段ボールWatcher

段ボールを中心とした情報整理ブログ

QRコード

2006-06-25 17:01:40 | その他
●2次元コード「QRコード」登場の背景

バーコードはスーパーやコンビニで活用
されているPOSシステムに始まり製造業
での製造ミス防止、生産指示、または、
企業間の受発注管理など様々な分野
で広く活用されてきました。
バーコードが普及し、その便利さが広く
認識されるに伴い、「もっと情報量を多く
して、伝票の内容すべてをバーコードに
したい」「もっと小さくして、電子部品に
バードコードを付けたい」・・・などの市場
からのニーズがでてきました。
バーコードが表せる情報は最大でも
30文字程度で、商品や荷物の背番号は
表せても、実際に必要な情報(品番、
数量、シリアル番号、出荷先、出荷先
住所など)はコンピュータより引き出さな
くてはなかったのです。
そうなると、バーコードを使用する場合は、
必ず情報を貯めておくコンピュータが必要
になり、大容量のバーコードができれば、
情報を貯めておくためのコンピュータが
不要で「ものと情報の一体化」が可能に
なり、いつでも必要な情報を引き出すこ
とができるようになり、極小部品への
バーコード貼り付けが可能になれば、
これまでの不可能だった部品単品の
トレーサビリティ(製造・検査の履歴管理)
が可能になります。
それを実現するために「QRコード」が
誕生しました。

●QRコードとは

バーコードは、一方向だけにしか情報を
持っていないのに対し、2次元コードは横、
縦の両方に情報を持っているため、
バーコードの数十倍から数百倍のデータ
をコード化させることができます。 
 
 

http://qr.from.jp/what.html

流通・製造業向け倉庫管理システム

2006-06-25 16:48:50 | その他
倉庫において入出荷・移動などの実績入力端末
としてBT-1/BT-1Lを活用し、無線LAN経由で
サーバへデータアップロードすることで、
リアルタイムに在庫状況を把握します。

作業指示のペーパレス化を促進します。
バーコード活用により検品作業効率の向上、
入力ミスの回避を図ります。
検品精度の向上により、顧客信頼性の向上
を図ります。
無線LANの活用により、在庫状況をリアルタイム
に把握することができます。
ロケーション管理によりピッキング作業時間短縮
を図ります。

http://www.canon-sales.co.jp/ht/bt/solution2-1.html

マイティCボード

2006-06-02 23:20:37 | 段ボールについて
日本化工機材(株)(神奈川県相模原市)が販売する
、紙管原紙を原料とした段ボール「マイティCボード」
の販売先が50社に達した。04年秋の公開から地道
な営業活動を続け、通常のダブル・トリプル段ボール
に劣らない強度やコスト性が認められ採用先が増加
した。今後、ボードを加工できる設備と技術を持つ
段ボール企業との提携を進め、製品の種類とともに
ユーザーや生産平米を増やしていく構えだ。
 「マイティCボード」は通常段ボール原紙には使用し
ない、紙管用の原紙をコルゲータで貼合した。
製造された段ボールシート状のボードは、ユーザー
の要望に合わせ何枚でも貼り合わせることが出来る。
数量やサイズなど様々な取引条件によって価格は
変動するが、安い素材のためダブルやトリプル段ボール
などと比較して販売価格は2割程度抑え、独自の構造
を採用し強度の維持も実現できると、同社では見ている。
かつて紙管原紙の段ボールを開発販売していた段メーカー
もあったが、コスト等多くの問題で撤退した経緯があり、
現在販売展開しているのは事実上同社のみという。
 ダブル以上の厚みを持つボードを製造するには、ボード
を2枚重ねて貼り合わせるため中ライナは2枚重ねになり、
中ライナが1枚の通常のダブルと比較して折れ強度に
優れる。2枚のシートはそれぞれ予想される方向に反ら
ないよう、お互いが引っ張り合う方向で貼り合わせてい
るためシート反りも非常に発生しにくく、同社の実験でも
反りの数値が小さいことが確認されている。紙管原紙の
ため紙の繊維が細かく、罫割れが発生しやすく破裂強度
で劣るが、同社では「表面が弱くても構造は強い」と自信
を持つ。
 同社の顧客で、大型機械の梱包にダブル・トリプルを
使用していたエンドユーザーで高いシート価格や反りの
問題があったことがボード開発の発端。特に土台となる
シートにパットや組仕切りを設置するタイプの製品では、
シートが反ると全てが不良品になるため、土台をボード
に切替えたことでロスが格段に減ったという。
ユーザーの評価も高く、「木材に劣らない強度がある」
など強度に関しての声が多く、環境ISOを取得している
企業では「(ダブル・トリプルと)値段が同じでも採用し
たい」とする意向が聞かれたという。
 ボードは(株)ネオパック(名古屋市)が製造し日本化
工機材が中心となってボードを販売する。加工は日本化
工機材やボックスメーカー各社が行う。印刷や打抜きな
ど各種製函工程で、ボードの加工に対応できる設備や
技術を備え、提携関係があるボックスメーカーは田口
紙業(株)(千葉県松戸市)など数社に限られている。
そのため同社では「素材としてはかなりの評価を得て
いるので、加工の面でパートナーシップを組める企業を
増やしたい」とし、数年以内で生産平米を5倍にするこ
とを目標としている。
 問合せはTEL042-752-4921。
(板紙・段ボール新聞 5月27日)
http://www.nk-kizai.co.jp/S_CB_A.htm
http://www.nk-kizai.co.jp/PDF/mcb.pdf