廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

人の創りしもの

2009-03-05 22:22:22 | Weblog
 先週末は別々のレンタル屋で映画のDVDを合計3本借りた。 その3本目は『僕の彼女はサイボーグ』です。 全品105円サービスのあるレンタル屋で準新作になり、借りようと狙っていたけどなかなか空かなかったもので。 先週、既に別のレンタル屋で映画2本借りていたけど、こんな時に限って空いていたので借りてしまいました。 主演は綾瀬はるかさんで、私と同じ広島市出身の女優さんですね。 正確に言えば綾瀬はるかさんは安佐南区で私は佐伯区ですから実際には同じ広島市内でも結構離れているのですけど... そう言えば綾瀬はるかさんもデビューした頃は名前を売る為に”ムフフ系”の仕事をされていたんですよね。 同郷人とは言え、彼女の顔は個人的に好みのタイプではありませんので”お世話”にはなっておりませんが...

 物語は彼女の居ない主人公のところに謎の美女が現れ、最初は特に気にしていなかったのだが、自分で自分の誕生日を祝う為にやって来たレストランでいきなり相席をし、ありえない品数の料理を注文して一人で食べまくった挙げ句に食い逃げ... 追って来たレストランの人とお巡りさんから逃げながら混乱する主人公を連れ回しての奇妙なデートをする。 そしてよく分からないまま二人は同居するのだが、実は彼女は科学者をしている未来の自分が作り出したアンドロイドだった。 今は大学生の主人公は街で銃乱射事件に巻き込まれて車椅子の人生を送る事になっていた。 その未来を変える為に送り込まれて来たのだとか。 彼女に次第に惹かれて行く主人公だが彼女はロボットだから恋は出来ないし、果たして彼女に思いを伝える事は出来るのか...と言うお話です。

 中盤まではファンタジーと言うか現代版のお伽話だと思って見ていたのですが、終盤に入ってから余りにも現実離れした荒唐無稽な展開になる(ネタバレになるので詳細は書けませんが...)のが人によって好みが分かれるところです。 私はちょっと苦手ですね。 それにしても、日本ではアニメなどで”ロボット兵器”などが普通に描かれているので誰も抵抗を感じませんが、昔は”ロボット三原則”と言うものがあり、ロボットは人を傷付けてはならないとされていたのだけど完全に無視されていますね... それとこの映画に描かれているロボットと人間の愛もちょっとロボットはやってはいけない様な気がしますけど... それとこの映画は”韓国の監督が撮った日本映画”なんですが、こう言う日本・韓国・中国(香港含む)やインド映画の人材交流と協力はもっと進めて行って将来はハリウッドに対抗して欲しいものです...

                            

スカウトに姿見せぬ巨人を警戒…ハンカチ王子争奪戦(夕刊フジ) - goo ニュース

 夕刊紙の書いているネタだから話半分に聞いていますけど少なくとも早稲田大学の野球部とジャイアンツとの間では色々とあるのでしょうね。 それにしても”ハンカチ王子”こと噂の斉藤投手の現実的な力量と言うか、プロでどのくらいやれるのかは未知数、プロの打者を圧倒出来る程の球速や球威があるとも聞かないし、まあ頭は良くて野球センスはあるみたいなので、ただ球が速いだけとかよりはマシかも知れませんけど個人的には騒ぎ過ぎの印象も... ジャイアンツとしては話題性のある斉藤投手が欲しいのだろうけどどうなのか。 もちろん他の球団も欲しがっているみたいですが。 大学野球やアマチュアの国際試合でプロでやれると確信出来るだけの実績を挙げられれば(鳴り物入りで)プロ入りすると思いますが、それが無ければ彼の事だからプロ入りせずに社会人に行く可能性も... 私としてはプロに入ってくれた方が面白いのですが。 プロ野球には居ないタイプの投手ですし...

