営手法を次々に導入していました。

それなのに、なぜGMは今堕落しつつあるのか不思議でたまりません。
これは、やはりアメリカ流の超エリートが考える企業の理想型と、現場とのギャップが、今のマーケットの変化についてこれていなくなってきたからでは無いでしょうか?

時同じにして、日産とルノーがGMに出資を検討しているというニュースが目に飛び込みました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-00000005-yom-bus_all
ニュースには、集中購買によってコストダウンがはかれるとありますが、
真の目的はゴーンさんのリストラ手法の導入では無いでしょうか?
GMが短期間で復活するには日産と同じパターンしかないのでしょう。

しかし、この本を読み切れなかったことが非常にくやしいので、
もう1回借りてみようと思います。

コラム 全体最適の北欧・部分最適の日本 を読んで

2006-07-01 01:36:54 | 経営・経済
大和総研のコラム「全体最適の北欧・部分最適の日本」を読んでみました。

http://www.dir.co.jp/publicity/column/060629.html

北欧のワークシェアリングは実は、高効率な社会システムであるというコラム。
目から鱗です。

資本主義と社会主義のいいところどりと言うところでしょうか。

個人の成長と成功を尊重しつつも、社会と個人や家庭が信頼関係で結ばれている社会システムこそ、日本が目指すべき姿なのかもしれませんね。

ビジョンを徹底的に

2006-07-01 00:49:45 | 経営・経済
仕事というのは、自分だけでやるのはある意味「楽」ですが、ビジネスを大きくするときには自分の能力が制約条件になってしまいます。

そこで、人に仕事を任せるということが絶対に必要になります。

しかし、人間は個々の価値観をもっています。
よって、仕事を任してもベクトルが合っていなければ、1+1=2にならず、1+1=1.5にしかなりません。
そこで、個々の価値観を尊重しつつも、ビジョン(=価値観)を徹底的にたたき込んで、組織としてベクトルを一つに合わせる必要があると思います。

そのためには、下記の3つが必要であると思います。
・ビジョンを完璧に作り込むこと。(夢がある。社会的価値がある。現実性がある。矛盾がない。)
・経営層から管理層にビジョンを完璧に伝えること。(ビジョンの意義と魂を伝えること。)
・ビジョンを全員に正しく伝えられるツールを用意すること。(伝言ゲームを防いてビジョンのばらつきを防ぐ。教育のコストを最小にする。まずは形から入る。)

これって、やるべき事をちゃんとやるという事だと思います。
しかし、これが、実際には出来ていない組織がほとんどではないでしょうか。
そういった組織の人間は、忙しい、人材がいないなどという言い訳ばかりです。

だから、経営層、経営企画等の人間は、コストをかけてでも納得できるまでビジョンの作り込みをしなくてはならないと思います。

お金に色をつける。

2006-06-11 23:15:17 | 経営・経済
先ほど紹介した「社長、その数字の使い方は間違ってます!」を読んで思ったことは、
やはり基本はキャッシュで、且つ家計簿的管理が必要なんだということです。

我々がいつも目にしているBSですが、実際のところ固定資産などは現実よりも高く評価されています。
なぜかというと、法人税を高くとるために、現実よりも高く評価することを税務が求めているからです。

本来、資本というのは、その時点で会社を精算することになったとき、
資産を売却し、借金を返済して残る資産の大きさを表しています。

しかし、実際に会社を精算することになったら、資産の額は半分くらいになってしまうでしょう。

つまり資産を高く評価しすぎているのです。
これはすなわち、本来計上しておくべき費用を少なく計上していると言うことになります。(先延ばしにしている)

これによって何が起きるかというと、「儲かっているのに銭がない」状態になると言うことです。
儲かっちゃったから法人税が増えちゃって、増えた分を払うために借金をするという状態に陥ってしまいます。

と言うわけで、利益よりもキャッシュフローが重要だという話になるのですが、
キャッシュフローの問題はフローしか表しておらず、ストックを表していません。
つまり、いま自由に使えるお金はいくらなのかは分からないということです。

これを解決するために、BSとPLをくっつけて並び替えたりする手法がありますが、
一番わかりやすい管理方法は、
”お金に色をつける”ことだと思います。

ほら、ファイナンシャルプランナーが家庭の支出を抑える方法としてよく紹介してくれる手法です。
それは、今月使う用途別に封筒を用意して、そこに給料を引き出して現金を封筒に入れておくのです。
こうすれば、お金を勝手に使うことが出来ないので、、「儲かっているのに銭がない」状態を防ぐことが出来ます。

