注射から逃れる

　やっと注射から逃れる日が来ました。　思い起こせば８月２４日、３日間の強ミノを言い渡され、２８日月曜日の採血で、毎日の強ミノを言い渡され８日間。１１日間の静脈注射に耐えた私のひじの内側はぷつぷつ（注射痕）と共に、緑の皮下出血がいたいたしくも、懐かしい夏の思い出として残っています。

 

　本日のＧＰＴが７２→６２（くらい）ＧＯＴが１５２→１２０（くらい）、順調に下がっています。強ミノとグリチロン錠とハーブティのおかげだと思います。白血球ばっかり気にしていて、まさか肝臓がやられるとは思わなかった私…。意外な落とし穴があるものですね。

 

　本日、中待合い室に行ったら、良く見るＡさんが座っていました。今日は先生が手術だと聞いていたのですが、Ａさんはそんなことは聞いていなかったらしく、何と１時間半も待っていたそうです。

　「あたし帰るわ」

　と言うので「ここまで待って帰っては、もったいないですよ。」と言ったにもかかわらず、出て行ってしまいました。

　もう一人、Ａさんと話していた患者さんによると「Ａさんは、調子悪くて、朝ご飯も食べてないのよね。」と言っていました。副作用＋待ち時間、辛そうです。

 

　そんなこんなで、通常「ぴんぽん」という音と共に、番号が記され、診察室に入ることとなるのですが、主治医遠慮がちにそろーっとドアを開けて、「ねこたさーん」と控えめに呼ぶ。

　「どうしたんですか？」というと、「いえ、待っていたかと思って…」と言うので、「私は待ってませんよ、一人怒って帰ったけど」というと「帰ってなかったみたい」と言っていました。怒って受け付けか何かに苦情を言いに行ったみたいです。

 

　手術は仕方ないけど、副作用で待つ患者さんの気持ちも分かるなあ、と思いました。どうもＡさんは他の先生の手違いで、待つ時間に入れられてしまったようです。

 

　さて、最後の注射（であることを願いたい）を済ませ、そばを食べたり、お茶を飲んだりしつつ、帰ってきました。お茶はちょっと失敗。豆乳専門店に入ったんだけど、「豆乳生クリームケーキ」というナゾのものを注文したら、ごくフツウのケーキらしきものが出てきた…。食養生になんないじゃん、生クリームを豆乳で作った画期的なものが出てくるかと思ったのに…。多分ケーキの生地を作るとき、牛乳ではなく豆乳を混ぜていると思われる。（←よくやる。）で、帰ってくると寝ちゃうんだな、これが。

 

　そして夕食を済ませてテニスをしてきました。段々感覚が戻ってきて、サーブで失敗しなくなったのが嬉しいです。なんかフツウに「どうやればいいサーブが打てるかな。」なんて考えている自分が冷静に考えると信じられないです。

 

　明日、明後日と病院に行かなくていいと思うと、自由を思い切り楽しみたくなります。ちょっと毎日更新をさぼっていたのですが、出来るようになるかな。

 

　ちなみに、「強力ミノファーゲンシー」で「眠い」と訴えた患者は、主治医によると過去いないそうな。もし、明日から眠くならなければ、副作用ですね。と言われました。

　それにしても大幅な遅れよ…。同時期に始めた人なんて、みんな終わっちゃう頃に４クール目投入。あああ。