                             

魅力にホロ酔い…巨人×イチロー「大連立」構想の行方(夕刊フジ) - goo ニュース

 これまた夕刊紙の記事なので話半分で聞かないといけませんが... イチロー選手の将来のジャイアンツ入りと言うネタも夕刊紙がよく書いているネタですね。 イチロー選手本人がこの事については肯定も否定もしていないので書きたい放題ですしね。 私としてはイチロー選手にキャリアの最後は日本で...と言う気持ちがあるのかどうかは気になるところです。 その彼のキャリアに見合うだけの年棒を払える球団は限られていますので本当に日本に戻るつもりがあるのなら将来のジャイアンツ入りもありえない話では無いでしょうけど... でも仮にイチロー選手がジャイアンツに入ったとしても昔のジャイアンツ戦中継が全国で高視聴率を挙げていた時代に戻る事は無いでしょう。 時代の状況が今と当時では違い過ぎていますから。 先程の早大・斉藤投手の件もそうですが、スター選手を掻き集めてその名前で視聴率を取れる時代ではありません。 それよりもリーグ内の戦力均衡で面白い試合を見せるとか、国際化を進めるなど本質的な部分での改革をしなければ野球人気の回復も無いのでは...

                           

ストリンガー氏の全権掌握、ソニーの「モノ作り遺伝子」に変化も(トムソンロイター) - goo ニュース

 私はストリンガー氏への権限集中はかつての日産自動車のゴーン氏の様に、しがらみの無い人物(外国人経営者)による”聖域無き構造改革・事業再構築”が目的だと思っていますが... ウォークマンみたいな革新的な商品を再び作り出す為に開発部門は縮小しないで欲しいですけど。 薄型テレビは今の不況が異常なだけでいずれ市場の購買力は回復すると思っていますし、それまでに面白い商品を開発出来ていれば売れるのでは。 ELディスプレイ技術を使った紙みたいに薄いテレビもいいですし、映画会社や音楽会社をグループに持っているのだから自社サイトにアクセスしてソニーの映画や音楽をダウンロードし放題のテレビとか、テレビジョンならぬ”ネットビジョン”を創るとか色々アイデアはあると思いますが...

 それにしてもソニーはゲーム事業をどうするつもりなのか...? ハッキリ言ってプレイステーション3(PS3)は”惨敗”状態で巻き返しの可能性はほとんど無いのではと。 もちろんマスコミはそんな事は書きませんけど。 ゲーム業界の覇権は将来また移るかも知れません、現にかつてソニーに敗れた任天堂が覇権を奪回していますし、将来のお付き合いも考えると滅多な事は言えないでしょうし。 ただPS3に関してはもうどうにもならない、ゲーム業界では一度優劣が鮮明になるとソフトメーカーが劣勢のハードから離れてしまいますから、そうなると対応ソフトが少ないからハードが売れない、ハードが売れないからソフトメーカーが新作を創ってくれない...の”悪循環”に陥る、そう言う現実を今までずっと見て来ていますから。 現在、任天堂のWiiが売れている様に、映像や音響より操作性や操作感覚が優先される今のゲーム市場への追随はソニーの”企業文化”が許さないので当面は新ハードの開発は止めて好調な携帯型ゲーム機の方に力を入れると言う選択肢もありますが...

                           

 WBCがいよいよ開幕ですね。 私も今日は早めに帰宅してテレビで見ていました。 日本の先発はダルビッシュ投手(ファイターズ)でした。 練習試合などでの調子が今一つだったのでどうかなと思いましたが、中国の打線が早いカウントからどんどん打って来た事もあって球数も増えずにいいテンポで投げて抑える事が出来ました。 私はダルビッシュ投手のデビューから今までを見て来て、絶対的なエースのイメージがありましたから去年の北京オリンピックでキューバの打線に打ち込まれる姿を見て悪夢だと思いましたけど今日の投球を見てやっと去年からの悪夢が覚めました。 ただ打線の方はイチロー選手(シアトル)がノーヒットに終わるなどまだまだ本調子ではありませんね。 中国の実力から見てワンサイドゲームになるかと序盤は思っていましたから。 次の試合、多分韓国になると思いますけど、それまでに気分を切り替えていい準備をして欲しいなと思っています...

