段ボールWatcher

段ボールを中心とした情報整理ブログ

段ボール-反り測定方法

2007-06-16 02:27:52 | 段ボールについて

1.適用範囲 この規格は、両面及び複両面段ボールの反りの
   測定方法について規定する。
  備考1 この方法は、ラップアラウンドケースなどシート状
   の段ボール箱にも適用する。

2.定義   反りとは、上下ライナの水分差・張力差等により
   生ずる段ボールの変形状態で、その種類には上反り、下反り、
   S字反り、ツイスト(捩じれ)反り等がある。

 a)上反り  表ライナを下にして段ボールを置いた場合、
     両端が中心部より上がっている状態の反りをいう。但し、
     この表ライナとはダブルフェーサ側のライナを指す。
 b)下反り  表ライナを下にして段ボールを置いた場合、
     中心部が両端より上がっている状態の反りをいう。
 c)S字反り  上反り、下反りが複合された状態の反りで、
     断面がS字状になっているものをいう。
 d)ツイスト反り  段ボールが捩じれた状態で反っている
     ものをいう。

http://zendanren.or.jp/index5_5.html


スリッタスコアラ

2007-06-13 00:15:18 | 段ボールについて


スリッタスコアラ(HSS5)を導入していただいたお客様に、
導入後の声をお伺いしました。

導入前は4丁取の連続オーダができずに苦労してました。
また、セット替え時間が長いので小ロット対応もできなかった。
しかも、セット替えのたびに各所の確認作業が必要だし、管理
装置にオペレータが必ず付く必要があるので、オペレータの
技量がそのまま平均スピードに現れていましたね。
 しかし、HSS5を導入してからは、オーダを組む制限が減り、
楽になりました。セット替えも早くなり小ロットに対応できる
ようにもなりましたし。しかも自動制御のため、人件費も削減
でき、ライン停止も減少しました。
 そうそう、HSS5は1ユニットタイプなので、設定スペースが
少なくて済んだというのは良かったですね。スペースに余裕が
できましたから。 あとは、管理装置と同時に設備したのも
あってか、シート反りが減少したり、生産速度が上がったり
しました。(製造課長 會澤様)
http://www.isowa.co.jp/products/seidan/slitter/index.html