段ボールWatcher

段ボールを中心とした情報整理ブログ

段ボール印刷機(最近の機構)

2006-04-02 09:13:00 | 段ボールについて
最近の傾向

1)大型化と小型化

機械は大型化と小型化の両方に別れていくようです。量産品は商品の小分包化
で箱は小型化していますので機械もそれに伴います。
当然高速生産が要求されますので小型機が有利になります。
中間の箱は量産品もありますが、数の少ないものも多いので、仕事の切り替えが
速い機械、又は複合機械、が有利になります。

生産数量が少量の場合、切り替えの速さを考えれば固定式が良く、量産の場合
は開閉式の方がスペースが少なく、渡りが少ないので有利な場合もあります。

この頃の機械は自動化されているので切り替えは早く一度に多工程出来た方が
有利なのは当然です。

この事から極少量にも簡便なフレキソフォルダグルアが見直されてきています。
極少量に対しては、開閉、固定式で優劣はありません。

2)美粧化

一般段ボールケースにも美粧印刷が求められるようになり、アニロックスロール
に300メッシュ以上を使用する事もあります。
そのための専用印刷機があり、プラテン打ち抜き機の前工程用に使用されてい
ます。ISOWAではダイプリンタと呼んでいます。

3)まとめ

コスト引き下げの為、こらからは外装函、内装函で印刷デザインが異なった方向
に向かうのではないかとも思われますが、一概には何とも言いきれません。

今は何れにも対応し得る様、機種を揃え研究しております。よろしくご愛顧賜りま
す様お願い申し上げます。

http://www.isowa.co.jp/nyumon/riron/07/index.html