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決戦前夜

2009-03-04 22:22:22 | Weblog
 いよいよ明日からWBCが始まるのか... つい最近年が明けて自主トレが始まってキャンプが始まって...と思っていたが代表チームの合宿が始まり、そしてついに明日が初戦となる訳です。 相手は実力的にはかなり差がある中国なので余程の事が無い限り勝てると思うが一発勝負なので何が起こるか分からないですし油断禁物だな。 今は日本と中国では話にならない程の力の差があるが、いずれは中国にも野球を普及させて人材が質・量ともに充実して日本や台湾、韓国と対等に戦える様になって欲しいし、将来的にはWBCの規模をサッカーのワールドカップと同じ32ヶ国まで拡大し、その中の”アジア枠”として8くらいにするとか。 一見多く見えますがオーストラリアも加え、インドや東南アジア、中東まで野球が普及すれば8枠でも少ないくらいだろう...

                                  

ついに“岩”が動いた!イチロー大不振に「決起集会」(夕刊フジ) - goo ニュース

 今の日本代表チームはイチロー選手が中心になっていますが、本来は日本や大リーグの有力な主力選手の集まりであり、他の選手も自分から音頭を取って盛り上げても良い訳ですからね。 イチロー選手はまだ本調子では無い、もしかしたらイチロー選手の本領発揮はアメリカに移動してからになるかも知れませんから、その前に大リーグでリーグ優勝を経験したばかりの岩村選手(タンパベイ)が積極的に発言し、決起集会を主催して盛り上げるのはいい事だと思います。 本当、日本の選手と大リーグの選手がこのWBCをきっかけにしてどんどん交流してくれればいいなと思っています。 それがこのWBC開催の大きな意義の一つではないかとも思っていますし...

          

昔から監督無視! イチロー「●●なんてつまらない」(夕刊フジ) - goo ニュース

 イチロー選手はブルーウェーブ時代のデビューの時も当時の土井正三監督に独特の振り子打法を止める様に指導されて聞かなかった為に一軍で使ってもらえなかったと言う有名なエピソードがありますからね... でも確かに”史上最高の安打製造機”であるイチロー選手によっては粘ってフォアボールを選ぶと言う発想は無いのかも知れません。 でも最近の大リーグは出塁率を重視する傾向があるので、ヒットを打っても全体の出塁率が低いと評価が落ちるところがあるのかも知れません。 だったらシアトルもイチロー選手を出塁率が特に大事な一番打者では無く、走者を還す役目の三番以降の打順にすればいいのに...と考えましたが、それより何より勝つ事が大事、シアトルがポストシーズンに進出出来ていないからこんな不協和音が発生する、まさに”プロは勝って和す”の名言通りですね...

                      

WBC米代表、ヤンキースに競り勝つ…大リーグと強化試合(読売新聞) - goo ニュース

 大リーグのキャンプを優先(要するに大リーグ球団との妥協)したのかアメリカ代表チームの召集は他国より大きく遅れて3月に入ってからなんですよね。 そして代表チーム集合の翌日にいきなり練習試合とは... 無茶をすると思いましたが選手達は大リーグのキャンプでオープン戦に入れる状態には仕上げていたみたいで今回のニューヨーク・ヤンキースとの練習試合に競り勝ったそうで。 さすがに力量はありますね、前にも書いた通りリーダーシップのあるジーター選手(ヤンキース)に引っ張られて若い選手が成長すれば第1回大会の日本みたいに優勝まで突き進む可能性も秘めていますね... 決勝トーナメントまで当たらないとは言え、決して侮れない強敵となるでしょう。 日本の連覇の為には倒さなければならない相手ですけど...