企業では、貸倒引当金や退職給付金として費用と負債の計上を行いますが、
あれの問題は、将来的に払うであろう現金に色をつけていないことです。

ただ、実際には現金は、キャッシュフローに現れるように、営業的、投資的、財務的に出入りが激しいので
色をつけておくことは難しいかもしれません。

ここら辺は、私は実務を知らないので、キャッシュをどう管理していくべきかをまた考えてみたいなと思います。

おすすめコラム フューチャーシステムコンサルティング金丸さんの歴史

2006-06-11 02:07:13 | 経営・経済
「銀行員.COM 業界事情
 フューチャーシステムコンサルティング株式会社
 代表取締役社長 金丸 恭文 氏【経営に生かされるIT】 」

http://www.ginkouin.com/gyokai/future/future.htm

IT業界にいれば、必ず聞いたことのあるフューチャーの金丸さんへの取材記事です。
昔からの経緯が書かれています。

金丸さんが、もともとエンジニアであったこと、
有名なセブンイレブンに対しては自分の開発したコンピュータを飛び込みで
売り込みに行っていたことから始まったことを初めて知りました。

フューチャーも最初は試行錯誤でがんばっていたんだな~と勇気づけられました。

この記事の中で気に入った部分です。

「基本的に戦争そのものなのです。
レーダーがなければ、敵の陣営が今何をしているのかを偵察隊が見に行かなくてはならない。
あるいはアメリカならば、葉脈までわかるような衛星によるクオリティの高い事実に基づいているからこそ、
そこから生み出された戦略が単なる仮説ではなくなるのです。
仮説では戦争はできない、というところがレーダーの役目なのだと思います。
しかし日本では、今の企業の戦い方は第二次世界大戦で日本が負けたのとそっくりで、レーダーがないのです。
全国1万店舗のセブンイレブンにおいて、POSはセンサーです。・・・」

最近BIのことを考えることが多かったので、非常に印象的でした。

おすすめサイト 財務諸表から見える企業

2006-06-10 10:05:51 | 経営・経済
「財務諸表から見える企業」

http://www.isssc.com/contents/setthement/bak.html

私は、上場企業の財務諸表をじっくりと見たことはあまりありませんでした。
なぜなら、数字を眺めてもどうやって分析したらよいかわからず
頭の中に入ってこないからです。


このサイトは、米国公認会計士の大津先生が
誰でも知っている”あの企業”の財務諸表を使って
企業分析の仕方を教えてくれるサイトです。

非常におすすめです!

新規営業訪問する前や、株投資する際に参考になると思います。

三菱UFJが利益1兆円超

2006-05-28 10:07:33 | 経営・経済
今TVで、三菱UFJが利益1兆円超をあげてけしからん、国民に還元せよとコメンテーターが怒っていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000225-kyodo-bus_all

確かに、銀行は低金利で資金を集めて、ちょっと高金利でお金を貸して儲けたけど
それって銀行にとって当たり前の事じゃないか。

でも、今回の利益1兆円は金利の利ざやだけで儲けた訳じゃない。

ここ数年で、ものすごい費用を計上して積み上げていた貸倒引当金を解消したからじゃないか。
減価償却費とは逆で、キャッシュの増えない利益だ。
キャッシュが増えた訳じゃないのに税金を払わなくちゃいけない。
僕だったらいやだぞ。

ニュースは儲けた損したを表面的にしか伝えていないなってすごく思います。



メリルリンチ

2006-05-28 02:02:21 | 経営・経済
企業診断という雑誌があります。

たぶん日本で唯一の中小企業診断士向けの雑誌です。
調べ物の関係で、2月号を見てみました。

http://doyukan.co.jp/kigyou/mk-0602.html

そこにメリルリンチの社長 小林いずみさんの記事がありました。

どこかで見たことあるかと思ったら、大竹しのぶに似ているんだね。

で、ここから本題。

僕にとって、メリルリンチっていうと、八重洲のお客さんのビルの13Fから見た
メリルリンチの本社ビルを思い出す。

アルファベットの「D」みたいな形の高層ビルで、ガラス張りで、猛牛マークがついている。

すごくかっこいい。

かっこいいなって見ていたら、先輩が
「あれって元「山一」のビルだよ。元「山一」の人でまだあそこにいる人はどれくらいいるのだろう」
と悲しい目で見ていたことが心に焼き付いています。

建物一つにもいろいろな思いが詰まっているものです。