鎌田実の野球教室

元トラ戦士が分かりやすく指導!

一塁手の守り3

2009-11-06 08:59:28 | 少年野球
牽制時のタッチプレー

 走者一塁、牽制時のタッチプレーにもコツがある。走者一塁のときの右利きの一塁手の構え方は図1のように足を位置する。図2のように塁をまたぐと走者の方向にボールが逸れたときに捕球しにくいからだ。

図1


図2


 スタンスをやや広めにとり両膝を曲げ、低い姿勢で構える。グラブを持つ左ひじも縮めて構える。図1はベースの前に足を置くから走者との位置がやや離れる。その分、投手からの牽制を捕球するときはできるだけひじを縮めてボールを引きつけ、走者の近い所で捕球することが大事だ。

 腕を伸ばして捕球すると走者と離れることとなり、走者へのタッチが遅くなる。捕球はボールが弾かないようにネットのスソ部分で深く捕り、ミットを内側にひねりながら片手でタッチをする。ミットの振りと同時に左足ひざも内側(ベース方向)に曲げながらタッチをする。グラブのひねりと左足ひざの内側への動きを同時に素早くさせることで鋭いタッチができる。


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