   

 今年に関してはWBCの話題に埋もれてしまいますがサッカーのJリーグもいよいよ開幕なんですよね。 我らがサンフレッチェはアウェーの横浜FMとの開幕戦となります。 J1に戻って来た大事なシーズンを乗り切る為にもまずは勝って幸先良く開幕したいものです。 一方J2では隣県のファジアーノ岡山の記念すべきJリーグでの最初のシーズンが始まります。 対戦相手はヴァンフォーレ甲府だそうで、”信玄の地”からやって来たJ1も経験済みの強敵ですね。 でも武田信玄ほどメジャーじゃありませんが岡山にも宇喜田直家宇喜田秀家親子と言う戦国時代ファンには有名なキャラクターも居たのですし、負けてはいないのですけどね。 とにかく開幕戦にはぜひとも桃太郎スタジアムに駆けつけて自分達が切り開いて来た歴史を体感してもらいたいものです。 それにしてもJリーグ昇格最初のシーズンに開幕戦をやらせるJリーグは盛り上げが上手いですね。 プロ野球は開幕戦の開催がビジネス利権みたいになってしまっているから開幕から好カードで盛り上げたりする演出が出来なくて...

                                  

 キャンプを打ち上げて広島に戻って来たカープは今夜、ほぼ完成している新球場・マツダスタジアムで照明塔を点けて球場設備の最終チェックと慣らし練習を行ったらしい。 月曜日に球場の側まで行って見ましたけど球場周辺の道路などもキレイに整備されて来ていよいよ開幕が近付いて来たと実感出来ます。 マツダスタジアムでは球場のすぐ側を車道が走っているので開門前の行列は安全上の問題で禁止になるのだとか。 その対策として開門を大幅に早めて広島市民球場時代は見られなかったカープの練習も見られる様になるらしい。 それは楽しみなのですが、席取りの為の行列が禁止されると言う事はマツダスタジアムの座席は来期以降も内野二階席以外は全部指定席のままになりそうですね、その点は残念ですが...

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贈る言葉

2009-03-03 22:22:22 | Weblog
 今日のgooトラックバックご意見板は、「“卒業” の新定番曲といえば??」だそうです。 ランキングを見ると私の知らない曲や聴いた事はある曲ばかりで”ジェネレーションギャップ”が... 正直、これらの曲が卒業式で流れているのって想像出来ないと言うか。 ランキングに入っている中では森山直太朗さんの『さくら』ですね。 でも私はやっぱりイメージが出来ないですね。 私の学生時代に母が「最近の卒業式は『仰げば尊とし』を歌わないの? 信じられない! 今の子は先生を”恩師”などとは思っていないのかねぇ...」と言っていたのを思い出しますが、時が流れ、私もそれに似た様な感覚を持っているんですね... 卒業式の歌と言えば『蛍の光』も定番ですが、私はやっぱり『贈る言葉』でしょうか。 ドラマ『3年B組金八先生』の影響なのでしょうけど...

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古傷再発…高橋建いきなり故障で開幕絶望(スポーツニッポン) - goo ニュース

 高橋投手はトロントマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプでの競争の中に居ただけに厳しい立場になりましたね... 時期的に考えても開幕時にメジャー契約に切り替わって大リーグに昇格している可能性は少なくなってしまいました。 でもかつて同じ様にマイナー契約でキャンプに参加し、オープン戦で審判と交錯して怪我をする不幸に見舞われた桑田投手もシーズンの途中で大リーグに昇格していますし、諦めずにやっていればチャンスは来ると信じています。 年齢的に大リーグで成功するとまでは考えず、とにかく一試合でも多く出られる、一日でも長く大リーグに居られる事を目標として頑張って欲しいですし、出来れば現役の終わりにはもう一度日本球界に復帰してアメリカでの経験を日本にフィードバックしてもらえればと思っています...

