子供にノックをやらせることでバッティングにおいて様々な効果を引き出せる。KBクラブで指導したときの例をいくつか挙げてみる。
バッティングでたたきつけてゴロばかり打つ子供がいた。背筋を使えるようにノックで外野フライを打つ練習をさせた。最初は背筋が使えないから外野フライを打つことはできなかったが、5日間くらいすると外野フライのノックが打てるようになった。このフライ練習を2カ月くらいやらせ、バッティングでも背筋が使えるようになり長打が出るようになった。
逆にバッティングでアッパースイング矯正にもノックをやらせた。アッパースイングの子供は、ノックをやらせると空振りが多かった。ボールを高く上げて高い位置でたたくコツを教えてからそのコツをのみこみ、ノックにおいてたたけるようになってきた。ただ、バッティングにおいては、アッパーの度合いが緩和されたくらいで、アッパースイング矯正とまではいかなかった。ただ、多少なりとも緩和されたことで、ノックの効用があったと思っている。
他にもノックをすることで、バッティング矯正につながることがある。
手首を早く返す打者は、ノックにおいてバットを短く持ち、太めのバットでボールをミートした瞬間に止める意識を持たせる。ボールにバットをぶつけるだけのパンチショットでフォロースイングをさせない。このノックはゴロ、ライナーに限り、外野フライは打たせない。
また、左ヒジを早く折りたたんだり、フォローが小さい子供には、左手のリードを覚えさせる。フォローを大きくさせる意識を持たせ、ボールを当てた直後に右手を離し、左手で引っ張らせる。
ノックバットの持ち方だが、通常は右打者の場合、左手でバットを持ち、右手でボールを上げるのだが、その逆のやり方でうまいノックをする指導者もいる。ノックを打つだけならどちらのやり方でもいいのだが、バッティングの矯正を目的にするなら左手でバットを持ち、右手でボールを上げる指導をするべきである。左打者の場合は右手でバットを持ち、左手でボールを上げさせる。
もうひとつ、ノックで間を覚えることもできる。あまりボールを高く上げ過ぎて間が長ければ、空振りとなることが多い。適度な間合いが必要であり、これがバッティングにも生きてくると考える。ノックをすることは多くの利点があると思っている。
バッティングでたたきつけてゴロばかり打つ子供がいた。背筋を使えるようにノックで外野フライを打つ練習をさせた。最初は背筋が使えないから外野フライを打つことはできなかったが、5日間くらいすると外野フライのノックが打てるようになった。このフライ練習を2カ月くらいやらせ、バッティングでも背筋が使えるようになり長打が出るようになった。
逆にバッティングでアッパースイング矯正にもノックをやらせた。アッパースイングの子供は、ノックをやらせると空振りが多かった。ボールを高く上げて高い位置でたたくコツを教えてからそのコツをのみこみ、ノックにおいてたたけるようになってきた。ただ、バッティングにおいては、アッパーの度合いが緩和されたくらいで、アッパースイング矯正とまではいかなかった。ただ、多少なりとも緩和されたことで、ノックの効用があったと思っている。
他にもノックをすることで、バッティング矯正につながることがある。
手首を早く返す打者は、ノックにおいてバットを短く持ち、太めのバットでボールをミートした瞬間に止める意識を持たせる。ボールにバットをぶつけるだけのパンチショットでフォロースイングをさせない。このノックはゴロ、ライナーに限り、外野フライは打たせない。
また、左ヒジを早く折りたたんだり、フォローが小さい子供には、左手のリードを覚えさせる。フォローを大きくさせる意識を持たせ、ボールを当てた直後に右手を離し、左手で引っ張らせる。
ノックバットの持ち方だが、通常は右打者の場合、左手でバットを持ち、右手でボールを上げるのだが、その逆のやり方でうまいノックをする指導者もいる。ノックを打つだけならどちらのやり方でもいいのだが、バッティングの矯正を目的にするなら左手でバットを持ち、右手でボールを上げる指導をするべきである。左打者の場合は右手でバットを持ち、左手でボールを上げさせる。
もうひとつ、ノックで間を覚えることもできる。あまりボールを高く上げ過ぎて間が長ければ、空振りとなることが多い。適度な間合いが必要であり、これがバッティングにも生きてくると考える。ノックをすることは多くの利点があると思っている。