鎌田実の野球教室

元トラ戦士が分かりやすく指導!

ティーバッティングのやり方(1)

2010-01-26 09:34:44 | 少年野球
 ティーバッティングは子供同士でやらせると遊んでしまうことが多く、コーチや大人と行うのがいいのだが、子供の人数が多いとコーチだけではおっつかない。

 KBAでは子供同士でやらせるようにしつけているが、目を離すと遊んでしまうことが多い。遊んでしまう原因は、単純作業なだけで集中力不足と根気のなさである。特にトスを上げる(投げる)側がうまくなげられないからだ。そこでトスを上げる方をキッチリ教えて見張りをつけてチェックしていくようにしている。ティー打撃は打つ方よりも投げる側が一定した球を投げられることが大事である。

 KBAでは下記の図のように教えてやらせている。



 右打者が自然体に構えた左足つま先から投手方向に約1メートルくらいのラインを引く。もう1つのラインは同じ左足ツマ先から一塁方向に1メートルくらいのラインを引く。2つのライン(90度)の真ん中(45度)に長さ約4メートル(子供が通常に歩いて6歩)のラインを引き、そこから投げさせる。その距離が短過ぎると打者がそっくり返る原因になるし、長過ぎると危険だし、子供ではうまく投げられない。

 打つ側にも投げる側にもよい距離は、打者が構えた左足つま先から約4メートルだろう。
慣れてくれば上記のような形式的、決め事的なものは何も必要ないが、慣れるまではトスの上げ方をキッチリ教えてその通り行わせることだ。

 トスの上げ方(投げ方)は、前足に体重を乗せてボールを持った手を打者の方に伸ばし、一端ボールを見せてそこから後ろに引き、振り子のようにトスをする。高さは打者のベルトの高さから胸マークくらいの高さの範囲がよいだろう。


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