                 

世界のホームラン王の言葉に…大田“タイシ”を抱け!(夕刊フジ) - goo ニュース

 さすがに選手、そして監督の両方で”世界一”になった偉大な人は言う事が違いますね。 新聞には王さんが”女遊びのススメ”みたいな事を言われたと書かれていましたが、私は”恋せよ男”と言われたのだと解釈しています。 男も恋をしているからこそ髪型や服装などもビシッとしよう、格好良くなろうと思う事によって本当に格好良くなろうと思うのだと考えますし、相手に対して恥ずかしく無く堂々と会う事が出来る様に”本業”の野球の方でも早く一人前になろうと思うかも知れませんからね。 私は数年前から”壊れた男”による異常な事件が続出している事に心を痛め、日本の”男”の復活を目指す様になりました。 男尊女卑は否定するべきですけど”男”の何たるかまで否定してはしょうがないですから。 私としてはプロ野球でもJリーグでも”男”の集まりであり、その中に”男の中の男”が居る様になるのが理想だと思っていますし、価値観の揺らいでいる次代にそう言うのも必要なのではと思っています。 それはともかくもうすぐWBCも始まります。 大田選手もそうだしカープの岩本選手もそう、今の時代は最初からそう言う道が若い選手達の前に作られているのですし、まだプロに入ったばかりで今大会には縁がありませんでしたが、次の2013年大会には日本代表チームの一員になっている自分の姿を思い描いて必死に練習して欲しいですし子供の憧れになる様、”男”も磨いて欲しいものですね...

                                  

成海璃子、コメディ初主演「罪とか罰とか」は「悪夢のような映画」 - goo 映画成海璃子、コメディ初主演「罪とか罰とか」は「悪夢のような映画」 - goo 映画

 この映画、見たいのですけど広島でも上映されるのだろうか? やるとしたらどこの劇場に掛かるのか、メンズデーをやっている劇場でないとなかなか見に行けませんからね... 成海璃子さんは私にとって三大ご贔屓女優の一人ですけどコメディ映画は初めてだそうで、これを機会に技術と言うか芸の幅を広げて”引き出し”を増やしてもらいたいですね。 売れないグラビアアイドルが一日警察署長を務めた時に事件に巻き込まれるお話だそうですが、グラビアアイドル役と言うことは”ムフフ”な場面やいわゆる”サービスカット”もあるのだろうか...? それはともかく実際には名前が売れていない人では宣伝にならないので依頼しないと思いますけど一日警察署長とか消防所長とかはスポーツ新聞の芸能欄によくそんな話題が載っていますけどね。 メンズデーのある劇場に掛かったら私も映画館に見に行って来ます...

                                 

 3月になり、WBC開幕目前だと言うのに東京は雪ですか... もっとも試合会場の東京ドームは空調が効いているから外の寒さで選手が怪我をするとかはありませんけど。 テレビも新聞も大会の扱いが大きくなって私も気分が盛り上がって来ました。 いよいよ運命のWBCまであと2日となりました...

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 ...以上です。 言い忘れましたが卒業式ソングなら『想い出がいっぱい』もいいですね。
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時代の英雄

2009-03-02 22:22:22 | Weblog
 週末にレンタル屋で借りた映画のDVD、二本目は『力道山』です。 レンタル屋の旧作の棚で何か面白そうなものはと探していて見付けました。 見てみると画面にいきなりハングル文字が。 日本のだと思ったら実は韓国の映画だったのか。 そう言えば昔、スポーツ新聞か何かで取り上げられていた事があったっけ... 物語はいきなり1963年(私が生まれる6年前で、東京オリンピックの前年です)、主人公の力道山が都内のクラブで飲んでいて刺されるところから衝撃的に始まり、次に時代が一気に遡って戦前、力道山が大相撲の力士だった頃になります。 力道山は当時日本の植民地になっていた朝鮮から力士になろうと日本に来たが、その朝鮮出身だからと先輩力士達に虐められていた。 しかしいつか横綱になる夢を持って耐えていた...

