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My Favorite Things II

福岡生活、満喫中。

2月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2014年02月27日 | Wine
年末年始の繁忙期(先生他の皆様)とコンサートシーズン(私)が重なりタイミング合わず、
個人的には4ヶ月ぶりのワイン会です。
この日のテーマは「ブルゴーニュとイタリアのシャルドネ」、下記ワインリストです。

(a) Chablis Grand Cru Les Clos 2010
Joseph Drouhin


(b) Corton Charlemagne Grand Cru 2010
Domaine Bruno Clair


(c ) Corton Charlemagne Grand Cru 1995
Louis Latour


(d) Chardonay 2009
DOC Curtefranca Lombardia
Ca' del Bosco


グラスはいつものように左から(1)(2)(3)(4)

メンバー中、突出してオミソな私なのでグラスの印象なんておこがましいのですが(涙)

(1)は外観に緑色のニュアンス、序盤から豊かなシャルドネ香、
 口に含めば余韻にフルーツの印象がはっきり残ります。
(2)は終始爽やかな印象。舌の横より真ん中や奥で感じる柔らかさが好印象。
(3)は酸味が強く、時間がたってもその印象が変わらず。樽香と苦み、芯のあるボリューム。
(4)は外観が圧倒的に茶系。味わいはシェリーのよう。

(4)は一目(口)瞭然として、
(3)をどう判断するかがカギのような気がしていたのですが・・

正解は、
(a)(b)(c )(d)=(2)(3)(4)(1)

私は画像一番下。。(4)しか当たらなかった。。

酸味が絶対的に強い(3)がシャブリ、という大方の意見にあえて反し・・
たところまでは良かったのですが、
(1)の緑色&フレッシュなフルーツ香を軽視したために判断を誤りました。
イタリア、当てたかったなあ。だいぶ残念です(涙)

種明かしのあとは、いつものように先生の手料理をご馳走になりつつワイン&その他談義に花が。
さらにこの日は、中心メンバーのお一人が京都の某料亭より取り寄せてくださった、
早春の味わい豊かなお鍋、勿体なくもご相伴預かり、
さらにさらに、個人セラーからも貴重なボトルが持ち出され、
夢のように幸せな夜でございました。


貴重な機会、本当にありがとうございました。
忙しい方々ばかりなので今後はスケジュール調整が難しくなりそうですが、
とりあえず来月はまた機会がありそうで、
末席に加えていただけるのを恐縮しつつも有難く、今からとても楽しみにしています。


アンチェインド!

2013年11月09日 | Wine
完全ジャケ買いの白ワイン。

☆ビッグハウス アンチェインド シャルドネ(カリフォルニア)

近所の酒屋さんが最近ワインに力を入れ始めたようで、
寄るたびワインの棚が増えている(!)ので嬉しく期待しているところです(笑)
先日も、福シン合宿の宴会の差し入れ用に1本、と思って立ち寄ったのですが、
「スクリューキャップのテーブルワイン、初心者も楽しめる口当たりの良い白」のリクエストで
勧められたのがこちらでした。1000円ちょっとのデイリーワインです。

私自身は合宿日帰りで、練習後の宴会まではいられなかったのですが、
後から「ありがとう美味しかった。面白いラベルだね」と感想を頂いたことで改めて興味津々、
自分でも手に入れて飲んでみました♪(←こういうところは熱心)

個人的に普段馴染み深いのは同じシャルドネでもブルゴーニュ。
カリフォルニアは久しぶりでしたが、こちらは比較的濃い色、
フルーツの芳香豊かで豊潤な印象ですが、後味は案外爽やかで、飲みやすい。
太陽燦々のカリフォルニアらしい、明るく元気なシャルドネです。

ところで、ラベルに描かれた男性達は囚人服?何故?? と思っていたのですが、
このワイナリー、刑務所の近くにあるそうで。
「足につながれている鎖のように重く堅い概念を壊し、
 日々のワイン選びが『犯罪的に』楽しくなるように」というコンセプト、
アメリカ人らしいユーモアたっぷりのラベルにもブラボー。

地元のお店で面白いワインを知ることが出来たのもちょっぴり嬉しい。
今後も期待とともにまた寄らせていただきます☆

10月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2013年10月21日 | Wine
このところ朝晩涼しく、ずいぶん秋めいてきました。
そんな季節に寄り添うように、この日のワインはボルドー。
4つの産地のワインがリストアップされています。

(a) Chateau Leoville Poyferre 2009
Saint Julien 2級
Cabernet Sauvignon65% Merlot25% Petit Verdot8% Cabernet Franc2%


(b) Château du Domaine de l'Eglise 1989
Pomerol
M95% CF5%


(c ) Chateau Croque Michotte 1989
Saint-Emilion Grand Cru Classe
M70% CF30%


(d) Chateau Maucamps 2005
Haut-Medoc cru Bourgeois Superieur
CS55% M40% 他


今回は、いつものようにブラインドで4つのワインを飲み分けるのに加えて、
「この中に1種類、パーカーが100点をつけたワインがあるので、それも当てましょう」
という出題も。

4つのグラスの個人的な印象は・・
(1) 外観は黒っぽい赤紫、果実味豊か。
 序盤感じたスパイシーな香りはすぐ消えて、滑らかな舌触り。どこか繊細な感じ。
(2) 外観は茶色系、アタックに甘み、清涼感を感じます。丸みと柔らかさ、すっきり。
(3) これも茶系のニュアンス、序盤の香りは独特で、濡れた材木?落ち葉?かな。
 土っぽくミネラルの印象もあり、外観は(2)に似ているけれどこちらのほうが複雑な味わい。
(4) 一番若々しく赤紫。華やかで主張が強いけれど、飲み口は案外滑らかで綺麗。

