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2007年 紙・板紙内需見通し

2007-02-03 17:38:12 | 段ボールについて
★要 約
●経済情勢:企業部門の改善が家計に波及し、個人消費等内需中心
 の緩やかな景気拡大が持続する見込み。実質GDP成長率は政府、
 民間とも2%程度と予測。
●紙・板紙合計の内需:前年比0.2%(6.6万㌧)増と予測。
 過去最高の2000年の内需量を僅かながらも(0.1%)依然超
 えられない水準。
●紙の内需:0.2%(4万㌧余り)増と予測。牽引するのは
 塗工印刷用紙で1.5%(10万㌧余り)増を予測。好調な企業業績、
 景気拡大、販売競争の激化、団塊世代の大量退職などを背景に
 広告活動、特に安価で特定の地域、顧客層に的を絞った販促用
 チラシ、DM、カタログの需要拡大が寄与するとみた。
●板紙の内需:0.2%(2万㌧余り)増と予測。
 牽引するのは段ボール原紙で0.3%(3万㌧弱)増を予測。個人
 消費等内需主体の景気拡大が寄与。最大需要分野の加工食品向けは、
 安心、安全、健康、こだわり志向をキーワードに堅調持続とみた。
 ユーザーのコスト削減要請強く、原紙の軽量化、箱の簡素化は
 強まる方向。

http://www.jpa.gr.jp/ja/about/happyou/data/naijyu_07.pdf