 戦後、力道山は関脇に昇進して好成績を収め、いよいよ大関かと思っていたが何故か推挙されなかった。 どうやら力道山の出自が影響したのだと思われる。 後にハワイ出身の小錦が差別発言など色々とあった末に大関になったのはずっと先の話で、外国人が番付の上位に来る事に対する相撲協会の抵抗は激しかったのだろう。 力道山は相撲協会に押し掛けて大暴れした末に髷を切って廃業し、これからどうしようと言うところで当時の日本には無かった格闘技興行のプロレスリングを日本に導入する事を考え、戦う相手としてアメリカからプロのレスラーを招き、敗戦に打ちひしがれる国民に戦勝国・アメリカの屈強なレスラーを打ち負かす”ストーリー”を見せるやり方で熱狂的な支持を集めて大成功する...

 その後、タッグを組んでいた元柔道家が「今までやっていた試合はやらせ、自分の方が強いのにわざと負けさせて”引き立て役”に仕立てられた。」と暴露して戦いを挑んで来るとか、相撲界から今度は横綱出身の力士が参入して来て、今度は力道山が”引き立て役”をやらされる事になり...など色々あってそして物語はラストへと繋がって行くのですが、差別の事とか色々と考えさせられる映画でしたね。 それと屈強なアメリカ人レスラーを空手チョップで打ち倒す力道山の姿に熱狂する街頭テレビの前の人々を見ていると何故か現在のWBCの熱狂ともオーバーラップして見えたりします。 身体能力が高いアメリカや中南米の国々が当然勝つと思われていたのを大逆転して日本が優勝したのですから...

                       

侍ジャパンに学べ!協会関係者がWBC視察(スポーツニッポン) - goo ニュース

 今回の宮崎合宿から強化試合、そして東京での本番...と続くWBCでのバカ騒ぎを見て私も人気絶頂の頃のサッカー日本代表の事を思い出しました。 かつてはサッカーの日本代表がメディアの話題の中心になり、ハッキリ言ってサッカーにそれまで関心の無かったはずの人までサッカーの話をしていた程でした。 その流れが変わったのは言うまでも無くワールドカップドイツ大会での惨敗です。 以前スポーツ雑誌がイチロー選手と中田選手、いや”中田英寿氏”(自称”旅人”・ドイツW杯直後に引退)を並べて対比する企画をやっていましたが、”本場”ヨーロッパのリーグで活躍し、日本代表に加わった時はリーダーシップを発揮してチームを引っ張ってくれた中田選手の”あの姿”を見せられたショックはまだ日本中に残っているのでしょう。 その後のサッカー日本代表の人気が落ちている(少なくともサッカーファン以外の注目は無くなった)のもそれが原因なのかと思います...

 日本サッカー協会の関係者がWBCを見学して代表人気復活の為のヒントを探そうとされているみたいですが、そんなのわざわざ調べるまでも無く”勝つ事”しか無いと思います。 その為にも前回のオーストラリア戦は勝ちたかった。 ホームだとか勝ち点だとかグループ首位だとか、そう言う事よりも体格的に明らかに日本より上回っているオーストラリア代表に日本がスピードやテクニックを駆使して勝つ姿を日本中に見せて欲しかった。 力道山の時代から今まで日本人はそう言う事に感動して熱狂するのではないかと思います。 私は中沢選手(横浜FM)、闘痢王選手(浦和)コンビに巻選手(千葉)を加えた”トリプルタワー”を攻守に奮闘させてオーストラリアの高さに対抗し、一方でその”トリプルタワー”に彼らの目を引き付けておいて他の優秀な選手達で点を取り、守る戦術を考えていましたけど実際にオーストラリアの攻撃を封じて”完封”した岡田監督の戦術の方が正しかった。 それだけに勝ちたかった。 今更勝敗は変わらないので、困難ではありますがアウェーのオーストラリア戦で今度こそ勝って日本人に自信を取り戻し、野球とサッカーの日本代表の”相乗効果”で日本中が盛り上がって景気回復...と言う希望を思い描いております...