色合いからヴィンテージはなんとなく想像がつき、
パーカー100も諸条件から「比較的新しいワインで、パーカー好みの華やかで濃いめのワイン」
というところで大体分かるんですが、
最後に迷うのは、1989がふたつあって品種も同じ、割合が異なるだけ、という点。
(2)(3)がそれだと思うのですが、グラスの印象は結構違うんです。
メルロ95%と純度の高いほうが滑らかなんじゃないか、と想像した私の回答は、

(a)(b)(c )(d)=(4)(2)(3)(1)  パーカー100=(4) 

で、正解は・・

じゃーん。なんとなんと!! 私(だけ)全問正解してしまいましたー(*^^*)

諸先輩方を差し置き、ビギナーズラックみたいなもんでしょうか。
もう二度とない、というのだけは言えますが(汗)
ワインの神様の怒りを買わないかどきどきしています。

このあと、いつものように先生の美味しい手料理をご馳走になりながら、
引き続きワインを楽しみました。
次回は私、所用と重なりどうしても伺えないので、
こんど皆様にお会いするのはもう年末・・時の過ぎるのは早いですね。
またどうぞよろしくお願いします!

イタリア料理とワインのマリアージュ《トスカーナ》

2013年10月14日 | Wine
合奏練習から後片付けもせずにバタバタ駆けつけて何とか間に合いました(^^)
イタリア料理人のKaさんが作るお料理に、
ワインショップのKu先生セレクトのワインを合わせていただくマリアージュ会。
今回はトスカーナのお料理とのこと、
開始時間ぎりぎり到着のためキッチンチラ見もしてない私、
いったいどんなお料理を頂けるのか、わくわくドキドキです。

生ハム(コッパ、豚の首回りのお肉で出来ているそうです)とサラミ、オリーブ。


小麦のサラダ

そうめん南瓜(金糸瓜)やセロリの食感と、ザクロの鮮やかな赤が印象的。
オリーブオイルの風味とビネガーの酸味がよく馴染んだ爽やかなサラダ。

もつの載ったパン。

フィレンツェの市場の屋台で食べる「もつ載せパニーニ」のイメージなんだそうです。
ビジュアルは結構すごいですが(涙)ワインの友ですね~。

薄切りパンのペースト載せ、レバーと白インゲン

私このお料理があればいつまででもワイン飲める。。
レバーは時々作るけど、白インゲンペースト、こんど挑戦してみます。

カッチュッコ

魚介のごった煮。漁師料理なんだそうです。
ブイヤベースみたいですが香辛料の違いか、より柔らかく優しいお味でした。

マッシュルームとツナとチーズのパスタ


イノシシラグーと栗のパスタ

柔らかくてとろりとした猪肉と、ごろんと歯ごたえある栗。
変わった形状のパスタに、少しクリーミーなソースがよく絡み、絶品でした。
夫はこれが一番印象に残ったそうです。美味しかった。

デザート パンナコッタ


この日のワイン達。

いつもより控えめでしたかね(汗 
個人的にはこの中でキャンティクラシコ、とても久しぶりだったので懐かしさもあり、
今日のパスタにもさすが相性良く、嬉しかったです。

美味しくて楽しくて居心地抜群なこの会は、
以前私も参加していたワインクラスのメンバーが中心です。
その来月のクラスはどうやら特別編になるようで、私(と夫)もお邪魔させていただくことに。
またお世話になります(^^)が、どうぞよろしくお願いします!

9月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2013年09月22日 | Wine
夏休みと番外編(中華杉本)をはさんだのでちょっと久しぶりのプレジール。
ブルゴーニュ特級と1級を集めた今回のラインナップです。

(a) Vosne Romanee Clos des Reas 2009

Vosve Romanee 1er Cru
Domaine Michel Gros

(b) Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuses 2007

Chambolle Musigny PC
Domaine Francois Bertheau

(c ) Bonnes Mares Grand Cru

Bonnes Mares GC
Domaine Francois Bertheau

(d) Echezeaux Grand Cru 2011

Echezeaux GC
Domaine Jean Marc Millot

グラスは左から(1)(2)(3)(4)

このリストですから当然、どれも上品で落ち着きある大人の印象のワインたち。
素人のコメントは恥ずかしいですが、

(1)は明らかに茶系の色合い、透明度も味わいも澄んでいて綺麗な経年。
(2)の外観も少し茶のニュアンス、香りにコゲたバニラの印象がかすかに感じられました。
味わいは案外しっかりタンニン、でも安定した落ち着き。
(3)序盤明らかに若い感じ、タンニンより舌の奥に酸味の印象があり尖っている。
(4)序盤の香りが土ぼこり系、しっかり厚みが感じられ、後半はエレガントに開いて行きました。

正解は、(a)(b)(c )(d)=(4)(1)(2)(3)

私は一番下。2問正解です。

このあたりの経験値超高い皆様はさすが。
大半が全問正解、もう私なんか大人しくしてるしかありません(涙)

このあと、話の流れで某ミレニアムワイン
(←経験値高い皆さん的には残念な印象らしい)が個人セラーから持ち出され、

ワイン談義に花が咲き、私は興味深く拝聴、
そして最終的には半分ほど残った貴重なこのボトル、なぜか私が持ち帰りました。
だって引き取り手なかったしー。。
・・って、すみません、たぶんそう仕向けていただいたんだと思います(汗

月にいちど、ほんの数時間の別世界、今月もひたらせていただきました。
皆様いつもお世話になりましてありがとうございます。