俊輔ハットで高まる“残留コール”(スポーツニッポン) - goo ニュース

 中村選手(スコットランド一部・セルティック)がリーグ戦で久しぶりのハットトリックを決めたそうですね。 戦力外では無い、まだまだ”本場”ヨーロッパでやれる中村選手のJリーグ復帰の動きに疑問を投げ掛ける論調があるそうですね。 いくら契約期間満了で移籍金が発生しないと言っても復帰先に予定されている横浜FMの親会社・日産自動車が自動車販売の不振で中村選手の年棒を払えるのかと言う見方もあるみたいです。 私も最近は中村選手は残留した方が良いのではと思う様になりました。 ヨーロッパでの経験をJリーグに還元したいと言う中村選手の志は立派なのですが、今のところヨーロッパから戻って以前よりも活躍しているJリーガーを見た事が無いのが気になります。 先日も浦和の高原選手が車の運転中に人身事故を起こしたと騒いでいましたが、高原選手もドイツでプレーしていた時代、久しぶりに代表に復帰した時に見せたパスを受けて瞬時に反転してシュートを打つ、”凄み”すら感じたあのキレをJリーグで見せていたでしょうか...? あれはドイツの屈強なDFを振り切ってシュートを決める為に磨いた技だと思います。 言いにくい事ですけど日本ではあんな技術は必要無いのでせっかくの技術も忘れてしまったのでは... 世界と戦う為にはヨーロッパでやれる選手はヨーロッパでプレーした方が日本代表の為にも良いのではないかと最近は思っています...



高木美保今春にも結婚、同じ46歳会社社長(日刊スポーツ) - goo ニュース

 高木美保さん、ご結婚されるのですね。 おめでとうございます。 46歳になられていたとは知りませんでした。 30代までに結婚できれば理想ですけどこればかりは縁ですし、私だって今年で40歳ですけど未婚ですからね... それはいいとして私は昔の名作朝ドラマ『華の嵐』で高木美保さんに注目したのですけど、その後テレビドラマや映画ではあまり登場していなかったですね。 『夏の嵐』も見ましたけどあれは『華の嵐』の設定をちょっと変えただけの作品で新鮮さが無くて今一つでしたし... 今は『とくダネ!』で水曜日のコメンテーターを長い事されていましたけどね。



 今日は広島の街に出たので完成間近のマツダスタジアムに行って来た。 ちょっと前まで球場周辺は土むき出しの状況だったが、今日来て見ると石畳が敷かれた部分が増えて木も植えられており、周辺整備も進んでいると感じた。 それと大きな変化としてはクレーンの姿が見えなくなっており、既に建物そのものの工事は終了して残りは内装だけになっている言う事だろう。 もう開幕まで一ヶ月に迫って来ているのだし... その後、私は球場近くのビックカメラへ。 パソコンのパーツを買いに来たのだが、そのついでにいつもの様にテレビ売り場もチェックしに行った。 私のお目当ての32型くらいの中型テレビの値段を見ていてふと気が付いたのだが、「いよいよWBCが開幕します。 大画面で日本代表の活躍を応援しよう!」みたいな事は売り場のどこにも書かれていない。 単に無関心なのかと思ったら、実は権利関係で広告にWBCを使う事は許されないと言う事なのでしょう。 全く未知の大会だった前回から支援してくれた”スポンサー様”には感謝していますが、これだけ日本中の注目を集める大会になった今となっては一部の企業から大金をもらって”独占”させるより、多くの企業から”広く浅く”広告費を集めて日本中のあちこちにWBCの名前が飛び交っている様にした方が良いと私は思っていますけど。 WBCが本当に野球の普及を目的とした大会だと言うのなら...

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